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サーベイ

2005/7/25(月) - 2005/7/29(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマサマータイム制を導入すべきだと思いますか?

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凡例
キャスター
竹田圭吾
竹田圭吾 ニューズウィーク日本版編集長

昨日のコメントでは少し皮肉めいた言い方をしましたが、サマータイムの議論でいつも驚くのは「導入したら労働時間が増える」という意見です。余暇をより有効に使うためのものという制度の目的を浸透させきれない推進……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

どうして日本人ばかりが長時間労働を(Bise・東京・パートナー無・39歳)

環境問題はいつも気になるので、省エネのためにできることがあれば何でもやってみたいと思います。海外に住んでいた時にサマータイム制を経験していたので、違和感はありません。でも、皆さんがおっしゃるように、時間外労働が増える可能性は高いと思います。なので、同じ法制化するのであれば、労働条件の改善にもっと踏み込んだものと併せ技で実施することが必要ではないかと思います。どうして経済レベルが比較的高い国の中で、日本人ばっかりが長い時間働かなければいけないんでしょうか? そうしないと今の経済水準が維持できないのでしょうか? 私たちがいつまでたっても豊かさを実感できないのは、こうしたことが原因の一つだと思いませんか?

自主サマータイム実施中(あるす)

現在、「自主サマータイム」をしています。9時半から18時の就業時間は固定ですが、常に残業があるので、5時に起床し7時から仕事を始めています。通勤ラッシュにもあわず、朝の静かな時間に集中して仕事を進めることで効率もよいのです。かといって夜早く帰れるとは限らないのですが、よほどでない限り翌朝処理しようというつもりでいさぎよく早めに切り上げるようにしています。もしサマータイム制が導入されたら、ラッシュも忙しさのピークも切上げられるし、残業がいつもよりたっぷりできるとみなされることで辛いけれど、自分なりにさらに時間を早目に設定してしまうかもしれません。

NO

現状を踏まえ、個人的に導入するなどを検討(zita・神奈川・パートナー有・37歳)

NOです。省エネにつながることはとてもいいと思うのですが、理由は3つです。1. 日本の現状に合ってないから;日照と関わる余暇を平日に有効に使えてる人が現在どのくらいいるのでしょうか? 残念ながら少ないのではないかと思うのですが……。お店も施設も営業時間も長いところがたくさんありますよね。その方が便利だと思う人が多く、人が入るからですよね……。そういうところはサマータイムが導入されてもあまり変わらないのかしらと思ってしまいます。2. サマータイムでなくても、時間の繰り上げにしてもいいと思うので。朝の時間を有効に使うか使わないかは個人的なことかと思うのですが。3. 交通機関や公共施設などの終了時間を繰り上げるなど、早く帰らざるを得ない状況を作るとか、サマータイムが導入されたらこんないいことがある、例えば電気代が安くなるとか何かの税金が免除になるとか……。メリットがあることを考えた方が省エネ実現するんじゃないかと単純に思ってしまいます。

通勤の混雑緩和のためには(ORYU)

省エネを考えると夏は朝早いほうがいいと思いますが、どちらかというと私は通勤などの混雑緩和を目指して始業時間を繰り下げた方が、より現実的だと思います。それに今はフレックス制度で朝早くからきて仕事している人もいますよね。

子どもの生活時間をずらすのは大変!(ダーシャ・東京・パートナー有・36歳)

子どもを持つ母親にとっても大変だと思います。子どもの生活ペースを1時間ずらすのは容易なことではありません。朝が早いのだから夜早く寝かせようとしても、そう簡単には寝ないですし、保育園に1時間早く連れて行くためにいつもより1時間早く起こすのも大変です。寝るにも起きるにもぐずぐずするであろう子どもを何とかしながら毎日出勤……と考えると難しいなぁと思います。また、朝は家族より早起きすることで自分の時間を確保していますが、その時間が持てなくなるのもダメージ大です。

フレックス制の徹底を(emerald・東京・パートナー有・31歳)

サマータイムをして生活を楽しむ上に経済効果もある国もあるかもしれませんが、日本で導入してプラス面がどのくらいあるかわかりません。混乱を招くだけで、マイナス面の方が多い気がします。個人的には、日照時間から考えると、子どもを公園に連れて行く時間を3時間ほど早めることができたら良いと思うのですが、あえて国中であわせなくても済む問題でしょうね。サマータイム導入よりも、会社ではフレックス制をもっとフレキシブルに使えるようになればいいと思います。

戦後のサマータイム導入の話を聞いて(binko・大阪・パートナー有・43歳)

サマータイム制は、一度日本で導入されたらしいことを、70を超えたおっさんが言ってました。そのころ彼は10代の苦学生で、昭和23年ごろ、大人たちがサマータイム制にどうも馴染めなく、企業側は早々と導入を取りやめたとのこと。しかし、公務員だけはそのひと夏だけ頑張ったが、次の年は導入取りやめでその話さえなかったとか……。公の時計はそのサマータイムの時刻になっていたかもしれないが、個々の時計は直していなかったり、また、一時間遅れるのか早くなるのかと、おじさんおばさんたちが役所に聞きに行ったりして、そんなおじさんたちを教える作業も大変です。本当にサマータイム制にしたいのなら、まず子どもの教育の場で教え、子どもを通して家族に教え、その言葉を馴染ませた上で「あなたたちが何歳(何年)になったときにサマータイム制ができるからしっかり覚えておくように」と徹底して指導したあとに導入するのなら、混乱も少ないであろうと思うのです。サマータイムという言葉は、日本では浸透していそうでしていないのが現実だと思います。そんなときに、突然「やりますよ」といっても、国民はついていけないのです。戦後すぐ導入された制度ですので、その混乱を知っている人たちは、現在もう70、80歳ぐらいの人です。当時のことを語り継がれなかったから、今働き盛りの人たちは知らない人たちばかりで、同じことの繰り返しになります。

