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サーベイ

2004/9/13(月) - 2004/9/17(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ夫(彼)から言葉の暴力を受けたことがある?

投票結果 現在の投票結果 y48 n52 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
金野志保
金野志保 弁護士 明治大学法科大学院客員助教授

1週間、さまざまな投稿をありがとうございました。お1人お1人の苦悩が伝わってきて、わたしもみなさんと一緒に悩み苦しんだり、あるいは、解決した事例に勇気づけられたりしました。 普段から、弁護士とし……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

現在離婚の調停中(ree-m)

今回のテーマの背景に挙げられていた、高学歴(?)・高収入夫婦に当てはまっている一人でした。夫からの身体的、言葉による精神的暴力を受け続け、現在離婚の調停をしています。自分がDVの被害者であると認識できたのは第三者からの指摘でした。それまでDVは対岸の火事だったのですが、すべての項目にあてはまる程の典型例だったのです。

なぜそこまで彼はわたしを攻(口)撃しなければならなかったのか。答えの出るものではないのでしょうが、暴力を武器にし、言葉でねじ伏せるという形でしか相手に勝てないと判断する加害者の焦りがそうさせるのでしょうか。彼の場合は、特に新社会人に成った時点で周囲から先生、先生と呼ばれる立場となり、上下関係も厳しくなく、ちやほやされて仕事をしてきたという経緯もあります。しかし配偶者であるわたしも資格をもち、優位差がはっきりしない。しかし同業の人たちがこんな人ばかりではないことも事実で、根本的にはその人の育ってきた環境など背景が大きく関わっていると思います。

一度しかない人生を悔いなく自分らしく生きるため、人の歪んだ満足感を充たすために、自分は生きているんではない。そう思った時、わたしにとって離婚は必然でした。これからはもう少し自分や自分の家族を大事に、常に感謝の気持ちを忘れずにいきたいと思っています。

半同棲で「顔が好みでない」はないでしょう(sachamaru・北海道・29歳)

以前付き合っていた彼から色々と傷つくことを言われました。特にショックだったのは「顔が好みではない」という言葉。半同棲のような生活で毎日顔を合わせていたので悲しくなりました。機嫌が悪いとすぐにわたしに向かって棘のある言葉を投げつけ、わたしが黙っているとそれも非難されました。でも私が惚れたという弱みがあったので我慢していました。今思うと、彼自身の劣等感や自信のなさが原因だったような気がします。しかし我慢は長く続けられるものではないですね。

夫の言葉で、結果、心療内科にお世話に(いつこ・福岡・パートナー有・44歳)

一番悲しく、辛く、人間性まで否定した夫の言葉は「お前は俺が食わせてやっているんだから俺が喜ぶことをしろ。キャリアウーマンだったらそんなことはしなくていいんだ」。あまりの恐怖でその場を納めることしか考えられなかった。翌日の朝はなんとか家族を送り出したのですが、涙が止まらなくなり、食事も水分さえ取れず、泣き続け、どうしても「許せない、これは絶対にDVだ、負けるか」と、役所の相談コーナー・警察・友人とあらゆる人に電話をし、はれた顔で自転車をこぎ相談に行ったのです。帰りにはフラフラになりながら、病院にたどり着き点滴を打ってもらうほど疲れ果てていました。夫はDVの意識はまったくなくわたしが顔を腫らして隣の部屋で寝ていても理解できなかったようです。

結局、恐怖心が先にたつので会社に行ってから電話で別居を提案しました。しかし、いまだに一緒に暮らしています。毎日が黒い雲で覆われているような生活です。子どもの理解が得られなかったことと、金銭的に折り合いがつかなかったこともありますが、それまでの数年間、言葉の暴力で完全に自信をなくし、外で働くことができなくなって心療内科にまでお世話になってしまったことが大きいですね。今は少しずつリハビリ中です。「わたしは絶対に幸せになってやる」毎日、心の中で叫びながら進んでいます。

彼の方が正しいと思われて(kai_w・千葉・パートナー有・30歳)

