
毅然とした態度をとることが、社会に対する責任(ふにゃふにゃ・東京・パートナー有・28歳)
大前提として、満員電車に乗る際は、自分の荷物をなるべく体に引き寄せ邪魔にならないようにするとともに、触られにくいようにガードしています。その上で痴漢と確信できる行動をする人がいた場合、捕まえてまず警察に引き渡します。学生時代は判断がつかず我慢するだけでしたが、もう社会人ですし、毅然とした態度をとることが、社会に対する責任だと思います。
事態を静観して、確証が得られれば(景姫子・福島)
絶対します。というのも過去何度か痴漢にあっているのですが、その時は成人前でウブ!? だったこともあり怖くて声も出ず取り逃がしてしまったからです。電車の中ではなかったので「この人に痴漢された」という確証があったからだと思います。混雑した電車の中であればぶつかってたまたま触れたのかどうかしばらく事態を静観して確証があれば引っ立てます! 痴漢行為をする人はたいてい常習犯で再犯者も多いと聞きます。悪質な痴漢には制裁を加えなければとつねづね思っています。
痴漢を訴えたことがあります(ぴっこりーの・神奈川・パートナー有・37歳)
20代後半のころ、西武新宿線で痴漢にあいました。明らかに挙動不審であったので用心してたけど、お尻をムズっと触ってきたので、すかさず次の駅に停まるとき手を握り返しホームへ降りました。「この人痴漢です!」痴漢とは、卑劣な行為。先進国でも日本ほど痴漢の多い国はないと聞きます。こういうヤツを許せるはずがなく、駅員へ突き出し、その後警察へ行き、所轄で取り調べをしました。訴えますか? と聞かれたので「当然です」と手続きをしました。怒りに震えてた私に親切な警官が「お茶でも飲んで落ち着いてね」と熱いお茶を入れてくれました。とても嬉しかった。あきらかに痴漢と分かったので訴えましたが、もし判断に迷ったら、できないかなとも思います。触られたら恥ずかしがらず、こらしめるつもりで手を握り返すと、相手はアレ? と思うので、結構ラクに捕まえられますよ。
自分の見た目や態度を変えることも(イスタンブール・30代・関東・パートナー有)
現在の私だったらすぐに捕まえて警察に突き出すと思います(告訴はわかりませんが)。ただ、実際に痴漢に遭遇していた学生時代にはその勇気はまったくなく「こんな目にあうのは自分に責任があるからではないのか」と落ち込んでいたものです。その後自分の見た目や態度をかえることで痴漢にはあわなくなりました(これはとても重要だと思います)。今後遭遇するとしたら電車の中で他の人に痴漢をしている人をみつける、ということでしょうか。そのときはすぐに突き出したいと思います。

警察に行くことが煩わしい(スロウ・東京・パートナー有・26歳)
告訴というものの制度や大変さ、方法も知りませんし、費用や期間などなど、痴漢にあったら悔しいし、きっと「訴えてやる!」と思うのかもしれませんが、ほとぼりが冷めたら、きっと行動に出ないのかな? とも思います。常習犯や確信犯、悪質な犯人に対してはもちろんなにかしらの罰を与えたいと思いますが、自分に何ができるのかがわかっていませんね。あと、警察に行っていろいろなことを話したりするのがいやですね。以前、交通事故の現場にいあわせ、けが人の手当てをして、急いでいたのに「話を聞きたいので待っていてください」と冬の寒い中1時間待たされました。結局待ちきれずに「急いでるんですが」というと「じゃあ、いいです」と。一度そういう目にあうと、いちいち関わりたくなくなってしまいます。協力し合える社会を、といっても一人だけの力ではどうにもならないし、社会も変わっていくようにもっと声を出せる人が頑張っていってほしいです。
痴漢をさせないために(binko・大阪・パートナー有・44歳)
痴漢は悪いことだと思いますが、痴漢をさせてと言わんばかりの格好をした女性も多いこともいっておかねばならないとと思います。ミニスカートでキャミソールのような格好で座るときなど、股を開けたり、女性である私まで恥ずかしくなるような場をわきまえない人たちも多いので、そんな人たちが痴漢にあっても、自業自得と思ってしまいます。アメリカの大都市等の女性は、通勤の時は、パンツやジーパンなどで男性に触らせないような格好で会社へ、会社で着替えてスカートをはく等の対策をしている人が多いと聞きます。だから、本当に痴漢に遭いたくないのなら、女性側も注意を払い、男性の視線になめられるような服は着ないことです。告訴となると、行かねばならない仕事をキャンセルするなどの時間と疲労が必要になると思われ、告訴はしないと思います。
法的な情報を武器に犯罪を抑止(みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)
学生の頃は痴漢にあっても勇気がなくて捕まえることができませんでした。映画館で痴漢にあった時は逃げられてしまいましたが、窓口の人に特徴を告げると「常連」さんだったらしく、支配人が劇場内を見回ってくれました。この対応があったから、今も映画館へ通えるのだと思います。被害者が不愉快な思いを抱えて小さくなるのも問題です。「少し触っただけでいきなり実刑。家族も職業もすべて失ってしまう被告人」に同情するのではなく、その情報を犯罪の抑止力としてもらいたいです。