
家族で話し合ううちに見えてきたら……(risara・三重・パートナー有・34歳)
私は、以前、貯金が趣味、というような漫然としたお金のため方をしてきました。それを使って何をしようというのでもなく、むしろやりたいことがあってもお金がかかるからやめとこう、といったくらい。でもある時、ふと疑問になり、せっかくならば、今の自分のためにお金を使おうと考えるようになりました。それを契機に、近い未来、遠い未来、何をしたいか、そのためにどのようにお金を使うかを普段から考えることが大切と感じるようになりました。今は、個人、あるいは、家族でしたいことなど、家族会議(子どもが小さいので今は夫婦会議ですが将来は家族で……)で話し合いながら、お金の使い方を考えています。生き方のモデル、家族のあり方のモデルとして、今のところはっきりしたものを思い描くのが難しいのですが、家族で話し合っているうちに、だんだん見えてきたらと思っています。
上手にお金を使って、損得のない人間関係を(Pururu・東京・パートナー有)
まさしく今の私のテーマなので大変興味深く読ませていただいています。「金銭は大づかみな把握にとどめておいたほうがよい」という言葉にとても救われました。今まで私の人生は計画どうり行ったことがありません。計画すらしていなかったといえるかもしれません。対処法の人生です。皮肉にもそのときは経済的に考えたら負担になるようなこと(子ども、家を買う)が、後に人生の活力になっているということにも気がつきました。自分の計画やら希望が、はたしてベストな選択なのかというのはわからないものですね。そうして今は何はともあれ「健康と仕事」、そのための消費(投資)はある程度続けていきたいと思っています。そう考えてみると、生き方のモデルはなんと幸運なことにも、わたしの両親ということに気がつきました。定年後も人に教え続け、健康で、趣味を通してたくさんの友達がいて、子どもの世話にもならない。経済的なことは聞いたことはないけれど、出し惜しみをせず上手にお金を使うことによって、損得のない人間関係を築いている両親を見て、近い将来ああなりたいと思う次第です。
身の丈にあった生活を心がけ(emerald・東京・パートナー有・31歳)
親の急死や自分の病気を経て、ライフプラン通りにはなかなかいかないものだなあと思いました。今は、子どもの学費や働けなくなってからの生活費のために遺産は貯蓄にまわし、今までどおり身の丈にあった生活を心がけています。
ライフイベントとキャッシュフローのシミュレーション(miyuma・東京・パートナー有)
ライフイベント表とキャッシュフロ−表のシミュレ−ションが簡単にできるサイトなどを利用しています。「へぇ〜、この年にはこんなにお金がかかるんだ」と恐怖心をいだいたりしながら、とりあえず、できることをやるようにしています。

中途半端な使い方はしないこと(Jayster・東京・パートナー無・25歳)
「モデル」というほどのものではありませんが、お金との付き合い方については、両親を目標にしています。一言でいえば、中途半端なお金の使い方をしないこと、でしょうか……。子どもの頃から、3,000円や5,000円のこまごまとしたオモチャを私が欲しがってもなかなか買ってくれなかったものの、本気で取り組んだ習い事や、教育機会のためにはポンと数百万円を下らない金額を投資してくれるようなところがありました。決して裕福なわけではなく、スーパーなどの特売品に敏感に反応したりして倹約しているんですが(笑)。「人としての財産になるものを『お金がないから』という理由で手に入れられないのは哀しい」と、よく言っています。私自身も、そんなふうに言えるようになりたい、と思うのですが、現状の貯金では道のりは遠いです……。
自己投資のときと思って楽しむ(mayumi*・メキシコ・パートナー有・31歳)
立てたいけど、先が見えないので立てていません。現在夫婦二人で結婚4年目。子どもがまだできない上、海外在住で仕事禁止なので、今後の人生展開が読めない状況です。もともと貯金は心がけており、いずれ夫婦(家族)の方向性が決まったら、おのずとそれに合わせて進められるよう準備しています。ただ貯金ばかりに走り、今の自由な時間に費やさないのももったいないので、今は自己投資の時だと思って使うことも楽しむようにしています。
まだまだ先のことが見えない(summerstar・沖縄・パートナー無・35歳)
何度立てようと思っても、立てられないライフプラン。誰と結婚するかで住む場所も変わるだろうし、住む場所を変えないために単身赴任もありえたり。そうすると、今度は家を建てるかどうかも迷ってしまう……。ということで、何にどれくらいお金がかかるか全然わかりません。