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2003/10/6(月) - 2003/10/10(金)
5日め

テーマディスカウントストアやコンビニで深夜に薬を買いたい

今日のポイント

本日は規制改革会議議長代理 鈴木良男さんのコメントも掲載!

投票結果 現在の投票結果 y69 n31 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
安田隆夫
安田隆夫 ドン・キホーテ代表

弊社はかねてより、医薬品の取り扱い方法について、現行法に基づきできる限りお客さまのニーズにお応えすべく取り組んで参りました。しかしながら、薬剤師の人員が不足している現状において、薬剤師不在時……

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ゲストコメンテイター
鈴木良男
鈴木良男 内閣府 総合規制改革会議議長代理

医薬品を薬剤師のいない一般販売店で売ってよいのか。この問題を巡っての熱心な討論、興味深く読ませていただきました。最初に言いましたように、わたしどもは「すべての医薬品」についてなどとは提言しておりません……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

遠出の時には心強いnew(donkun・埼玉・21歳)

いざという時にはやはり助かると思う。普段家にいる時は常備薬など準備してあるかもしれないけど、旅先やドライブなど遠出の時には心強い。病院にすぐにいけるわけでもないし、応急的に使用できるという点ではいいのではないでしょうか?

少量で買うことができると無駄がないのではnew(rumik・愛知・既婚・33歳)

常備薬はありますが、それらでは対応しきれない症状の場合は、24時間営業しているコンビニなどで薬を買うことができると便利ですね。ただし、緊急性を考えると通常のパッケージではなく少量で買うことができると無駄がないのではと思います。

大衆薬の販売に薬剤師の専門的なアドバイスは必要?new(mmariko)

もし、急に体調が悪くなって薬が必要になった時に、コンビニで買うことができたらすごく便利になると思います。

テレビなどの報道を見ていたら、政府は薬剤師がいないと薬の販売は認めないと言っていますが、いわゆる大衆薬の販売に薬剤師の専門的なアドバイスが必要なんでしょうか? ディスカウントの薬局で、どう見てもアルバイトの人が扱ってるなと思われることも多いです。だったら、ディスカウントストアやコンビニの店頭に並べても同じだと思います。

救急病院での対応に滅入ってしまったnew(tanakana・東京・既婚・32歳)

旦那が夜中にひどい熱を出し、救急病院に行ったことがあります。苦しむ子どもの泣き声が響き渡るロビーで1時間以上待たされ、その高音でこちらも滅入ってしまいました。

インフルエンザだったのですが注射もしてくれず、結局薬だけを出されて帰されました。こんなことなら家で解熱剤を飲んで寝ていたほうがどんなに身体によかったか。夜に薬が手に入るなら、そういう選択肢もできたのにと思います。

より生活者重視の社会を切望するnew(ジュンママ)

働いていて夜遅くなってしまうと、当然病院も閉まっています。こんな時、テレビ電話で対応していただけて薬が買えると、安心かつとってもうれしいですよね。これから寒くなって、風邪なんてひいてしまうと、ついつい病院に行きそびれて気が付くと高熱なんてことも……。より生活者重視の社会を切望します。

規制緩和のアイデアには賛成だが、議論の余地もあるnew(A6M2・愛知・既婚・47歳)

風邪薬や傷薬程度ならコンビニで販売してもいいと思います。問題は、現在の薬事法の規制が妥当かということと、規制緩和した場合の消費者の安全確保策だと思います。

ハイビジョンならともかく、現行のテレビ電話で顔色が正しく判断できるとは思えませんし、リモートコントロールで、薬剤師が妥当と判断した薬品を正確に消費者に手渡せるとも思えません。

規制緩和のアイデアには賛成しますが、実現のための手段・道筋を考えずに、富山の置き薬と同じだという例え話で、今すぐ規制緩和せよというのは疑問です。置き薬は、薬を置いていく段階では対面販売になっていると思いますし、効き目の強い、副作用の心配がある薬も少ないと思います。

