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2004/5/10(月) - 2004/5/14(金)
3日め

テーマ内部告発、あなたもしますか?

今日のポイント

あなたの会社で不正が行われていることに気付いたなら

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凡例
キャスター
藤田正美
藤田正美 ジャーナリスト

自分の属する組織が社会正義に反する行為をしていたら、とにかくそれを是正しなければいけないという気持ちは、みなさんに共通するようです。問題は、自分の身に火の粉が降りかかることが予想されても、やるかどうか……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

内部告発しても保護されないとなると(べんじゃみん・東京)

内部告発者が今後、法で保護されると聞きましたが、私立学校の教員であるわたしは保護の対象外のようで、今後、もしも違法行為を目にするようなことがあったら、自身の進退とてんびんにかけねばならないのだろうか、と思うことがあります。

まずは社内での是正を働きかける(くにまつ・大阪・パートナー無・53歳)

告発より、まずは社内での是正を働きかけます。それでコンプライアンスが実行できればよし。昨今企業の社会的責任の在り方とともに、このコンプライアンスが唱えられ、稚拙な内部告発は減少しているでしょうが、反面「あきれかえる」不正も横行しているものと思われます。人としての在り方が希薄な企業、社会に発展はないのではないでしょうか。提案などで是正されないのなら、人として毅然と未来のために「告発」も行い、軌道修正するべきです。目先の利益は意味がない。「企業もまた人なり」です。

顔と名前を出してまで告発する勇気があるか(巽・大阪・パートナー有・43歳)

そこで当然のように行われていて、それが不正だと気付かなかったという場合もあるでしょうが、あきらかに社会正義に反すると気付いたら、告発しなくてはと思います。それにつけて思うのは、牛肉偽装事件を告発した西宮冷蔵の社長さんの戦いです。個人が表に出たために取引先を失い、辛酸を舐められましたが、とうとう復帰されましたね。頭が下がります。

あのように、自分の顔と名前を出して内部告発ができるかと問われれば自信がありませんが、「内部告発? しないよ。どこでもあることじゃない」とまで倫理感を鈍麻させまいとは思います。最近は、内部告発に限らず個人が表に出たため、世間から叩かれるケースがとても多いですが、それにもめげず己の信じる道を進む人も増えていますね。わたしも勇気を出さなければと思うことしきりです。

正義感をもった選択をするために(茶々・東京・パートナー無・28歳)

今のわたしの状況であればYesです。でも、会社からもそれなりの見返りがあったとき、わたし自身が真実を告発できる気持ちを持てるかは、正直自信がありません。どんな時でも正義感をもった選択をするには、それなりの下積みが必要だと思いますし、そういう選択をしたいから、今を大切にキャリアを構築していきたいと思ってます。

善を最優先する人は昔より多いのでは(ミツチ・東京・パートナー無・40歳)

エンロン・ワールドコムの不祥事の発覚は企業内の女性社員による内部告発で、『Time』でその女性たちを英雄のように扱った記事がありました。女性は男性より概して正義感が強く、またなれ合いも少ないので女性による内部告発は男性より多いのだと思います。ブラジルで警察官の賄賂横行に手を焼いた際、女性警官を多く導入したら綱紀が粛正された、という話も聞いたのですが、女性は男性より悪に対する嫌悪感が強く、組織への隷属感も少ないのです。また、日本においても、今までの企業不祥事は結構内部告発から発覚しているようです。これは昔より、組織より個、そして善悪を基準に行動する人が増えているためではないでしょうか?

会社に大きな問題があって、それが社会に対する犯罪であれば、間違いなく告発します。某新聞記者から結構内部告発のネタを送られてくることがあると聞きました。もちろん、彼はそういう場合告発した人が恨みを持っていたり感情的になっていることが多いので、客観的に判断する必要があるとは言っていましたが。ですから、感情的内部告発は別としても、組織大事という観念や、会社がつぶれてかわいそうな人がたくさん出るから、というような恐れより、わたしのように善を最優先する人は、昔より結構多いと確信しています。

告発するなら匿名で(ふろすと・兵庫・パートナー有・42歳)

やはり人命にかかわること、税金の使途にかかわること、犯罪になるようなことは隠し通せない。名前を公表して告発する勇気はないけれど、匿名で告発することはすると思う。

内部で話しても動かない場合は(popo・東京・パートナー無・38歳)

これも、コミュニケーションの問題も多いと思います、そして法規制の解釈の仕方もあります。とはいえ、顧客の方を向いていない経営についは納得いきませんので、内部で話しても動かない場合は、告発という、やむを得ない場合もあるのではないでしょうか。また、社員の待遇についてもまだまだ改善されないのも事実であり、お客さま、そして社員のための経営であってほしいと切に願います。

NO

大きい会社であればあるほど怖い(み〜ひゃ♪・埼玉・パートナー無・30歳)

実際、そういう立場に立つと、告発する勇気って出るものかな、と思います。周りの人たちすべての生活を脅かす可能性があるわけですし、今まで一緒に頑張ってきた仲間たちに顔向けできる結果がだせる保証もないわけで。大きい会社であればあるほど、告発するのは怖い。正直、そう思います。

告発する者が失うものは大きい(A6M2・愛知・パートナー有・47歳)

内部告発しても自分の雇用が保障されない以上、内部告発には踏み切らないと思います。逆に言えば、匿名性が保証されていれば告発するかもしれません。社会正義か組織かという問いかけはごもっともですが、小さな正義で告発しても社会的な意義は小さいと思います。告発されたほうより、告発するほうが、いろいろな意味で失うものが大きいのではないでしょうか。日本でも公益情報提供者保護法を制定する動きや、大企業を中心に告発窓口を整備する動きがありますが、こういう制度が整備されていない現状では、多少の「悪事」には目をつぶるというのが、現実ではないかと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

犠牲を払ってでも守るべき価値とは

自分の属する組織が社会正義に反する行為をしていたら、とにかくそれを是正しなければいけないという気持ちは、みなさんに共通するようです。問題は、自分の身に火の粉が降りかかることが予想されても、やるかどうかで意見が分かれます。匿名なら、という方もおられましたが、実際上「匿名」ということはほとんどないのだと思います。匿名の告発というのは、それだけで信憑性が薄いと見られるからです。

実名を出せば、当然返り血を浴びます。告発そのものが正義感に基づいたものであるとしても、仲間あるいは上司や組織を「裏切る」という断罪は覚悟しなくてはなりません。ということになると、実際上、その会社なり組織なりに自分が居続けるということは、ほとんど不可能ではないでしょうか。内部告発者を保護する法律といっても、目に見えるような不利な処遇をしてはいけないということであって、仲間から後ろ指を指されることまでも禁じてくれるわけではないのです。

となると、やはりその告発に関して、自分がどれだけ正義を見いだすことができるかがポイントになるのでしょう。そこの価値がある意味で、自分の生活のかなり大きな部分を犠牲にするに値するものであれば、告発してさまざまな不利益を被っても自分で納得がいくでしょう。僕自身、告発するかしないか悩むような立場に置かれたことがないのですが、もしそうなったら自分がどうするか、確かな自信はありません。何かを犠牲にしても守らなければならない価値、それを自分の中に築くことが大事だと改めて思います。

藤田正美

藤田正美

ジャーナリスト

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