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2004/9/13(月) - 2004/9/17(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ夫(彼)から言葉の暴力を受けたことがある?

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凡例
キャスター
金野志保
金野志保 弁護士 明治大学法科大学院客員助教授

今回の投稿では、具体的な言葉の暴力の例を沢山頂きました。 男性から女性への言葉としては、必死で頑張っている中での「主婦失格」、子どもの前での「鬼ばばあ」「くそばばあ」「デブ」、ぎくしゃくした夫婦関係……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

自分の自信を取り戻し始めた(なんなん・パートナー有)

威圧的な父親の下で育ったため「男性に高圧的に話される」と萎縮してしまいます。夫に「おまえの考え方は間違っている」「一般的に……、普通は……」と言われ続けて自分が取るに足らないちっぽけな人間になった気がしていました。ずっと正社員で仕事を続けていたのに夫の希望で専業主婦になって、その後派遣で仕事を再開したのですが、収入的に「夫にはかなわない、わたしが駄目なんだ」と思い込んでしまった気がします。そんな時『夫の言葉にグサリときたら読む本』を本屋で手にとり、精神的に追いつめられていたことに気がつきました。もしかしたらわたしが勝手に追いつめられていたのかもしれません。

それから一人で民間のカウンセリングを受けて自信を取り戻し、コーチングセミナーや仕事のための資格取得の学校に通ったり、友人と旅行に行ったりと「自分の自信」を取り戻し始めたら「夫からの言葉の暴力」も減ってきました。「わたしの受け取り方(心の余裕)」が変わっただけかもしれませんが……。今後夫からの「言葉の暴力」が悪化したり、耐え切れなくなったら「自信をもって離婚」を選択できるように自分自身のスキルアップを目指しています。30代子どもなしの意見かもしれませんが……。

子どもをいつ作るか、話したら……(Afghandog・千葉・パートナー有・25歳)

結婚して2年になります。夫に子どもをいつつくるかという話をしたとき、「子どもはあと10年はいらない。妊娠したら病院でおろせばいい」と言いました。これが言葉の暴力に値するのかどうかわかりませんが、相当落ち込みました。子どもがいてはいけない環境でもなく、愛する人の子どもが欲しいのは当然です。たとえ今、子どもができて、夫にそれを報告したところで喜んでくれないとしたら、とても悲しいことです。そう思うと夫がほしいと思うまでは子づくりは当分の間お預けです。

「この結婚にはだまされた」(マリア)

現在、離婚に向けて調停中です。離婚を決意したのは「この結婚にはだまされた」という夫の一言からでした。昨年末に結婚したので短い結婚生活でしたが、生活に対して彼との考えのギャップの差に愕然とし、また結婚してから一度もセックスをしたことのないセックスレス生活から「別れようか」と切り出したときの言葉です。そのときの口論では「浮気はしてない、生活費を入れてる、暴力を振るったわけでもない。つまり僕は何も悪くない」と言われ、延々と非難の言葉を浴びました。また言葉だけでなくけんかの最中にはテレビのリモコンを床に投げつけ、壊すなど間接的暴力も受け、いつ何時本当のDVに発展するかわからない状態でもありました。調停を起こしてるにも関わらず、いまだ「離婚をすることは恥ずかしいことだから、時間がたてば頭を下げて帰ってくる」と半年以上思い続けている彼と彼の両親にはあきれるばかりです。

「安月給のくせに」がギャンブルへと追い立てた(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)

家庭内で言葉の暴力を受けるのは女性だけとは限りません。「安月給のくせに」と言われ続けて、それを補うためにギャンブルに走った人を知っています。本人は懸命に働いているのに、収入という単一のモノサシだけで人格まで判断されてしまった悲劇だと思います。何を隠そう、わたし自身もパートナーに言葉の暴力を投げつけた経験があります。 それは「主婦失格」という言葉です。当時は、疲れていてムシの居所が悪かったのですが、結婚したばかりだったので、彼女はかなりショックを受けたようです。「言葉の暴力」の一番の罪は、言葉を発した加害者が被害者に与える影響に気が付かないことです。

DV加害者の対人関係基本コンセプト(ヒロカ・千葉・パートナー無・30歳)

あります! しかし悔しいことに、恋愛モードに入ってると言い返せないんですよね。で、後で考えてむかつくことが多いですね。しかし、場数を踏んでしまうと、暴力男の対人関係基本コンセプトが読めるんです。それは「支配と服従」で、決して「対等・協力」ではないんです。「支配と服従」しかないから、とにかく自分の優位を保たないと不安でしょうがないので、ありとあらゆる難癖をつける。そういう男にはまってる人がいたら申し上げますが、「わたしが彼を助けてあげたい」はやめましょう。耐えてしまうと、結果的にお互いろくなことがありません。

