

会社の長期ビジョンを見据えて仕事する(ちゅうた)
暮らしているのはそんなに都会ではないので、今の雇用条件(正社員)で給与も維持に近い形で転職を考えられるほど、会社自体の数がありません。また、今の条件をすべて失ってでも転職したいと思う会社にも出会ったことがありませんし、自分に起業が向いているとも思ってません。なので、結果的に一社に勤めることになると思います。メリットはいろいろな部署を経験することができます(中には、ずっと同じ部署の方もいますが)。
また、会社の長期ビジョンを見据えながら「今、何をやるべきか」を意識しながら仕事ができます。また、自分が築いた実績に裏打ちされた評価がバックにある中で働けるのは、自信にもつながります。給与面では、今後どのようになっていくか不確定な部分が大きいですが、福利厚生面や育児休暇制度などの制度が充実しているので、安心があります。キャリアアップの転職の機会があれば、考えるかもしれませんが、キャリアアップの転職がそんなに誰の前にも訪れるとは思えません。
わずかでも昇給があること(nanachann・既婚・40代)
能力、成果主義といっても、まだまだ年功序列が残っている会社も多いと思います。わたしの勤めているところもそうですが、大きな組織であればあるほど現実は……。続けるメリットと言えば、給与面くらいでしょうか、思いつくのは。転職して5年がたちますが、1年ごとにわずかではありますが、昇給はあります。ただ、これは頑張っている人もそうでない人も同じなのがふに落ちません。
落ち着いてのんびり、という気分にはならない(RJ+・東京・未婚・27歳)
わたしの勤めている会社は、就職活動当時からも10年で2〜3回の異動がある、ということを聞かされていたとおり、5年目の今、ほとんどの同期が異動を経験し、前の部署でのキャリアを生かしたり、また、まったく分野の違う仕事にチャレンジしたりと、新たな自分を発見している時期です。わたしも4年目から、それまでの営業寄りの仕事から、企画開発の仕事に異動し、会社は変わらずともいろいろな経験をして自分を成長させることができる環境に満足しています。そして、また近いうちに新しい環境へ飛び込むために、自分を磨こうという意識も生まれるので、一つのところに落ち着いてのんびり、という気分にはなりません。
公務員もこれからの時代は(akemimi・佐賀・既婚・34歳)
公務員なので、今のところ続けるメリットはありますが、これからは公務員もそういう時代ではなくなるようです。当然かもしれませんね。

「空気」だと言ってもらえる職場(都香・東京・パートナー有・38歳)
今の仕事にたどり着くまで、5年かかっています。わたしは派遣社員ですので、自らの希望を言えるかわりに、希望も言われてしまうわけです。だから巡り合わせだと思います。やっと、「空気」だと言ってもらえる職場に出会えました。わたしはそれは最大限の賛辞だと思っています。普通はあることも感じないけれど、なければ困る、という意味で。
つらくない職場なら永続的に勤務していることのメリットはあるかもしれませんが、選択する自由が残されている限りはトライし続けました。無論そこには配偶者の存在も大きいですが。今は職場の「空気」と同じ存在であると、自分が思える限りは一社にかかわるのもいいかしらと考えています。
マルチプレイヤーになるほうがつぶしがききます(巽・大阪・未婚・43歳)
途中でリストラされる危険がないなら、新卒から定年まで同じ会社にいるのにメリットはあるでしょう。でも、こう言ってはなんですが、女子社員に平等な出世や昇給のチャンスがあるならともかく、そうでないなら、いろいろな職場を渡り歩いて、それぞれの仕事の進め方、人間関係、技術を身につけてマルチプレイヤーになるほうがつぶしがききます。20年間ひとつの職場でやってきたベテランが、突然の解雇で再就職先を探しても、違う業種では対応できないというケースもあるようですから。
正社員が派遣、契約社員より安定しているとも言い切れません。派遣会社を通したほうが権利が保証される面もあります。もちろん、そこの社風がとても自分に合っていて、転職してもそこ以上に働きやすい環境は望めそうもないというような場合もあって、待遇や将来性だけの話ではありませんけど。
応用の効く人材が勝ち残るのでは?(Mina)
一社に勤め続けるメリットはないと思います。わたしは数回の転職経験がありますが、それぞれの会社に働くメリットとデメリットがあって勉強になることを実感するとともに、いい経験にもなっています。転職の経験のない方々とお会いすると、視野が狭いような気がしました。これからは終身雇用も崩れ、たくさんの経験をし、それを活かした応用の効く人材が勝ち残るのではと思います。また、自分自身もそのようになれれば。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!