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今週のテーマ会議番号:2682
この経済状況で、離婚を諦めていますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2009年03月23日より
2009年03月27日まで
円卓会議とは

金野志保
プロフィール
このテーマの議長
金野志保 弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
円卓会議議長一覧
初日から、多くのご投票とご投稿をありがとうございます。非常に多彩な意見を頂戴し、私も大変勉強になりま……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 今まさに悩んでます (mingming・東京都・パートナー有・36歳)
離婚に二の足を踏む最大の要因はやはり「経済的自立」です。今まで着実に積み上げてきたと思っていたキャリアもこの不況下では、会社勤めの身では危ういのが現状。大幅なリストラ、給与削減と、30代半ば過ぎの女が一人で生きて行くにはリスクが高いと言わざるを得ません。今すぐどうしても別れたい!という状況でなければ、多少我慢してでも二人で生活することでリスク軽減を図ります。同じような理由で出産リミットを抱えながら子作りに踏み切れない同僚もいます。

yes 諦めませんが延期します。 (marco302・パートナー無・37歳)
もし自分が専業主婦であったら、諦めはしませんが延期するかもしれません。子どもがいれば余計に。今離婚したら、通常の経済状況時以上に精神的を消耗すると思われるからです。慰謝料一つとっても、現金も不動産も時価総額にしたら微々たるものでしょうし、養育費も目減りする可能性が大です。この時期の離婚条件が今後の数十年を左右するのであれば、離婚は延期して我慢すると思います。

yes 影響は大 (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・40歳)
離婚する、しないは別として、経済不況により収入減の家庭(特に専業主婦の家庭)は、夫婦関係に影響を及ぼす可能性は高いと思います。特に、妻の夫に対する不満が、大きくなるのではないかと想像します。(「不況なのだから仕方ない」とは考えられないのでは? )我が家は、共働きで、互いに大幅収入源になっていますので、「仕方ないね。この状況だから、仕事あるだけ良しだよね。」と励まし合って(慰め合って)いますが……。

no 子どものことを考えると…… (こまちママ・千葉県・パートナー有・37歳)
主人は事業を立ち上げて3年経ちますが、ほとんど無給の状態で、現在は私の収入で親子4人が生活しています。主人と離婚しても経済的には何の支障も無く、何度か離婚も考えましたが、二人の子どものことを考えると、離婚には踏み切れません。経済状況でというよりも、子どもの為に離婚を諦めています。

no 不思議です (miho510・東京都・パートナー有・35歳)
そもそも結婚時に、「お金」をめあてにして結婚していないので、現在の結婚している状況に特に影響しそうな生活を送っていないのですが。「離婚」という場合、経済状態以外の深刻な問題が一番の離婚の引き金になるように思います。離婚をしようと思っていない者が、離婚が前提のお題に投稿するのは違うのかもしれませんが、経済のことだけを考えれば、不景気の時ほど夫婦でがんばって乗り越えなければ!というのが当方の「夫婦」という形における考えです。

no しました (yummin・長野県・パートナー無・36歳)
元夫は大手企業の役職つきです。離婚する数年前より、経営は下降線なのは目に見えていました。外資系なので、いつクビを切られるか……という心配もありましたが、いまも同じ職場で離婚前と同じように働いているようです。離婚した要因のひとつに、元夫の経済状況が厳しくなっていたことはあります。暴力などはありませんでした。医療保険なども厳しくなっていたので、当時は海外在住でしたが、日本に戻ったほうが色々な点で安心でした。

no 出産、育児が無理? (mcqueen・東京都・パートナー有・35歳)
結婚そのものは続けられるかもしれませんが、出産、育児は今の状況では諦めています。夫の給料&貯金だけでは、出産、産休、育休は無理です。今の職場に勤めてまだ半年。いま子どもができたら、正社員での職場復帰は永久にかないません。もっと後でも、無理かもしれない。そう思うと、たまにさみしくなります。「子ども欲しい」という夫の思いに応えてあげられないのかな。それが夫婦関係に影響しそうです。話し合ってはいるのですけど……。