専門家を交えた具体的な議論を行った上で、立法的な解決を図るのか、現行法の枠内で対応するのかを検討すべきだと思います。

常備薬を買う暇もない人には必要なサービスnew(れじ子・東京・パートナー有り・31歳)

コンビニで、鎮痛薬などの薬を買えるようにしてほしいです。現在は大学院生なので時間に余裕がありますが、以前、仕事で外国株式を扱っていた時、朝6時半から深夜まで働き詰めの生活を送っていました。

自宅や会社に常備薬があればいいのですが、週末にしか買い物に行けないので、切れていることも多かったのです。早朝具合が悪くなったり、夜9時過ぎに頭が痛くなったりした時には、泣きながら仕事をしていました。超多忙な人にとっては必要なサービスだと思います。

他国ではどうなのか?new(あやめちゃん・東京・独身・39歳)

他国ではどうなのか知りたいです。薬剤師さんがいれば安心ですね。

購入したいが、使用期限や保存状態の面で心配(エリザベス・愛知・既婚)

普段よく服用する薬は薬剤師に相談することなく、直接薬品名を告げて購入する場合がほとんどなので、緊急時にはコンビニやディスカウントストアでぜひとも購入したいと思います。ただ、商品の回転が悪いと、使用期限間近であるとか保存状態がよくないなど、心配なこともあります。

しかし、まれに症状を告げて薬を購入すると、あまり耳にしたことがない薬を紹介されることが多く、「この製薬会社からマージンでももらってるのかな?」などと疑ってしまうこともあり、従来のドラッグストアの薬剤師の在り方にも疑問があります。

外出時の夜に手持ちの薬がなくて困った(saji・東京・独身・32歳)

外出中(夜)に頭が痛くなり、手持ちの薬もなく、すごく困った時がありました。具合の悪さは昼夜かまわずやってくるものなので、コンビニで解熱剤、鎮痛剤などが入手できるようになると本当に便利だと思います。

薬剤師さんには一応の病状はお話ししますが、過去に同じような症状が出たことのないような時だけです(そんな時は早めに医者に行きますが)。胃が痛い、頭が痛い、熱が出たなどの一般的な症状の時は、自分の飲みつけている薬があり、だいたいは指名買いをしますので、薬剤師さんは必要ありません。

国民不在の政府の対応に怒りを覚える(Hibiscus・東京・パートナー有り・32歳)

このニュースを見た時、政府の動きの鈍さに腹が立ちましたね。坂口厚生大臣は「今はそういう法律になっていない」と言っていましたが、単純に「じゃあ変えればいいじゃん」という感想でした。

ドン・キホーテのテレビ電話での対応は、夜中薬を販売するリスクを十分考えられたものであるし、何より「消費者」が必要としているサービスでは? 処方せんのいる薬、そうでない一般薬をきっちりと分け、個人の責任に任せればいいのでは?

いつもいつも、政府は話をややこしくするばかりで、本当に国民不在だな、と感じます。アメリカでは、これは当然のサービスとして運用されているし、それを調査すれば導入可能だということもすぐにわかると思います。

真に選ばれる医療の提供そのものに焦点を当てるべき(crazydog・札幌・既婚・46歳)

医療関係者です。病気に時間は関係ありませんが、休日・夜間診療を行っている病院もまだまだ少ないのが現状です。実際利用される人の価値観が多様化し、医療費も上がっている中で、真に選ばれる医療の提供そのものに焦点を当てるべきで、選択肢が幅広くあるほうが切磋琢磨されて淘汰されやすいのではないでしょうか?

