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2005/6/6(月) - 2005/6/10(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ痴漢にあったらその場でつかまえて告訴しますか?

投票結果 現在の投票結果 y44 n56 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
金野志保
金野志保 弁護士 ヤフー株式会社監査役

やはり予想通りと申しましょうか、ご意見はまっぷたつに分かれました。痴漢は女性の性に対する蹂躙となる犯罪、許せない、という気持ちと、告訴に必要な勇気・煩わしさ等とを天秤にかけて、いずれを重視するかでYE……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

確実な証拠と、訴える決意(ありる)

YESですが、条件があります。決定的な証拠と確信があり、被害者が自分か、または訴える意志が明白な人であること。しかし、実は被害者の意向がわからず、確信も持てず……という状況の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。実は、もう10数年前になりますが、高校の頃、満員電車の中で痴漢行為に遭いました。当時、超直情的だった私。追いかけて捕まえ、駅長室へ行こうとしたところで、「どうせ被害状況なんて口にできねーんだろ、やめとけよ」と相手に開き直られて、頭が怒りで真っ白になり、その男性の背広の袖をその場で裂き破り、「このまま逃げてもいいわよ。家帰って奥さんに言ってみなさいよ、誰に破かれたのか、どうして破かれたのか。せいぜいしどろもどろで言い訳するのね!」と大声で叫びました。結局、その場に駅員が駆けつけ、その男性は警察行きとなりましたが、その後も……いろいろありました。一矢報いてやった、と当時は思ったものですが、今では、私自身の愚かさを反省するのです。痴漢行為が卑劣であることは、疑いありません。けれど、被害を訴えるには訴える側がまず賢くならなければ。助けてあげたつもりが、被害女性に「すみません」と逃げられてしまい、結局見逃さざるをえなかった、という経験もあります。「その場で」できることには限りがありますが、少なくとも「確実な証拠」と「訴える決意」が揃わなければ、訴えることはできないと思います……。

訴える側にも時間と労力が求められる(nagachan)

捕まえました、実際に。帰宅途中の電車の中で痴漢行為に気づき、下車駅で「あんた痴漢でしょ、降りなさい」と宣告しました。走って逃げたので、大きな声で「その人痴漢です!」と叫び、逃げ道をすべてふさいで、駅前の交番に連れて行きました。しかし、ここからが問題。交番では取り調べができない(警察官がいるのにも関わらず)ため、車で10分ほどの警察署まで行かなければならず、またそこでも執拗な事情聴取があり……。保育園で子どもが待っていたため、時間的余裕のなさから途中でいやになってしまい、告訴までは至りませんでした。

「訴えますよ」と言えば済むのでは?(syura・神奈川・パートナー有・43歳)

高校時代から、大学生、そしてOL。通勤電車の時間帯に電車に乗ると、ほぼ毎回痴漢にあっていました。あの頃、そんな話を周りにすると「隙があるからだ」といわれ、大変に嫌な思いをしたものです。その頃の後遺症かどうか、私は今でも男の人を性的には、全然信用していません。痴漢は、する方が悪い! と社会が認知してくれたことはとても嬉しいことです。私のようなくだらない理由で男性恐怖症の女性が一人でも増えないことを祈ります。ただし、それを利用して、女性が男性を陥れて良いとは思いません。今、痴漢にあったら、「やめて下さい、訴えますよ」と言えばそれで十分触られることはないのではないでしょうか? ただし、あくまでも性犯罪は、人間性の蹂躙です。罪が軽くなっていいとは思いません。犯した人間は、厳罰に処するのが当然。ただし事実関係の確認は慎重に、と思います。

手続きのわずらわしさ(amamjp・千葉・パートナー有・34歳)

以前ひとり捕まえて警察に突き出しましたが、実際の告訴まではしませんでした。そのころ仕事が忙しく、手続きするための時間調整など、わずらわしさへの心配が先に立ったためです。土下座して謝ってもらい、それでよしとしました。だいたい、窃盗などの被害に比べ、痴漢にあったといっても職場の男性はあまり同情してくれません。半分冗談ながらも、「あなたを触る物好きがいるんだ?」という人もいたりして……。また、電車の痴漢被害を減らすには、話題の女性車両などよりも、デスクワーカーのSOHO化が進んで都市部の過密車両が少なくなることのほうが有効ではないか、とも思います。

