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2005/5/16(月) - 2005/5/20(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ社長は会社の顔ですか?

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凡例
キャスター
川村秀樹
川村秀樹 コンサルタント

社長の説明責任という場合、何を説明するべきかということが重要です。「社長でなく、その会社の製品・商品が顔だと思います」(kuni0628さん)。いわゆる大企業の場合、製品説明は社長に期待しても駄目です……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

社員に買収を説明するときに(bluesea)

以前会社が買収されるということがありました。会社が買収されると社長は辞任することになるため、社員に対して説明する時もどこか他人事でした。社長がしっかりと責任を持って説明してくれれば、社員は買収されても大丈夫なのではないかと思えるのですが、他人事という感じで説明されるととても不安になりました。取引先へ社長が説明する時も、同じような態度で説明していたとしたら、おそらく取引を続けて大丈夫だろうかと不信感を持ったと思います。社長がすべてではありませんが、やはり会社を代表する人ですから、社長の発言は会社全体が決定して公表していることと思われるので、重要だと思います。

対外的には「顔」だけれど(Jayster)

「社長」という役職は、対外的な折衝の要となることこそが仕事なのだと思います。ですから、会社を代表して各ステークホルダーとコミュニケーションをとっていくべきと考えます。しかし、それはいわば、会社の「外向きの顔」を演出することであって、会社の内側の社員たちの思いを100%代弁できるものではないと思います。私は以前にシンクタンクに勤務していましたが、社内の部門が3つに分かれていて、SEを抱えるITコンサルティングが収益の80%を稼いでいました。少数派で、しかもあまりお金にならないことをしていた研究員とエコノミストたちは、「自分たちがいるからこそ、この会社はシンクタンクなんだ」という矜持こそあれ、SE社員たちとの交流や相互理解は皆無に近かったと思います。仕事のしかたから、会社に期待するもの、キャリアパスの描き方まで、三者三様でまったく相容れない関係でした。そのような状況の中で、SE出身の社長が「3部門の協働による相乗的な価値創造」といったフレーズで株主に企業説明をしているところを見ても、正直、「社長は社長として言うべきことを言っている」としか受け取れず、社員の考えを代弁したものとは考えがたい言葉だという印象を受けていました。社長は、対外的な説明責任という意味においては「顔」ですが、それは決して、内側を最も端的に表す顔だとは思いません。

内部では意外と知られていないのでは?(のほっち・山口・パートナー有・34歳)

「代表」という立場からすると会社の顔であると思いますが、雇用される方として、果たして社長を見て会社を選ぶかと言えばちょっと疑問です。しかし、社長が社内を把握できずに「記憶にない」や「部下が勝手にやったこと」などど逃げ口上が出るならば間違いなく社長失格です。ただ、内部でも意外と社長の事は知られてないのも事実だと思います。

転職で、社名や社長の持つ重さを実感(NS・東京・パートナー有・34歳)

転職活動中に特にそう感じました。面接で前職の話になった際に、社長のことを聞かれ、話が盛り上がることが複数回あり、社名や社長の持つ意味合いの重さを実感しました。私の場合はプラスに働いたのでとてもありがたかったですが、逆もあり得るかもしれないですよね。また、逆に、面接の受け手として、社長をジャッジする自分ももちろんいました。たくさん候補者がいて、私ひとりにどう対応しようがその会社にはそう影響はないかもしれませんが、やはりその人は会社の顔。いくら職務内容が自分のやりたいことであっても、会社の顔である社長が魅力的でなければそこで働きたいという意思は生まれないものだと実感しました。

会社の未来を映す鑑(小林哲之・東京・パートナー有・38歳)

さる大手電気メーカーの子会社に居りました。社内のパソコンが1人2台くらいになっていたある年頭訓示で親会社の社長が「これからはパソコンによるダウンサイジングとオープン化の……」とやったのです。その瞬間、フロアに居た社員の半分はずっこけ、残りはがっくりと肩を落としました。「そんなことは、もう済んで、次に進んでる」というのが現場の気持ちだったのです。社長が自社が何をやっていて、これからどうすべきかまったくわかっていなかったことをグループ企業を含め25万人以上に明言した瞬間でした。「薄々と感じてはいたが、ここまで明言されると、モチベーション落ちるねぇ」とは、当時の上司の言葉です。その会社は今、部門と土地の切り売りで永らえていますが、常に危機に直面しつつ迷走しています。社長は、会社の未来を映す鑑であると実感いたします。

NO

商品こそ「顔」(kuni0628・30歳)

社長でなく、その会社の製品・商品が顔だと思います。買物して、商品を手にとっても社長の顔は思い浮かびません。何か問題がおこった場合も、商品=会社だと思うので、「NO」としました。

一人一人が誠実な対応を(とよがみ・茨城・パートナー有・27歳)

取引先との打ち合わせや、就職での面接、接客など、社外の人とコミュニケーションをとる人それぞれが会社の顔だと思います。また、そういう認識を持って、誠実な対応をされたい(したい)と思っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「時の人」になるより、堅実に責務を果たすこと

社長の説明責任という場合、何を説明するべきかということが重要です。「社長でなく、その会社の製品・商品が顔だと思います」(kuni0628さん)。いわゆる大企業の場合、製品説明は社長に期待しても駄目ですね。同様に、決算内容の詳細は財務担当者のほうが把握しているでしょう。

私は会社の将来像を説明することが社長にとって最も重要な仕事であると考えます。経済、社会、政治状況の変化を読み取りながら、会社の3年後、5年後、10年後を考え、方針を決めて、それを実行に移すのが社長の責任です。社員の中にも、今後の技術開発、マーケティング方法など、専門領域の未来を見据える責任がありますが、会社全体の将来を考えるのは社長となります。そのために、社内外の人達に、的確なタイミングでその計画と進捗状況を説明する責任を負います。

「薄々と感じてはいたが、ここまで明言されると、モチベーション落ちるねぇ」という上司のコメントを紹介されている小林さん。会社の将来を計画するには、現実を把握せねばなりません。この現実を正面から把握していない社長も確かにおられます。「会社を代表して各ステークホルダーとコミュニケーションをとっていくべきと考えます。しかし、それはいわば、会社の『外向きの顔』を演出することであって、会社の内側の社員たちの思いを100%代弁できるものではないと思います。」(Jaysterさん)。こういう事例は多いですね。社員の思いを100%代弁することは不可能でしょうが、外向きに良い話ばかりをする社長もいます。

的確なタイミングで、的確な人達(ステークホルダー)に、的確な話をするのが社長の責任であり、その結果が、「会社の顔」を作っていきます。最近は、社長達が頻繁にマスコミに出てきますが、私自身は安易にマスコミに出過ぎているのではと感じています。マスコミが「時の人」に焦点をあてるのは当然ですが、「時の人」になって浮かれている、もしくは、「時の人」になりたいのかなと思わせるような社長までいます。社長の仕事は、将来を見据えて、必要な措置を今取るということです。在任中に大胆な改革をすすめたためにマスコミの批判を浴びた社長が退任、その後、改革の成果が着実に出てその会社が高く評価されるようになりました。その時になって、マスコミもこの社長の力量を評価するようになったという事例があります。

皆さんが勤務している会社の社長が「時の人」になっているのなら注意すべきです。また、社長の周囲の人が「会社の顔」に仕立てようと強く意識しているような場合もリスクがあります。

川村秀樹

川村秀樹

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