期待する一方、判断ミスなども心配(マース)

わたしの仕事は、時期によっては夜中まで残業が必要な場合もあります。そんな時ちょっと風邪っぽいので薬局へ行きたいと思っても、お店は閉まっていますので、24時間体制で販売していただければ安心感はあります。

ただ、テレビ電話での相談に判断ミスはないかなど、心配な点はあります。ただの風邪だと思っていたらウィルス性の重い病気だった場合を考えると、テレビ電話で判断を任していいのかとも思います。今のところちょっと矛盾した気持ちです。

法律よりも国民の命を守って(ごまたま)

薬にもよりますけど、医者の処方せんが必要な特殊なものを除いて、風邪薬や整腸薬などは夜中でも近所の店で買えたらありがたいと思ったことがあります。

腹痛で夜中に救急車を呼ぶほどじゃないけど、痛みをしずめて眠りたいから整腸薬がほしい。でもうちに在庫がない!という場合とか。急な発熱で氷枕が欲しいとか。この程度のことなら、薬剤師がいてもいなくてもあんまり関係ないんじゃないでしょうか?

厚生労働省など、役所の対応って「まず法律ありき」でそれを守ることばっかりに意識がいき過ぎていませんか? 本来法律って国民の権利、財産、人命を守るためのもの。夜中に薬剤師がいないから薬が買えなくて不便を感じる国民がいるなら、法律のほうを変えて対応するべきではないでしょうか?

最終的には、自己管理(かずのこ・東京・未婚・31歳)

最終的には、自己管理だと思います。わたしは、昼間でも一般の家庭にある常備薬なら、薬剤師に詳しく相談しなくても、気軽に購入します。体調、薬の効能、副作用などが少しでも心配であれば、あとは自分で判断します。日ごろから、自分の体調、生活の管理ができているかどうかも問われてくると思いますが。

コンビニでの常備薬販売は時代の流れに沿ったもの(さーぼー)

ひどい頭痛持ちで深夜眠れなくなることもあるので、薬を切らしてしまってもコンビニで薬が買えればいいなと以前から思っていました。酒販免許と同じように、販売資格を持ったお店で販売されていれば買うほうも安心できます。

医療費負担が増え、高齢者も多くなった今、コンビニでの常備薬販売は時代の流れに沿ったものだと思います。消費者自身も賢くなって商品選択意識を高めるためにも、ぜひ実現させてほしいものです。

近い将来、薬の配達が実現する?(naomisan・東京・独身・43歳)

今年の年末年始に母が風邪をひき、病院も薬局もどこも開いていなく大変困りました。母はぜんそくもあり、あまり咳き込むと発作を誘発してしまいますので、救急車を呼ぼうかなんて話までしていたのですが、大正女は強いですね、何とか切り抜けました。ですから、年中無休で24時間体制の薬局があれば便利だと思います。

しかし、今はわたしが買いに行くことができますが、将来一人暮らしのわたしが具合が悪くなったときには、いくら開いている薬局があろうと、そこまで行くことがおぼつかなく、行くことができるくらいなら次の日でも十分間に合うのではないかとも思います。

すでに遠隔治療などがありますから、近い将来パソコンで診断し、ピザの宅配業者に委託するなどして薬も配達するようになるんでしょうね。

質のある薬剤師さんを確保してほしい(yokkom)

薬剤師の質が今後も保証されるなら、便利なことだと思います。医薬分業の流れで、病院にかかっても薬局のお世話になることが多い昨今、薬剤師募集の求人は需要が多いのか、よく目にします。薬剤師も免許さえあればいいものではなく、医師や看護士と同じように経験や長年の勘がある程度必要な職業なのでは?と感じています。

深夜営業の一時の便利さだけでなく、市販薬に関する疑問にもわかりやすく明確に答えられる質のある薬剤師さんを確保してほしいと感じます。あとはディスカウントストア、コンビニ、ともに現状では「清潔感」に欠けるのでは? 煩雑に積み上げられた商品の中で、清潔であるべき薬品を買う気には到底なりにくいと思います。

NO

導入の趣旨を理解できないnew(たまちん)

薬剤師に相談して薬を手に入れることのみで、安全でしょうか? 間違いなくその薬が、手渡されなければいけないし、その責任も薬剤師が担っているのではないですか? もし万が一、薬剤師の指定した薬と違う薬が、販売員によって手渡された場合、誰が責任をとるのでしょうか? 導入の趣旨を理解するのは、難しいです。

