
市長が「顔」(reikot・大阪・パートナー有・34歳)
最近とみにそうかな? と思います。私は地方自治体勤務なので、いわゆる「市長」が「給与支払い者」であり、「社長」だと認識しています。ある分野では有名な方でもあり、「会社の顔」というのはまさしくこの方だなあと思う昨今です。
内と外への積極的なコミュニケーション(Atlanta・神奈川・パートナー有・46歳)
最近、「攻めのPR」に積極的になりだした弊社では、社長の写真やインタビュー記事を雑誌や新聞などでよく見かけます。お客様に対して、どのようなアプローチをしていくかというポイントや方向性がよくまとまっていて、社員が読んでも興味深いものです。社内的には年2回、大きなコンベンションがあり、全社員対象に業績報告や今後の課題(大枠)を社長が話します。その質疑応答ではできるだけ社員の不安や疑問に応え、提案を受け入れようとする姿勢が伝わってきて、会社の大黒柱としてのカリスマ性を感じます。社長が元気で公平で、内外とのコミュニケーションが取れていれば、企業全体としても活力あるものになると思っています。
仕事を任せ、責任をとる(ありる)
社長が会社の顔。当然です。社員をどれだけ会社という幻想に巻き込み、惚れさせ、自分の仕事に誇りを持たせ、会社としていい仕事を残すか。それは社長はじめ経営陣にかかっていると思います。ですが、「社長の説明責任」というのはかなり違和感があります。社長は、「この情報については誰が管理しているか」を管理すべき立場で、たとえば「その質問は、この件と理解いたしました。その件については、○○役の××から説明させます。ただし、その説明内容についての責任は全て私にあります」と言えれば十分ではないかと。だからこそ、それを言うために「何を誰に任せるか」の人事権も持つことになるのではないでしょうか。それができていない社長が多いようだな、とは思いますが……。
尊敬できる人であって欲しい(ガク・兵庫)
トップに立つ人は、尊敬できる人であって欲しいです。テレビなどで各大手企業の社長が報道されている時に「あー、この社長の下では働きたくないなぁ〜」とか「あっ、この社長の下では働きたい! ぜひ!」など勝手に評価させてもらってます。「説明責任」も、ただ謝るのではなく、被害者への心からの誠意をもって説明し謝罪して欲しいですね。そこで働く従業員が自分の会社・社長に対して、がっかりしないように。
「経営者」が身近な存在になった(みあい・愛知・パートナー無・27歳)
トップの理念がその会社の動向を左右する時代だと思います。日本経済新聞を見ると、まさに顔写真入りでその会社のポリシーや目標を語る記事もよく載っています。インターネットの普及などで、トップの人と私たち消費者が身近になったせいか、社長さんがどういう人であるかによっても我々が判断できる材料が増えたと思います。賛否両論がありますが、ライブドアでも堀江社長が前面で出てこなければあれだけ論争を巻き起こさなかったと思います。経営者側からすれば世の中で求められているリーダー像にならないと支援してもられなくなるのではないでしょうか?
社長のイメージが企業のイメージに(lovesnow・山口)
会社のロゴ以上に重要になって来たと思います。しかしながら、逆に、その人の人格(あくまでも表面的なもの)までもが会社イメージとなる場合もあり危惧されます。言葉足らずに発せられた言動に、冷たさや怖さを感じてしまったり、会社の高度な成長性とは裏腹にあまりにも貧相な風貌のため、倒産イメージが漂ったり、戦略的業務提携なのにマスコミで人気の名物社長と名もなく芸もない地方の社長がいきなり握手をして、売名行為だと取られたり……。企業も今や人格を持ち、その代表者の行動が会社のすべてをイメージする、される時代がきたのだと思います。
説明こそ社長の役目(wakano)
全社員が会社の顔だとも思いますが、何かあった時に重大な説明責任を負うのは社長だと思います。その人が頭として会社を動かしている以上、重責でしょうが負って頂く必要があると思います。それが仕事であり役目なのだと思います。私などは社長になれる力がないと思うので引き受ける事は一生ないと思いますし、今回のJR西日本社長を見ていると気の毒な面もありますが、その職に就いている限りは、きちんとした責任を果たして頂きたいと思います。