学生の時、交際していた彼に大学構内で人の見ている前で殴られたことがあります。彼の母親がわたしのことを気にいらなくて、性格を直すように言われていました。対人関係で悩んでいたので、友人も多かった彼の方が正しいと思ってしまいました。得たものもありますが、その後ずっとひきずってしまったため、随分失ったものもあります。10年近くたってようやく自分を取り戻しはじめ、周りを見ると自分を軸にパワフルに生活している女性がたくさんいることに気づきました。悔しさやなくした時間にくじけそうになるとき、このサイトのパワーにとても助けられています。

5年も幸せだったなら、もういいだろう?(中裕・東京・パートナー有・39歳)

前夫から、暴言を受けました。結婚5年目の事です。前夫自身が浮気相手との結婚を望み、わたしへの攻撃が始まりました。いろいろといわれたのですが、一番ひどかったのが、「(結婚して)5年も幸せだったのなら、もういいだろう?」でした。

言われて、力が抜けた(まめまめ)

専業主婦だったときに、「どうせ、暇な専業主婦なんだろう」っていうのは、言葉の暴力に入りますか? 言われて、力が抜けたのを忘れられません。

NO

今でも両親を許せないところも(にゃんたん・千葉・パートナー有・32歳)

夫からは体への暴力はもちろん、言葉への暴力も受けたことがありません。本当にほっとできる家庭を持つことができたなと感じています。というのは、わたしの両親は喧嘩が絶えなく、父から母へは暴力があり、社会人になって家を出るまでは完全な安らぎを感じることができなかったからです(だから家を出たかった)。父は今思うとDV加害者ですが、母も相当の言葉の暴力で父を苦しめていたように思います。父と母には感謝していますが、今でも暴力に関しては許すことができません。彼とは10年以上の付き合いですが、幸い暴力に訴える人間ではなく、わたしの方が危ないのかも知れません。でも両親を反面教師に、暴力で解決(支配)するのではなく、話し合い理解し合う家庭にしていきます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

勇気がいるけど、暴力には声をあげよう

1週間、さまざまな投稿をありがとうございました。お1人お1人の苦悩が伝わってきて、わたしもみなさんと一緒に悩み苦しんだり、あるいは、解決した事例に勇気づけられたりしました。

普段から、弁護士として、夫婦関係の法律相談に関連してDVのご相談を受けることも多いのですが、現在、水面下でこんなに悩んでいる人がいるのだ、と今回の投稿で、認識を新たにしました。

DVは「それが言葉の暴力かどうか」というだけにとどまらず、やはりパートナーとの関係に非常に根の深い問題を抱えているのではないか、という投稿が多く、ここでお話しを聞きっぱなしにしてしまって大丈夫だろうか、と不安になるものも多くありました。

どうか、心の中で悩んでいないで、カウンセラーや弁護士のところへ、足を運んでみてください。「このくらいならDVではないのではないか」と躊躇していらっしゃる方もいるでしょうが、上記の通り、それがDVかどうか、ということが真の問題ではなく、パートナーとの関係にゆがみが生じているのではないか、ということと、そのゆがみが、ご本人の心身を蝕んでいないか、ということが、最重要の問題なのです。

法律事務所は、裁判や調停を起こす決心をしてから訪問するもの、と思っていらっしゃる方が世の中には多いようですが、30分〜1時間だけ相談して、依頼しないで帰っていただく、あるいは依頼するかどうか保留したまま帰っていただいてもまったく構わないのです。「法律相談というより、カウンセリングみたいな話で終わってしまいました」というようなことでも構わないのです。第三者に話し、自己の状況を客観視することで、見えてくるものがあると思います。

「言葉の暴力」。女性から男性へも加えることのできるはずの「暴力」なのに、何故、身体的暴力と同様、男性からのものが多いのでしょう? やはり、本当は手をあげたい、だが手を上げるのは犯罪だ、だからそれは我慢して言葉で傷つける、というように、言葉の暴力は、身体的暴力の延長線上にある気がしてなりません。

だから、相変わらず伝統的なDV同様、女性が被害者であることが多いのでしょう(もちろん、自分も加害者になる可能性は、常に警戒しなくてはなりませんが)。

暴力に対して声をあげる。いつの時代でも勇気がいることです。でも、自分の置かれた状況は、自分自身しか変えることができる人はいません。「変えたい」という思いは、我々専門家がお手伝いいたします。望ましいパートナーとのあり方、今後も一緒に模索し続けましょう。

金野志保

金野志保

弁護士 明治大学法科大学院客員助教授

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