安心するためにお医者さんや薬剤師さんと直接話をしたいnew(tamafish)

ディスカウントストアなどで、買いたくないわけではないのですが。そうした緊急に薬が欲しいような状態になっている時は、多少なりとも舞い上がってしまっていると思うので、安心するためにもお医者さんや薬剤師さんと直接話をしたいです。というわけで、わたしはそういう状態になれば、救急病院に行こうと思います。常備薬なら、深夜に買わずとも買える時に、という気がします。

都会においてはそこまでサービスする必要もないnew(himetaro)

都会においては、そこまでサービスする必要はないと思う。「お客さまの利便性を追求した結果」とドン・キホーテ側は正当性を述べるかもしれないが、健康も自己管理すべきとわたしは考えているので、夜中に薬が必要となる人間が増えてしまうのは社会性の低落化だと思います。

ただ、無医村とか、医療環境が整っていない地域に住んでいるならば、テレビ電話による医薬品販売も時として必要になるかもしれないが、今回のドン・キホーテのやり方は、「お客さま主導」を隠れ蓑に「新手の商売方法を試してみた」としか思えない。

具合が悪い時はすぐ病院に行く(LucyGracy・北海道・独身・26歳)

わたしは、具合が悪い時はすぐ病院に行きます。薬局で薬を買うこともたまにありますが、効き目がいまひとつで治らないのです。やはり病院の薬は違いますよね。

わたしの周りには、経済的に苦しくて病院にかかれない人がたくさんいるので、その人たちにとっては深夜の購入は朗報かもしれません。でも、診察を受けずに身体に合わないかもしれない薬を飲み続けることのリスクは大きいと思います。また、便利な反面、万引きや悪用など、管理面の心配もあります。

常備薬で対応できているので(viviNAO7・東京・独身・37歳)

わたしは、普段から最低限必要だと思われる常備薬を気を付けてそろえているほうですので、まだ困ったことはありません。

深夜に薬が必要になって困る場合を想定すると、翌朝病院が開くまで待てないが、救急病院に駆けつけるまでではない場合ではないかと思います。その程度の症状であれば、一般的に名前の知られている大衆薬を自分の判断で選べると思いますので、店舗に薬剤師さんがいるいないは特に気にならないと思います。

だた、普段は薬のアドバイスを受けたい時もありますので、専門的な知識を持った薬剤師さんのいるお店を選びます。

緊急の場合は病院を頼ると思う(kuniwaka2001・神奈川・既婚・31歳)

深夜に買えるというのは確かに便利かもしれませんが、わたしには必要ないと思います。

二つ理由が挙げられます。一つ目は、夜間に薬が必要になるほど具合が悪くなったら、夜間診療をしている病院に行くから、二つ目は、常備薬もありますが、素人判断で薬を飲むのは怖いので、極力病院で診てもらうようにしているからです。

先日、夫が原因不明のじんましんになり、顔の左半分がパンパンに腫れて慌てました。週末だったため、とりあえず休日診療している総合病院に行ったのですが、ひどくなる一方でしたので土日でも診療している専門医を紹介してもらい、ひとまずホッとしました。やはり緊急の場合は病院を頼る気持ちが強いと思いますので、深夜でもコンビニなどで薬が買えるとしても、多分わたしはほとんど利用しないと思います。

薬は薬剤師さんの指示のもとで買うべき(rekorin)

深夜に薬が必要となって困ることもあるかもしれません。でも、やはり薬は薬剤師さんの指示のもとで買うべきで、緊急時は深夜診療の病院に行くべきと考えます。

確かに、実際に薬局で薬を買うときに薬剤師さんに相談する方は少ないかもしれない。通販でも買えるかもしれない。しかし、それは「だからよいのだ」という結論にするべきではなく、そのように専門知識がないまま薬を購入し、服用してしまう方が意識を改めるべきだと思います。

