
仕事に厳しく、気持ちは優しく(シロコ・東京・パートナー有)
当然だと思います。顔じゃなければ何のための社長なのか……? という話になるのではないでしょうか? しかし例えばオーナー企業ではない場合、当然社長の任期というものがあります。その場合の社長はその任期だけ平穏無事に過ごせれば……という気持ちの社長も多いのではという気がします。そのようなところを目の当たりにすると自分自身の仕事に対するモチベーションは一気に急落しますよね。社長は任期に関係なく社員にはその姿を見せるべきではないと思います。私の理想的な社長像は仕事には厳しく、気持ちはやさしく! ですね。
顔であり、頭脳であり、心臓であり(いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)
当然「Yes」です。私が学生の頃、ゼミの教授が「会社の見方」のようなものを教えてくれたのですが、その項目の一つに「社長の人物を見よ」がありました。当時はインターネットなども無く、よほどの大企業じゃないと社長さんに関する情報はありませんでしたが、その気になって探せば色々ありましたね。好景気でマーケットそのものが拡大していれば、誰がやっても会社の業績が大きく変わることは無いのでしょうが、現在のように「パイを喰い合う」ような状況下では、社長の舵取りが企業の命運を左右するといっても過言ではないでしょう。やはり社長は会社の顔であり頭脳であり心臓です。
会社全体の姿勢や方向性を示す(ギエム・東京・パートナー無・48歳)
多くの場合代表取締役である社長の責任は重く大きいと思います。当然、会社の顔として、会社全体としての姿勢や方向性などについてステークホルダーへの説明責任を自身で果たすべきだと思います。その上で、細かいことは各担当者に説明させるなど、それぞれの役割分担が必要でしょう。
社長の弱点は会社の弱点(minpanda・千葉・パートナー有・40歳)
会社の顔であり、責任重大だと思います。その会社の弱点部分は、だいたいその社長の弱点部分と共通すると思います。いろんな人で構成されているのが会社ですが、社員は中間管理職の人の指摘よりも、社長の意見を重大視するものではないでしょうか。ですので、社長の甘い部分の引き締めは、その他の人ではできません。例えば、接客の悪いお店は、社長も接客能力がないところとなるのではと思います。社長の能力を見て、「こんな程度でいいんだ」と思ってしまうと思いますので。
宣伝媒体として(桃coryn・パートナー無・28歳)
会社のトップがどのようなビジョンをもとに動いているのかなどが明確な会社ほど、業績も伸びている気がします。社長を見て良い印象だと、その企業の取り組んでいる活動や商品に非常に興味がわきますし、購買意欲もそそられると思います。社長は宣伝媒体としても、どんどん表舞台へ出て行けば良いと思います。ただ、話題だけが先行して行動がともなわないというのは、困りますが……。

自社の社長を知りません(らうとら・パートナー有・45歳)
実は社長の顔を知りません。誰だっけと思って自社のウェブサイトを見てみましたが、どの人が社長(代表)なのか、今ひとつはっきりしません。お客様も“社長”が誰かを気にしてるようすはなし。お客様が気にするのは担当の営業員。私が気にするのは直属の上司とその上まで。
社員一人一人の顔があってこそ(のりたろう・福井・パートナー無・31歳)
社長が築きあげた会社ではありますが、社員がいてこそだと思います。小さな会社は社長の顔があってこそと言う場合はある気はしますが、大きな会社になれば社員がいなければ企業は成り立ちません。それには、社員の地道な活動であり社員ひとりひとりの顔があってこそだと思います。
社長の説明責任? (A6M2・愛知・パートナー有・48歳)
社長の説明責任という意味ならNOです。社長には、会社のビジョン(方向性)、戦略的意思決定、社内の各組織に対する動機付けという使命があると思います。これらの使命が社長が代わる度に大きく変化する様では社内外共に困ると思います。社長が会社の顔か否かは、不祥事絡みで取り上げられることが多い様な感じがしますが、問題の本質からは外れていると思います。最近は、米国型の委員会組織を設けることで、説明責任を果たしていると評価する向きもあるようですが、その背景をしっかり見極めないと、経営トップの責任放棄を助長してしまうのではないかと懸念します。会社の顔は、特定の個人や組織ではなく、その会社が提供する商品やサービスであり、具体的な社会貢献活動であり、その背景にある企業風土であるべきだと思います。