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2004/4/26(月) - 2004/4/30(金)
5日め

テーマ海外でのボランティア活動に参加したいですか?

今日のポイント

イラク人質事件の発生が、意識にどんな変化を与えたのか?

投票結果 現在の投票結果 y38 n62 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高橋陽子
高橋陽子 日本フィランソロピー協会

月の猫さんの、「地球という小さな星の上で、縁あって同じ時代に生きている人々と共生したい。殺し合うより一緒に生きていく道を探したほうが、自分が幸せになれると感じます」という言葉はみなさん、共感できる重み……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

一緒に生きていく道を探したいnew(月の猫・神奈川・37歳)

わたしがかかわっているおもな海外向けのボランティア団体は、UNICEF・フォスタープラン・日本キリスト教海外医療協力会の3カ所です。どこも援助の成果が目に見えるのが気に入っています。そして、現地に合わせた援助を行っているところも無駄な経済支援よりよほどいいと思っています。ボランティアというと草の根運動のような小規模なものから大所帯までいろいろありますが、慣れない人間が手始めに行うのであれば、活動報告などがきちんと行われる団体を通すのがよいかと感じています。そしてそこでの経験を生かして、自分なりに「こういう形でかかわりたい」という何かを見つけられればと思います。地球という小さな星の上で、縁あって同じ時代に生きている人々と共生したい。殺し合うより一緒に生きていく道を探したほうが、自分が幸せになれると感じます。

必要としている人たちに必要なものを届ける(Mayumix・アメリカ・パートナー有・22歳)

NGO、そしてNPOとして、政府ができない部分をカバーするのが海外ボランティアだと思います。国境を越えての人道支援であって、国と国との力関係を計らない分、ある意味で効果的な支援ができる、と。ただ、十分な語学力・またはバックアップがないままむやみに危険な地域に足を踏み入れていくことは、リスクがあまりにも高いのは事実です。そのリスクにどのように対処するか、またはどのようにそのリスクを減らすことができるか考えた上で活動を行うべきだと思います。金銭的なことも含め、多少のリスクは海外ボランティアにはついて回ることだと思いますが、それを熟慮した上での活動は大変重要なものになると思います。

日本国内でも、さまざまな援助を必要としている人たちがいます。なぜ国内ではなく、わざわざ国外に目を向けるのか、という議論もあるかもしれません。海外の、特に支援が必要な地域では、その国・地域自体が自力で十分なサポートを供給できるシステムが整っていないことも多々あります。その場合、外からの支援が必要なのではないかと思います。わたしは今の自分の周りの状況だけを見て「平和」を感じるより、ほかのものに目を向け、必要としている人たちに必要なものを届ける、それが届くような道を作る、そんな活動に携わりたいと思います。

日本の良さ、すごさを感じることもできる(plastic)

現在海外でボランティア活動をしています。最近はインターネットの普及で遠く離れた国のことも詳しく知ることができるようになりました。特にわたしは周囲の方々のおかげで、出発前にさまざまな情報を得ることができました。不安は特にありませんでした。でも実際に外国で生活してみて、インターネットでは得られない情報が本当にたくさんあります。毎日が新しい発見の日々です。残念なことに活動そのものは疑問を感じることが多々あり、けっして満足した活動ができているとは言えません。試行錯誤の毎日です。でも自分なりに努力することで、いつか、何か結果が出せるのではないかと信じて毎日過ごしています。

また、現地の人々と同じような暮らしをすることで気付かないうちに与えられるもの、得られるものもあると思います。まったく違った環境で自分を見つめ直すこともできると思っています。そしてあらためて日本の良さ、すごさを感じることもできます。もし機会があればまた海外での活動を行いたいです。

事件は、日本の「減点主義」を如実に反映(Kiwiana・オーストラリア・パートナー有・44歳)

現在の仕事はボランティアではありませんが、海外で働いています。これは自己選択であり、誰かに頼まれたのではありません。こんなわたしがもし誘拐されたら、「勝手に行ったところで誘拐されたのだから自己責任だ」と言われて、救助費用を要求されるのでしょうか。これに関連して、思い出すことがあります。一つは、わたしが派遣されている仕事に対して、近年応募者が減っていると聞いています。また、弟は、数年前に会社から派遣されて外国の大学でMBAを取得しましたが、最近は応募者がないそうです。これは、若者の保守化を示していると思います。

また、今回のイラク人質事件でわかるように、日本にはもともと、自分から難しいことにチャレンジした人が、何かの拍子で失敗すると、「それみたことか」とバッシングが始まる風土があります。有名なのが、会社や役所の退職の挨拶で「大過なく過ごさせていただきました」というのが、それです。どんな成果も上げなくとも、問題を起こさなければそれでいいのです。これは減点主義です。今回の事件の影響で、外国に行って難しいことにチャレンジしてみたい、という若者がさらに減っていく危険性があるのではないでしょうか。今回の事件は、日本の「減点主義」を如実に反映したものであると考えています。

肩ひじ張らず情熱を保つ(chachakocha・USA・パートナー有)

10年来、中国にある自閉症児教育のためのNGO組織にボランティアとして関わっています。現地の日本人社会、外資系企業から援助を受ける手だてとして、中国全土から集結する自閉症児とその親たちの訓連受け入れ現場を参観してもらうと、「百聞は一見……」で、活動の意義を感じてそのときは情熱的に義捐金や不用品の寄付が寄せられます。しかし、息の長い着実な援助を続けてもらうのは並大抵ではありません。「ボランティア」だからと肩ひじ張らず、どうやって次回に向けて気持ちをつなげ情熱を保つか、ツボどころかと思います。この心得を刻んで、今は米国からわたしにできることをやっています。