夜型社会では睡眠不足が心配(しろりむ・三重)

生活習慣は人それぞれだと思います。サマータイム制は、国が一律に国民生活に指示を与えるような印象があって、賛成できないでいます。省エネという観点からサマータイムをすすめる意見がありますが、一時間早く仕事を始めたところで、やはりオフィスでは始業と同時に冷房のスイッチが入り、省エネ効果はあまり期待できないのでは? また私自身の周囲にも、夜の方が調子が良いという「夜型人間」はかなり多いように思います。深夜営業のお店も増えて社会全体が夜型になっている印象すらあります。そんな状況でサマータイム制が導入されれば、多くの人が睡眠不足になることが懸念されます。諸外国と比較しても日本人は睡眠時間が少ないというデーターがあります。サマータイム制になれば、一時間早く起きなければならず、さらに睡眠時間が削られる可能性があり、睡眠不足による体調不良や生産性の低下も心配です。もちろん早く寝ればよいのですが、連日の猛暑・熱帯夜で、なかなか寝付けないという人も多いのでは? 現行のままでも、早起きして自分なりのやり方で朝の時間を活用している人もいます。めいめいが自分のライフスタイルにあわせて、個人の単位で、夏時間を活用すればよいと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

一人ひとりが追求する、環境順応型ライフスタイル

昨日のコメントでは少し皮肉めいた言い方をしましたが、サマータイムの議論でいつも驚くのは「導入したら労働時間が増える」という意見です。余暇をより有効に使うためのものという制度の目的を浸透させきれない推進派が悪いのか、導入したらきっとそうなると社員に感じさせる企業が悪いのかはわかりませんが、そんな状況で導入すれば本来の意義は置き去りにされてしまうでしょう。会社から命令されたわけでもないのに、いつもより明るい「終業後の1時間」をただ何となく残業して過ごす人が続出するかもしれません。

価値観の多様化と地球環境の破壊という2つの大きな社会のパラダイムを考えると、本当に大事なのは「環境順応型のライフスタイル」ではないかと思います。何をするにも環境への負荷を減らしたほうがよいに決まっていますが、それを画一的にルール化しようとすれば生活の豊かさを保証する「時間やお金の使い方の自由」は制限されてしまいます。しかし社会全体の利益や子どもたちの未来を考えれば、個人の生活様式だけを優先して資源を浪費するわけにもいきません。

そのバランスをうまくとるには、一人ひとりが自分固有の環境への負荷のかけ方に合わせて自分固有のライフスタイルを微調整する必要があります。例としてはちょっと極端かもしれませんが、ウォータースポーツが好きだからできるだけ水資源を大切にするとか、ドライブが好きだからこそハイブリッドカーを選ぶとか、やり方は人それぞれにあるでしょう。逆に言うと、そのように一人ひとりが千差万別に微調整できる自由が保証されていなければ、豊かさなど二の次の「環境保護全体主義国家」になってしまいます。

サマータイム導入の論議で決定的に欠けているのは、そのように個人が当事者意識をもって「環境順応型のライフスタイル」を選択するという視点だと思います。日照時間を有効に使うことが社会や個人(社員)のためになると企業が本当に考えるなら、就業時間をフレックスにするなり、夏の間だけ定時を繰り上げるなりすれば十分でしょう。省エネにしても、冷房や照明、電気機器の使用時間がいくらか縮まる程度の節減効果は、わざわざサマータイムなど導入しなくても企業や組織、個人がその気になれば得られるはずです。

家族より早起きすることで自分の時間を確保しているという「NO」意見のダーシャさんのライフスタイルは、7時から仕事を始めることで残業を減らしている「YES」意見のあるすさんと発想が重なります。日照時間の長さを利用して余暇を充実させるという目的は、人々を思考停止に陥らせかねないトップダウンの一律導入ではなく、ダーシャさんやあるすさんのように個人が当事者意識をもち、自分なりのやり方でボトムアップ式に実現されるべきものではないかと思います。それが次第に収斂されて、企業ごと、地域ごとに制度としてまとまっていくのは利便性を考えればよいことだと思いますが、あくまでも「導入しない自由」がどこかで保証されるべきではないかと思います。

僕個人としては、サマータイムの議論も大事ですが、この暑さをどう乗り切るかという問題も切実です。かき氷やビールに頼ってばかりいてはお腹を壊してしまうし、クーラーをつけっぱなしにして寝たら風邪を引きそうだし……。ともあれ1週間、お付き合いくださいましてありがとうございました。

竹田圭吾

竹田圭吾

ニューズウィーク日本版編集長

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