no 無職同士の離婚 (真打ち・栃木県・パートナー無・39歳)
離婚調停の時期、私は専業主婦で夫は仕事を辞め定職が無かった。DVも原因だった為、私の場合はまず身の安全の確保が最優先だった。「離婚」と「不景気」の関係も一部で理解は出来るが、景気(回復)を窺がっていられる状況は、切羽詰ってはいないと思う。母も叔母も「離婚してやっていけるなら離婚をしたい」と呟く。しかし、慰謝料の見込み額など どこか相手に自分の人生を委ねた姿勢が感じられるうちは、離婚はしないし離婚しても自立は困難だ。私は経済より自分の真意を尊重した。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
逆境をチャンスに変えるために。次のステップの準備は如何?
初日から、多くのご投票とご投稿をありがとうございます。非常に多彩な意見を頂戴し、私も大変勉強になります。

「YES」派の皆様のお考えは、「背に腹は代えられない」、つまり「生活ができないくらいなら離婚は我慢せざるを得ない」というものが多いようです。「現実優先派」とも言えるでしょうし、「経済的に支えあうのも結婚の重要な目的」とお考えなのだろうとも思います。

ひとつ誤解があるようですが、離婚時の離婚条件は永遠不変のものばかりではなく、たとえば養育費などは、双方の経済状態により変えることが可能です(家庭裁判所に養育費の増減の申立をすることができます)。自分の収入が減少したら、いったんフィックスした養育費であっても増額の申立ができるのです。他方で、相手の収入が減少したら、養育費減額の申立をされることもあるので、諸刃の刃ではあるのですが。

以前、転職の狭間に失業保険をもらっている期間を利用し、失業したふりをして養育費減額の申立をしてくるという、ちょっとあきれたケースがありました。私も依頼者の女性も男性の意図を見抜き、再就職先と及びそこでの給与が従来よりもアップしているという事実をつきとめ、無事、養育費を維持したのですが……これは非常にレアなケースで、たいていは子どもがかわいいためいったん決まった養育費は頑張って支払うケースがほとんどです。(なお、家裁の調停で決定した養育費は不払になると相手の給与や資産に強制執行をすることが可能ですので、相手が給与所得者である限り不払となる可能性はほとんどありません)

今回は「NO」へのご投票が圧倒的に多い結果となっています。経済的自立をしている方、もともと経済と結婚とは切り離している方、DVなどより切羽詰った状況では不景気も関係ないと考える方、さまざまなご意見がありました。経済的不安より「精神的安定」をより重視しているか、または離婚により経済的に不安定にならないという方が多いようです。

さて、YES派、NO派のさまざまなご意見を通して、ひとつのキーワードが浮かび上がってきます。それは「経済的自立」です。経済的に自立していれば不況と離婚は関係ないと考えることができる傾向があるようです。つまり、自由を手に入れるために経済的自立は不可欠ということなのかなと思います。

不景気が理由で離婚を控えていらっしゃる方は、何らかの経済的自立等の準備を始めていらっしゃったりするのでしょうか。それとも不景気という嵐が過ぎ去るのをじっと待つという手法でしょうか。独身の方や、離婚を考えていらっしゃらない方も、「自分ならこの不景気の中、こんな準備をすると思う」というようなご意見を頂戴できれば幸いです。

金野志保
弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
金野志保


関連参考情報
■ 「結婚は人生に必要だと思いますか?(2001年)」
結婚をする理由、しない理由。2001年当時の参加者の声は?
■ 「夫(彼)から言葉の暴力を受けたことがある?」
「配偶者からの暴力」には、身体的暴力だけでなく、精神的暴力・性的暴力なども含まれる
■ 「シングルマザーでもOK、そう思える社会になってきたと思う?」
みなさんは、シングルマザーについてどんなイメージを持っているのでしょうか?
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