

賛成だが、基本的な考え方には疑問(Reiko・東京・パートナー有・31歳)
年金分割には賛成だが、基本的な考え方には疑問がある。わたしは最近、3号被保険者になった。自分で言うのもなんだが、働く能力も機会もあり、子育ても老親の介護もしていないわたしが、夫の付属人であるということで納付が免除される制度はやはり、少しおかしい。基本は、夫婦であっても個人で年金を納め、働けない理由(子育て、介護、家事)がある場合に免除や軽減をする、という発想にすべき。
時代の流れとして当然の決定(himetaro・パートナー有・43歳)
以前から大変興味を持っていたテーマです。離婚したくても基礎年金しか受け取れなくては老後の生活が成り立たず、渋々連れ添っている女性が多いこと、「年金縛り」と称されている点がわたしもずっと不満でした。
時代の流れとして当然の決定だと思います。専業主婦はいろいろな事情があって、働けない場合があります。子育ても一段落し、いざ働こうとしても社会では使い物にならなくなっている厳しい現実。一生懸命家事育児をやればやるほど、そうなってしまう。さらに、離婚して自分らしく生きようとすれば、年金がほとんどもらえないような事態では八方ふさがりもいいところ。これで、ますます男性も女性から三くだり半をつきつけられない工夫をしてくれるかもしれません。年金の分割化は男性中心社会の働き方、価値観、人生観にも風穴を開けてくれるかもしれません。

有職主婦が受け取る年金額よりも多くなる?(べんじゃみん・東京・パートナー有・32歳)
今回の制度案には反対で、別の形での分割ならいいと思います。この案が施行されると、「長年働いてきて、自分で掛け金を払ってきた(第1号か2号の)有職主婦が受け取る年金よりも、夫が高額所得者の(第3号で、自分では年金を払ってこなかった)専業主婦が離婚するほうが、高額の年金を受け取れることがある」と聞きました。こんなばかげた話はないと思います。これでは「自分で働くより、お金持ちになりそうな人と結婚するほうが女性にとっては幸せ」という制度を国が助長しているともいえるのではないでしょうか。
それよりも、20歳以上の国民が全員年金を払い、その上で専業主婦が離婚する場合は「夫への貢献」を考慮して年金の分割を考える制度にすべきでしょう。もちろん、育児中で働いていないから年金が払えない、などという場合は、過去にさかのぼって納められる制度を設けます。現行の2年までさかのぼるのでは不十分で、本人の自己申告で好きな年数だけさかのぼれるようにするべきではないのでしょうか。
なんてうらやましい!(しろりむ・三重・パートナー無・35歳)
年金制度改革に関してはそれぞれの立場があると思うので、万人が満足する制度というのはなかなか難しいのでしょうが、独身で自分の食いぶちは自分で稼いでいる人間としては、専業主婦がまったく掛け金を払わないまま年金を半分もらえる権利を持つというのは、うらやましい限りです。
「ランチママ」とかいわれている人たちは、優雅にショッピングや食事を楽しんでいる間に、ちゃんと年金の積み立てをしていることになるわけですよね! 正社員にもなれずにコツコツと国民年金を払っているわたしから見ると、正直、「なんてうらやましい!」と思います。でもこれってたぶんやっかみ。一生懸命、家のことをしている専業主婦の方ごめんなさい。
結婚時に二人で選択できるような形が理想(rekorin・パートナー有・29歳)
夫婦でも共働きや専業主婦の家庭があります。また、やむを得ず共働き、やむを得ず専業主婦など、事情はさまざまです。個人の価値観も複数あります。国が決めた方策を押し付けるのではなく、結婚するときに二人で選択できるような形が理想だなあ、と感じました。もっとも、方策というのはもっともっと複雑なものだと思いますので、単純な個人の発想でしかありませんが。
自分で自分の老後の備えをするつもり(aibe・大阪・パートナー有・28歳)
女性は夫の年金をあてにせず、自立していく道を切り開いていくべきです。年金問題は解決できないことだとあきらめているのですが、わたしたちは、どのみち申し訳程度しかもらえないと思っています。年金って、議員さんのためにあるんでしょうか。分割がどうこうという議論は正直、興味がありません。結婚していますが、自分で自分の老後の備えはしていくつもりです。

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