
相手の目線(琴祐・横浜市・パートナー有・33歳)
自分が夢中になって話してしまっている時に、相手がどこに目線を落とすかにすごく気をつかいます。結局はその反応をどう私が解釈するかにかかっているので、ノンバーバルな部分は重要だと思います。でも一方で、私は言葉を扱うライターとして、言葉の使い方にも気を配るようにしていますし、言葉の持つ重要性も改めて感じています。何気なく放つ言葉(くせや言葉の選び方、流行語をどう取り入れるか)の中に、その人の真意があったりすると思うからです。一生懸命選んだ言葉をどう解釈するか、あるいは解釈してもらうか。そこにノンバーバルなコミュニケーションの重要性が潜んでいるのであって、言葉の重要性を軽視する風潮(政治家の失言、「自己責任」といった非常に意味の重い言葉の乱発)を少し危惧しています。
うれしくて楽しい!を発信(小林哲之・東京・パートナー有・37歳)
「普通の顔」が笑顔になるように、意識しています。楽しくもないのに変じゃないのか、などとは考えません。生きているだけで、うれしく楽しい。その情報を発信しつづけるだけで、世の中はだいぶ変わると思います。ビジネスの現場でも近所付き合いでも、無表情な人が目に付きます。無表情とは、話している相手に興味を持っていないというメッセージを発信していることと等しいと思います。これでコミュニケーションが円滑になるはずがありません。デフォルトは笑顔です。それだけでたいていのことはうまくいきます。
言葉以外のツール(momo-can)
もともと無表情な友人との会話で、何度かあまり気持ちの良くないやり取りとなってしまったことがありました。後で考えても、内容的におかしなことは言ってないはずなのに、なぜ自分はこんなにも嫌な気分になってしまったのか考えたのですが、顔の表情が乏しく、楽しいことを言っていてもそう伝わっていないのだと思いました。それこそ「人の振り見て」と言うように、それ以来自分も人と会話をする時は言葉以外の部分、特に表情に気をつけるようにしています。特に最近はメールなどで言葉だけしか伝えられないコミュニケーションも増えてきたので、誤解を与えないように言葉を伝えるために、言葉以外のツールがいかに大事なのかを改めて知らされることとなりました。

人のことはわかっても(みっちぃちゃん・大阪・パートナー有・53歳)
人のふりを見ているときはよくわかるのですが 自分では意識していなかったようです(初対面の人と会う時とかは少し意識していたかな?)。いつでもそうなんですよね、気をつけたいです。
初心にかえって見つめなおしたい(harukawhite・東京)
あまり意識していませんが、自分自身が初対面の人を判断するときには、外見(服装や、話し方や態度)を見て、なんとなくとっつきにくい人だなとか、優しげな感じの人だなぁと感じたりしているので、意識しないといけないと思いました。唯一気にかけていることは姿勢を正すということなので、それ以外の顔の表情や話し方を初心にかえって見つめなおしたいと思いました。
誤解されやすい(はしけい・静岡・パートナー有・36歳)
「ノンバーバル」という言葉自体、初めて聞きました。私は子どもの頃から「誤解されやすい人間」と周囲から言われてきました。言葉ははっきりと文章も明確に表現するように努めていますが、何が人にそう思わせるのか、わかりません。「ノンバーバルコミュニケーション」を意識することで、本当の自分を知ってもらえるのであれば、ぜひ、教えてください。