罰則を伴う犯罪だという認識を(ルーク88・広島・パートナー有・46歳)

現在は、地方在住で満員電車に乗ることもほとんどなく、また痴漢被害の対象になる年齢でもなくなりました(笑)。でも、ふりかえれば小学校高学年の頃から、電車では幾度となくいやな思いをしました。当時は男性がそういう行為をするということ自体わからず、ものすごく混乱したのを今でもはっきり覚えています。早くから子どもたちを含め、そういった場合の対処法について教えておくべきだと思います。また冤罪については、難しい問題ですが、痴漢行為が罰則の伴う犯罪だということを広く認知させることが、犯罪の抑止に少しでも役立つのではと思います。

NO

まずは痴漢できない環境をつくること(miko-miko・福島・パートナー有・30歳)

自分自身も痴漢に遭ったことはありますが、対応法を知識としては持っていても、実際にはその場で硬直することしかできませんでした。実際現場に立たされたときに、痴漢の腕を捕まえ、警察に差し出し、告訴まで持っていける人はどれくらいいるのでしょうか? また、痴漢を捕まえることと告訴することは一緒には扱えないと思います。告訴となれば自分が二重三重に傷付くことも考えられますし、相手方も社会的地位を落とします。女性・男性各々の自己防衛も必要だとは思いますが、その前に痴漢できない環境を作ることも大切なのではないでしょうか。

復讐が怖いということも(みあい・愛知・パートナー無・27歳)

幸い痴漢にあったことがないので考えたことがありません。バスの隣の女の子が痴漢にあっていて助けたことはありますが、騒ぎ立てるようなことはしませんでした。泣き寝入りしたからというより、被害者の子が傷ついていると思ったので勝手に判断してはいけないなと考えたからです。それと、やはりすぐ釈放されてしまう可能性が高いのでその後なにか復讐でもされたら怖いなと思うことがあります。こういった面で女性という少し弱い立場にいる以上なかなか告訴には踏み切れないと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

痴漢を「告訴」するとはどういうことか

やはり予想通りと申しましょうか、ご意見はまっぷたつに分かれました。痴漢は女性の性に対する蹂躙となる犯罪、許せない、という気持ちと、告訴に必要な勇気・煩わしさ等とを天秤にかけて、いずれを重視するかでYES・NOの結論が変わったようです。私も痴漢の被害にあったことがあるので、いずれのお気持ちもわかる気が致します。

前提問題として、痴漢の「告訴」のイメージがはっきりとつかめていらっしゃる方が少ないようですので、ご説明致します。何の難しいことでもなく、駅員事務室に痴漢をつき出したあと、その足で警察に行って、告訴状を作成してもらいサインしてくるだけです。刑事事件として立件されたら、後日もう一度警察に行って供述調書を作成してもらう必要がありますが、それも数時間の作業です。「そんなこと面倒……」「通勤途中なので会社に遅れる……」と思われるかもしれませんが、空き巣やスリの被害にあった時もまったく同じ作業をしなければならないのです。もし空き巣の被害にあった時には、会社を半日休んでも警察を呼ぶのではないでしょうか?

また、最近は、性犯罪に関しては、できるだけ女性の警察官に事情聴取させるよう警察も配慮していますので、いわゆる「セカンドレイプ」(事情聴取で再度、精神的に傷つくこと)も減ってきています。そして、強い被害感情を述べ、間違いなくこの相手が犯人であることを強く訴えれば、男性が即座に釈放される可能性も少なくなっています。さらには、犯人に自分の名前や連絡先を言わないでくれと言えば、相手には伝わりません。刑事事件の訴訟記録の中でも、弁護人が謄写する際には、被害者の住所部分は抹消されています。また、公判では法廷で名前を読み上げられることもなく、「被害女性」などとぼかしていう配慮もなされています。もし犯人の人違いが怖ければ、触られている手をそのまま掴んで「この人痴漢です!」と言えば人違いは避けられます。確かにそれは勇気がいることかもしれませんが……。

近時の被害者保護の風潮に関し、国民の皆さんへ情報が行き渡っていないようです。このようなことを前提に、いま一度、痴漢を告訴するかどうか、考えてみて頂けますか。引き続きの投票・投稿をお待ちしております。

金野志保

金野志保

弁護士 ヤフー株式会社監査役

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