NO

イラクでの人質事件の影響は?new(いつき・大阪・パートナー無・27歳)

現在、何かしらのボランティア活動をしているわけではないので(以前は日本在住の外国の方と一緒に日本語を学習するボランティアに参加していましたが)、日本でボランティアが必要とされるならまず、身近なボランティアから参加したいと思います。また海外ボランティアというと、自分の現在の生活を投げ出して100%活動に従事しないといけないという部分で、今の生活から離れる勇気は持てない、という理由です。みなさんの投票をみていると「No」が多いですが、イラクでの人質事件が起こる前と後では投票結果がどのように違いがあったのか、とても気になります。

自分の国の問題解決や手助けをnew(sfummy・東京・パートナー有・29歳)

もしボランティアをする余裕ができたら、国内で行いたい。国内にもやれることはたくさんあると思うので、自分の国の問題解決や手助けをしたいと思う。

できることで周囲に恩返ししたいnew(ok・パートナー無)

ボランティア活動には参加したいです。自己責任が問われると、安易な気持ちではできないと痛感しています。すごいことでなくても、海外に行かなくて身近なところで何かしらできることで周囲に恩返ししたいです。

日本でボランティアを必要としている人がいるnew(さやたん・東京・パートナー有・29歳)

海外にいるときはその国ボランティア活動に参加していましたが、日本に帰ってきてから海外へボランティア活動に参加しようと思いません。日本にいて海外を助けられる方法はたくさんあるし、日本の中でボランティアを必要としている人はまだまだいらっしゃると思うのです。

何かの実益を残すことも大切(しまこ・京都・パートナー有・36歳)

参加したい気持ちはありますが、特に自分にスキルがないので、「さて、ボランティアといっても……」という感じです。主人はずっと前に、カンボジアで井戸を掘る一般向けのツアーに参加しましたが、継続性のある活動ではなく、やや自己満足に終わっている面がありました。わたしは、「海外の人の役に立ちたい」という気持ちと同時に「向こうに何か実益を残す」という裏付けがないと駄目だと思います。なので、わたし自身は現在はユニセフに寄付をしたり、途上国の子どもたちに服を送ったりしています。今の自分には、それが一番役に立てることかな、と思えますので。

ある程度のゆとりを持っていないと(みきじろう・神奈川・パートナー有・36歳)

ボランティアをするということは、場所が国内であっても海外であっても、心身ともにある程度の「ゆとり」を持っていないと難しいような気がします。無理は禁物で、やっていて苦痛になったら継続していくことは難しくなってきます。わたしは月一回、老人向けのお弁当作りのボランティア活動をしています。当初は月2〜3回参加していたのですが、自分の中で苦痛になり、回数を減らし今に至っています。国内においても継続することが難しいことを、海外ですることはとても考えられません。

治安の悪いところでは(Hannah・東京・パートナー有)

ボランティアには興味がありますが、治安の悪いところでボランティアをする勇気はわたしにはありません。以前夫の海外赴任で米国に住んでいたときには、働けないビザでしたので、ボランティアで近所の子どもたちに日本の書道を教えていたことがあります。

まずは寄付などできることを一歩ずつ(そらわんこ・兵庫・パートナー有・43歳)

他の人の投稿にもありましたが、自己満足で終わりそうな気がします(あくまでも自分は)。継続することが大切ですし、自分でやれる範囲をわきまえようと思っています。まずは寄付などできることを一歩ずつ。v

Think globally, Act locally(しろりむ・三重・パートナー無・35歳)

ボランティア活動には興味がありますが、海外でのボランティア活動は考えたことがありません。わたし自身いままでほとんど日本の外に出たことがなく、海外で暮らしていく自信がないので、自分には海外ボランティアは無理かなと思っています。しかし関心がないわけではありません。新聞などを通して、できるだけ海外の状況を知りたいと思っています。ただ自分にできる行動はあくまでも身近なところから、というのが今のわたしの考えです。"Think globally, Act locally"で自分にできるボランティアを探したいです。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

共生の喜び

月の猫さんの、「地球という小さな星の上で、縁あって同じ時代に生きている人々と共生したい。殺し合うより一緒に生きていく道を探したほうが、自分が幸せになれると感じます」という言葉はみなさん、共感できる重みのあることばですね。

ただ、一般論では異論がないはずなのに、個々のケースになるとまた、自分の問題と絡んでくると、一筋縄ではいかなくなることが多いですね。ボランティアのよさは、また、海外ボランティアのよさは、利害関係のない人、異国の問題に関わることで、むしろ自分自身の問題を客観的に、あるいは相対的に捉えることができるようになることです。自分のためにするものではないのですが、結果的に自分を客観的に見ることで、上記のような縁ある人と共生したいと実感し、ともに生きていることに喜びを感じることができるのかもしれません。

イラクでの人質事件など一連の影響の実態は、この時点ではわかりませんがボランティアの重要性と限界、姿勢と志、善意とそれがもたらす結果などを考えるきっかけになったことは事実です。

ボランティアは民主主義の基本でもありますが、民主主義そのものが電気のない所では機能しない、ということを考えると、日本の常識が世界の非常識になることが大いにあることも想像できます。海外ボランティアは、そうした価値観の多様性を知り、それぞれに尊厳があることを知ることにつながります。

国が違っても立場が違っても、一人ひとりの存在がかけがえのない存在であることを
実感することこそ、危機に瀕している地球に住むわたしたちにとって、今、何よりも大切なことではないでしょうか。

高橋陽子

高橋陽子

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