
意識していない時も(ダーシャ・東京・パートナー有・36歳)
最近とても意識するようになりました。ボーっとしている時の自分をふと鏡で見たとき、すごく恐い顔をしていることに気がつき、もし人と会っている時、気を抜いてこんな表情をしていたら相手が嫌に思うだろうなと思った事がきっかけです。仕事上いろいろな立場の方とお会いすることが多いので、笑顔、声のトーン、姿勢に気をつけます。また、相手が話していることには全身のアンテナを向けて、何を求めているのかを捉えることに神経を集中させ、全身を使って質の良いコミュニケーションをとることを心がけています。今はまだかなり意識しないとできないのですが、トレーニングを積み重ねていくことで、自分のデフォルトの状態がそうなることを目標にしています。
何を考えているのか(コンキン)
外国語指導が仕事ですが、授業では言葉だけではなく言葉以外のコミュニケーションの大切さを強調しています。発言が少なくそのうえ表情や態度にも動きが少ない人は、「なにを考えているかわからない人」という印象を持たれると思います。だからといって、イライラなどマイナスの感情を、他人にふりまかれては、困ったものですが……。身体表現も言語表現も、その人の人格、思考の表れですから、まずは好ましいパーソナリティーが先決ということでしょうか。
秘訣はアイコンタクト(komakki・海外(中国)・パートナー無・32歳)
かなり意識しています。ことばの語調、語気、声のハリ、表情などはもちろんですが、アイコンタクトをとることです。目の高さをあわせ、スキンシップをはかるなど、やり方によって相手に与える印象ががらりと変わります。自分の伝えたいメッセージをうまく伝えるためにも、効果的に使いたいと思っています。
論文を読んでから(mladybird)
学生時代にコミュニケーションのクラスで、7割以上のメッセージは態度や姿勢、話し方によって伝わる、という論文を読んでからは、気をつけるようにしています。ただ、気を抜くと、本性が表れているような気がして怖いです。
コミュニケーションが楽しくなる(ロエ・神奈川・パートナー有・38歳)
母親になってから、特に意識をするようになりました。私は昔から人一倍エネルギーが強いタイプだと自他共に認めていますが、昔は相手に印象を持ってもらうこと、信頼してもらうために自分のエネルギーを前面に出して個性を打ち出すことの方が重要だと思っていました。しかし、家族を持ってからは、自分の言動、人に与える影響すべてにおいて、自分だけの責任ではなく、家族の中の自分だという意識をより強く持つようになり、自分を打ち出す前に周りをよく見て、人の個性に合わせてノンバーバルの部分を使い分けるようになりました。仕事でも父母の活動でも、今では自分のエネルギーは自分を打ち出す武器にせず、そのエネルギーが周りの多くの人に入り込んでいくように意識しています。縁の下の力持ちやコーディネートという役割を好んでするようになりました。そうすることで、人が動き出して、ものすごく大きなパワーになることを実感している今日この頃です。人とのコミュニケーションが以前より楽しくなりました。
言葉と表情が違うと(キョマリン・千葉・パートナー無・35歳)
自分自身、会話の相手が発する「言語以外の表現要素」を敏感に察知する方だと思います。「言葉で話していること」と「表情・しぐさで話していること」が違っているな、ということが良く感じ取れてしまうんですよね。そのため、自身も相手に発するノンバーバルの要素に気を遣ってコミュニケーションをとっているつもりです。