自分が何を服用しているのか、どこまでみなさんは意識して、理解していますか? 知らないままパッケージの印象だけで薬を選んでいることのほうが、怖いと思いませんか。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

医薬品購入における選択の自由は消費者にある

弊社はかねてより、医薬品の取り扱い方法について、現行法に基づきできる限りお客さまのニーズにお応えすべく取り組んで参りました。

しかしながら、薬剤師の人員が不足している現状において、薬剤師不在時に医薬品売場全体を閉鎖しなければならない実状に対し、多くのお客さまからの切実なご要望とクレームが、店舗及び本社に寄せられておりました。従業員は、日々「法令順守」と「人道的対応」の狭間でつらい決断を迫られておりました。

弊社といたしましては、このような不条理をなんとか解決したく、全社総力をあげ、この難問に取り組んで参りました。店舗全営業時間に薬剤師を配置するのが望ましいと考えておりますが、全国的に薬剤師が不足している現状において、全時間帯を網羅することは難しい状況です。

薬事法の精神は、医薬品を安全に提供することであると考えております。店舗の薬剤師不在時間帯に、補完的対応として、テレビ電話を使用して遠隔の薬剤師が対応するシステムが、この精神に反しているとはどうしても考えることができません。

医薬品の購入における選択の自由は、あくまでお客さまにございます。必要な時にいつでも薬剤師に質問・相談できるシステムが、お客さまの選択肢の一つとなることを切望しております。

安田隆夫

安田隆夫

ドン・キホーテ代表

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昨日までのみなさんの投稿を読んで

消費者の利便を妨げるべきではない

医薬品を薬剤師のいない一般販売店で売ってよいのか。この問題を巡っての熱心な討論、興味深く読ませていただきました。

最初に言いましたように、わたしどもは「すべての医薬品」についてなどとは提言しておりません。「安全上特に問題がないという結論に至った医薬品」は、消費者の利便を考えて、薬剤師がいないコンビニなどで売ってもよいのではないかと言っているだけです。

そもそも医薬品は副作用がないか、軽微なものにしか認可が出されないのですから、厚生労働省のように「どんな薬にも(重大な)副作用がある」と言わんがばかりの言い分は、おかしいわけです。そして、そういう薬は、安田さんが指摘されていましたが、特例販売業、配置販売業、カタログ販売などで薬剤師を介在させずに売られているのです。そのような現に薬剤師がいなくても売れる薬ぐらいは、一般小売店で売ってもよいのではないかというのがわれわれの主張です。

病院へ行くべきだという意見もありましたが、病気はさまざまです。病院、特に夜間救急病院に行くべき病気と、そうではなく普段の薬で解決できるものとがあるのではないでしょうか。常備薬を持つべきだという意見もありました。これは厚生労働省が総合規制改革会議の公開討論で2回もわたしに向かって言った言葉なので、あながち冗談だけではないようです。

その常備薬が手元にないときどうするのかということと、常備薬を持つということはその病気の発病の時に薬剤師とは相談をしない(できない)ことを前提としており、薬剤師常駐の主張と矛盾していませんか。そういう常備薬的なものまで「薬剤師がいないと」と言うなら、もう薬局と薬剤師保護のためかと言われても仕方がないでしょう。なお、自分は薬局でなければと思われる方は、一夜明けて薬局でお買いになればよいことで、ほかの多くの人の利便を妨げるべきではないと思います。

最後に、薬剤師がいないコンビニなどで軽微な医薬品が売られる時期になっても、良心的なコンビニなどでは、万一の相談に対応するために、電話などで薬剤師と相談ができる仕組みを導入することも十分に考えられます。と同時に、自分の体の微妙な変化は自分にしかわからないものです。病院へ行くべきか、薬剤師に相談すべきか、自分の判断で常用薬で済ませるか。それは自分で決めることだということも認識しておく必要があります。

国民の健康は、一握りの人たちだけではなく、いろいろな人たちが協力し合って守っていくのが本筋ではないでしょうか。

鈴木良男

鈴木良男

内閣府 総合規制改革会議議長代理

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