

夫婦単位で考えず(kico・兵庫・パートナー有・41歳)
わが家は夫が自営業で国民年金、わたしが勤め人で厚生年金です。こんな夫婦が離婚したらどうなるのかしら……。年金分割制度は賛成ですが、3号被保険者という制度には反対です。
これからは、サラリーマンが安泰という時代ではないので、専業主婦も自分で保険料を払って、個人ごとに払った額に応じた年金が受給できたらと思います。夫婦単位の考えは、国の偉い男性の方々が、自分の奥さんの保険料を節約しようと考え出した方法ではないでしょうか。以前は主婦だってみな、払っていたように記憶してます。
広い意味での議論も必要(ぴんぽんぱん・東京・パートナー無・40歳)
会社では、年金の代行返上、退職金の前払い、401Kと、結構矢継ぎ早に、制度をうまく使ってスリムになろうと懸命です。年金の分割制度は賛成ですが、家という考え方、結婚制度の在り方とか、広い意味での議論も必要かと思います。イー・ウーマンでも「パートナーの有無」とかありますが、籍を入れる入れないは、別問題という人も存在するわけでしょう。最大公約数は何かということを、多くの世代が共感できるよう時間をかけてでも話し合いをするべきなのだと思っています。
共働きの場合にも年金分割は必要(himetaro・パートナー有・43歳)
共働きの場合にも年金分割は必要でしょう。家事分担といいながら、共稼ぎの場合、実際には女性に多くの負担がかかっていると思います。しかも男女の賃金差は歴然とあり、女性が老後の蓄えをするためには、男性の倍以上働かなければならない計算です。共稼ぎといえど、しっかり「個」になっていない現状、妻の内助の功あっての部分は対価として換算し、年金が支払われるべきだと思います。
わたしは自営業ですが、職にありつけない専業主婦の身の不安定さを見るにつけ、分割化はある程度強制力を持ったものでなければ意味がないと思います。また、働かない主婦のほうが多くもらえるというのは誤解では? まだ改革の詳細を知り得ていませんが、一緒に同居した期間についての分割化ですよね? 婚姻期間が短ければ分割によって一時的には潤うでしょうが、その期間が過ぎてしまえば、自力で稼いでいくしかないものと認識しています。だから離婚によって生涯もらえる年金額が専業主婦のほうが多くなるのは、婚姻期間が長い場合だけ。そこまで我慢できず離婚に踏み切る専業主婦に対し、やっかみを持つのはちょっと違うのでは? それ以前に年金の浪費の実態が暴かれ、情けない思いでいっぱいです。
年金とは関係なく選んだその人の人生(happyyuko・東京・パートナー有・44歳)
働いている女性と、専業主婦の受け取り額については、女性それぞれの言い分があると思いますが、わたしは、どうあってもあまり気にしていません。夫が高額所得者の専業主婦が得するというご意見もありましたが、それは、年金とは関係なく選んだその人の人生です。
専業主婦でいたことは、夫が家事を分担することなく、しっかり家を管理していたとも考えられます。そのご褒美ととってあげたいと思います。夫婦の形は、ほんとに夫婦それぞれです。それぞれが納得いく生き方をしていればいいのであって、不公平がでても、これも時代の流れだと思っているのは、安易過ぎるでしょうか?
専業主夫の人はどうなる?(FX・愛知・パートナー有・28歳)
夫の年金を妻に分ける、という発想ではなく、自分の分は自分で払い、負担軽減(免除)の対象を一律に、収入がある程度以下の人としたらいいのではないでしょうか。現状だと、専業主夫の人はどうなるのだろう?とか、いろんな疑問がわいてきます。

制度に振り回されずに(パレアナ・東京・パートナー有)
選択肢が増えるという意味では賛成ですが、それがすぐに夫婦の幸せに結びつくかという点から考えると疑問です。また、お金に振り回されるだけが唯一の価値観ではないと考えていますので、何をもって損か得かは一概には決められないと思います。ただ、夫婦の愛情や信頼などをお金に換算してしまうようで味気なく思うと同時に、心の豊かさから遠ざかる風潮を招かなければいいがと心配しています。
「共働きでも年金分割制度が成り立つようになったら、どうします?」との問いについては、どのような方法で分割するのかはわかりませんが、考え方としては同じ夫婦なのだから同じ制度を適用するべきではないかと思います。もし、そうなったとしても、わたし自身の今の生き方を変えて、制度に合わせるようなつもりはありません。

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