まずは自分を大切にして、「彼がいようがいまいがちゃんと生きていける」自信を取り戻してください。誰にだって欠点はあって当たり前です。毎日暴言を言われりゃ落ち込むのも当然ですが、そんな扱いに耐える必要ありませんから。自分の人生は彼のためだけにあるわけじゃないので、大事にしてください。

こんな言葉に、疲れも倍増(ラプラス・神奈川・パートナー有・40歳)

この頃主人に「くそばばあ!」、「おにばばあ!」、「デブ」などと言われます。しかも娘(11歳)の前で。「まだまだ序の口よ」といわれるかもしれませんが、やはりいい気持ちはしませんよね。フルタイムで働いて、クタクタなのに……。疲れが倍増します。

NO

シェルターでお話を伺ってみると……(Avi・長崎・パートナー有・31歳)

夫から身体的、精神的暴力を受けたことがありません。ですので受けている方の本当の心理になってまで考えることができないと思いますが、わたし自身ボランティア団体に所属していることもあり、DVシェルターの施設の方にお話を伺ったことがあります。暴力を受けていること自体、気付かない方も多いらしいのですが、受けていると思っても、「自分が悪いから」とあきらめて受け入れている方も多いそうで。またせっかくシェルターに逃げてきても、子どもが「学校に行きたい」と訴えるようになれば、子どものためにと戻られる方もいらっしゃるとか……。

また、そういう暴力が始まるのも、結婚後が多いらしく、精神的に逃げられない状況になってからだというのにも問題がありそうです。そしてDVをする男性はやはり「心の病」であることが多く、しかるべき所で治療を受けなければ治らないそうです。しかし男性側を治療するというのが難しく、なかなか減ることはないだろうとのことでした。DVを受けた女性を保護するには、今の状況では全然解決にはならないのだと思い知らされました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

DVを受けているという正しい認識を持つ

今回の投稿では、具体的な言葉の暴力の例を沢山頂きました。

男性から女性への言葉としては、必死で頑張っている中での「主婦失格」、子どもの前での「鬼ばばあ」「くそばばあ」「デブ」、ぎくしゃくした夫婦関係の中での「この結婚には騙された」、高圧的な態度で論理的に言われる「おまえの考えは間違っている」、子どもをいつ作ろうかという話の中での「子どもはまだいらない、できたらおろせばいい」……etc. 女性から男性への言葉の暴力としては「安月給のくせに」と言い続けること。

こうやって具体例を頂いてみると、言葉そのものの持つトゲの有無ももちろんですが、その言葉が発せられる状況が、その言葉が暴力と感じられるか否かに重要な関わりをもっていることがわかります。

つまり重要なのは、「相手の状況を思いやる心」。当たり前のようですが、夫婦や恋人の間で馴れ合ってしまい、日常の忙しさに紛れて思いやりの心を失い、ついつい自分の言いたいことばかり主張してしまうというところに、言葉の暴力の可能性が潜んでいるのだと改めて感じました。

夫からの言葉の暴力を原因として、離婚を決意した妻からの投稿もありました。DVの被害者でいつづけることは、本当に、その人の心を蝕みます。心と体の健康のために、きちんと勇気を持って決断をされたことに拍手を送りたいと思います。

その一方で、夫からの言葉の暴力を受けているという認識がありながら、離婚という選択をとらない解決方法をとったという方のご意見もありました。カウンセリングを受け、学校や各種セミナーに通い、友達との旅行を楽しむなどして、自分に自信をつけることにより、受け止める側の追いつめられた心境を改善するという方法でした。すると夫からの言葉の暴力が減ってきたというのです。いつ夫の言動が悪化しても、自信を持って離婚を選択できるという自分の心の余裕の問題かもしれない、ということではあるようですが。

言葉の暴力を含む、DVからの解放。その方法の是非以前の問題として、まさに本人がそれを解決しようと思っているか否か、が解決のキーであるようです。そのさらなる前提として、「DVを受けている」「DVを受けているのかもしれない?」という正しい認識を持つことが、実は最も難しいのかもしれませんが。

「これってDVなのかしら?」と思うような事例も含めてどんどん投稿してみてくださいね。それがDVなのか否か、そして良い解決方法は何か、一緒に考えましょう。

金野志保

金野志保

弁護士 明治大学法科大学院客員助教授

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