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ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/7/25(月) - 2005/7/29(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマサマータイム制を導入すべきだと思いますか?

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凡例
キャスター
竹田圭吾
竹田圭吾 ニューズウィーク日本版編集長

このサーベイでは賛成と反対が拮抗していますが、新聞などの世論調査では導入に反対する意見のほうが多くなっています。これまでたびたび法制化の動きが頓挫したのも、国民の意思として賛成意見が多数とは言えなかっ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

夕方の明るい時間を自分のために(junko1942・京都)

絶対賛成です。早くに太陽があがり、活動しやすい気温の中で、社会の活動が停止しているのはとてももったいないとずっと思ってきました。個人的には、朝早く起きて出勤前の時間を楽しんでいますが、朝と夜、2つに分断される自分の時間を、朝の効率のいい時間に仕事をすませて、夕方の明るい時間を長く自分の時間として使えるのは魅力です。

季節感を演出(くろねこやまねこ・大阪・パートナー無・36歳)

社会的には省エネなどは言うまでもない効果だと思いますが、個人的には生活にリズム(季節感)がうまれるような気がします。私は社会人になって以来、季節感の感覚が学生の頃より劣ったような気がしています。きっと学生の頃は長期休暇があったからだという気がしているのです。季節毎に生活のリズムが変わるとメリハリがついて愉しくなるような気がします。

オフィス街の渋滞緩和にも(mcqueen・東京・パートナー有・32歳)

大賛成です。できれば、全国で実行して欲しいと思います。特にオフィス街では、サマータイムが導入されれば、車輌や交通量にも余裕が生まれ、交通渋滞や事故が少なくなるのではないでしょうか。ガソリンの量も減れば、環境改善にもつながると思うのですが。

NO

寝不足や体調不良の人が増えるのでは(ごまちゃん・横浜市・パートナー有・41歳)

サマータイム導入で寝不足で体調不良の人が増えるんじゃないでしょうか? 体内時計ってそんなに簡単に切り替わらないと思うのですが、どうなんでしょう。以前日本で導入しようとして失敗したときの原因や、韓国でもサマータイム導入はできなかったとのことですので、まずはサマータイム導入の失敗例の検証も必要ではないでしょうか。

結局は時計を見て生活しているので(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・31歳)

サマータイムが導入されても生活は変わらないだろうなと思っています。夏と冬で生活が変わるか? というと、結局、時計を見て生活をしているので、ほとんど変わっていません。ただ、「明るいうちに帰宅」することに慣れていない人たちは、サマータイムが導入されることで、明るい時間が長くなってしまい、さらに残業することになるのでは? と思います。

高校では補習の時間が増える(じょるじゅさんど)

かつて公立高校に勤めていたころ朝の補習、帰りの補習とカットするところはないくらい授業や補習が組まれていました。補習が終わっても、子どもたちは図書館で自習です。朝補習の前の図書館学習もありました。これ以上入れるところはないくらい授業と補習が組まれていました。サマータイムが実施されて、1時間繰り上がれば、その時間はまた補習なり図書館学習になるねぇ、と同僚と話していました。サマータイムが実施されて余裕ができることはないように思います。

実験的に導入中の札幌より(蓬莱山・北海道・パートナー無・34歳)

サマータイム制を一部実施している札幌に住んでいます。北海道は緯度の関係から、夏は4時前から明るくなり、20時になっても暗くならない……という状態です。そこで、早く明るくなる利点をいかして、サマータイムを導入をしたのです。しかし、「部分的」ということもあり、経済効果がどこまであるのか疑問視されています。それに、今のようなクーラーを24時間つけっぱなしのようなライフスタイルで、環境面にも効果があるのか、疑問です。

夜の時間を有効利用する世代ではないので(ポーチカジュニア・愛知・パートナー有・36歳)

子どもを預けて仕事をしています。基本的に朝の育児は主人担当で、帰宅以降の育児が私の担当です。朝が長く感じられるほうが私には貴重です。子どもと私は暑くてもクーラーを入れずに過ごしますが、主人が帰宅するとクーラーのスイッチが入り、テレビのスイッチが常にONになり、たくさんの部屋の電気がつきっ放しになるのが常です。帰宅が早いとそれだけ我が家では電力消費が多いと予想されます。またパソコンの時間合わせで混乱が生じそうな気がします。子どもが小さくて夜を有効利用する世代でないので、あまりメリットを感じません。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「労働時間が延びる」は日本特有の懸念

このサーベイでは賛成と反対が拮抗していますが、新聞などの世論調査では導入に反対する意見のほうが多くなっています。これまでたびたび法制化の動きが頓挫したのも、国民の意思として賛成意見が多数とは言えなかったからです。

日本の場合、ユニークなのは「労働時間の延長につながる」というのが常に反対理由の上位に来ることだと思います。20世紀の初めからサマータイムを用いている欧米の国々とは単純には比較できませんが、サマータイムのせいで労働時間が延びたという例は聞いたことがありません。余暇の時間をよりよく使うためにサマータイムを導入するのに、日の明るい時間が増えたからそのぶんも仕事に使おうと考える企業が多いとしたら、日本人のメンタリティーは「ワーカホリック」と呼ばれていた70年代と変わっていないのだと、外国の人はびっくりするでしょう。

とはいえ、残業がさらに増える(ゆかりっくすさん)とか、生徒が半ば強制的に勉強させられる時間がいたずらに延びる(じょるじゅさんどさん)可能性は、日本の現状を考えれば確かにあると思います。制度の目的や意義をいくら強調しても、実際の時間の使い方を決めるのは個々の組織や人間ですから、サマータイムによって余暇を有効に使おうという意識を当事者がもたなければ、結果的にはデメリットのほうが上回る可能性も十分にあります。

そこで考えておきたいのは、国全体が一律でサマータイムを導入する意義は本当にあるのか、ということです。仕事が終わった後の時間を有効に使えるようにしたいのであれば、時計はそのままに、朝9時〜夕方5時の始業・就業時刻を朝8時〜夕方4時に繰り上げれば済むことです。むしろ朝早い時間を余暇に使えるようにしたほうが社員のためになるという企業は、逆に夏の間だけ朝10時〜夕方6時に繰り下げてもいいでしょう。よその企業とずれると仕事に支障をきたす面もあるでしょうが、朝10時〜夕方4時が共通のコアタイムになっていれば、それほど不便はないと思います。病院や図書館、学校や行政機関、商業施設やホテルなどについても、それぞれの利用者や地域のニーズに合わせて調整するという方法も考えられます。

それではかえってバラバラになるので余計に不便になる、省エネ対策を考えるとやはり全国一律で強制的に導入したほうがいいという考え方もあるでしょう。そのあたりのバランスも考えてみて、導入に賛成か反対かをあらためて考えてみてもらえればと思います。

竹田圭吾

竹田圭吾

ニューズウィーク日本版編集長

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