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2004/3/29(月) - 2004/4/2(金)
5日め

テーマ仕事に愛情は必要ですか?

今日のポイント

ベタベタ・ナアナアじゃない思いやりとドライさを使い分ける

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凡例
キャスター
川嵜昌子
川嵜昌子 オンラインマガジン編集長

今回のテーマは、昨年の8月ぐらいから考えていたことですが、それから今までの7〜8カ月の間に、自分を取り巻く仕事や会社の環境が大きく変化しました。いろいろな出来事、出会いや別れがあり、深く考えさせられる……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

愛しむ心がどこかに存在しないとnew(ココマル・東京・41歳)

一代で富、地位、名誉をつかんだ企業トップの方の記事をよれば、その方が最終的に求めたものは還元だそうです。この記事からトップにのし上がる人の心の根底には愛があったと想像します。愛と言ってもいろいろですが、対ヒトであったり対モノであったり。人や物や事業のポリシーを愛しむ心が根底にあったからこそ、この方は成功したのではないでしょうか。仕事は人と人との繋がりを切り離してはできないものではないでしょうか。そこには物やお金が介在しますが、愛しむ心がどこかに存在しない物は、一時的に売り上げを伸ばしても、流行り廃りの憂目に遭うように思います。

相手の成長を願ってこそ通じるものnew(キャメ・静岡・パートナー無・36歳)

仕事は楽しくがモットーです。愛情なくして臨めません。アルバイトを含めた部下の育成も心から相手の成長を願ってこそ通じるものだと思いますし、また自身の成長にもなるものだと考えています。

「自分への愛情」もとても大切new(イスタンブール・関東・30代)

顧客と接する仕事をつねにやっていますが、愛情がないとすぐに相手に伝わりいい結果が出せません。また周囲の社員へも同様です。「これくらいいいか」の軽い気持ちが大きな取引を逃したり、社内の信頼を失ったりすることもあるのです。一方で「自分への愛情」もとても大切です。自分を押し殺してまで相手に尽くすのではなく、自分の主張も相手の主張も聞く。この「聞く」ということが望まれているように感じます。

ドライさと使い分ける必要があるnew(ニュー)

「愛」を「誠意や気配り」ととらえるなら必要だと思います。仕事を進めるドライさと使い分ける必要があると思います。どんな仕事でも自分一人で達成はできないと思うためです。とくに利益や業績と直結しない仕事の者にとって、「愛」のない仕事はただのお金をもらうための手段となってしまいますから。

新しい仕事にも楽しさを見いだしてnew(chaf・近畿・パートナー有・29歳)

仕事に愛情は必要と思っていましたが、1月に急な異動を命じられた時、自分ががんばって育ててきた仕事が別の人に取られる、というなんとも言えない悲しい気持ちを味わいました。愛情をかけすぎても他の人に持って行かれてしまうなら、と(出世したにも関わらず)一時期は仕事をする気がなくなったのですが、新しい仕事で楽しみを見いだし始めているわたしは、やっぱり仕事に愛情をかけずにはいられないのだと思います。

二つの愛情のかたち(mameminto・兵庫・パートナー無・28歳)

仕事への愛情とは気持ちがこもっていることだと思います。わたしはデザイン関係の仕事をしていますが、お客さまの立場に立って、お客さまに喜んでもらいたいと気持ちを込めて製作しています。そして、製作したもの(商品)に対して深い愛情があります。この二つの気持ちがなければ、やりがいもなく楽しくもありません。仕事を生活のためと割り切る形もありますが、わたしには生き方そのものだといってもいいくらい、人生において切り離せないものだと感じています。

心が込められている言葉が意味すること(月の猫・神奈川・37歳)

「愛着のある仕事」「愛着のある職場」このような言葉から連想されるのは、やはりプラスの感情で支えられ、つちかわれている仕事の場面です。わたしは「仕事に誠実であること」というのは、その基本はまじめさというよりは愛ではないかと、今回の問いかけから連想しました。ずっとまじめだから誠実なのだと思っていましたが、誠実という言葉には、心が込められているというニュアンスがありますね。そこに込められているのは何なのだろう?と思ったとき、やはりそれは、仕事自身やその仕事に関係する人に対する愛なのだと感じました。やはり文字で書くなら大丈夫ですが、声に出して愛とは言いづらいですね。

気持ち(好意)を込めた仕事(mamarin)

今、子ども相手の仕事をしていますので愛情は一番大切です。一人ひとりの子どもがこちらが努力しなくても愛情を引き出してくれます。大人相手の仕事の場合にも、物を対象とした仕事でも、愛情を持って接していなければ成功しないと思います。愛情をもって仕事をするとは、つまり気持ち(好意)を込めて仕事をするということではないでしょうか。

看護職における大切さ(きらら。・大阪・パートナー有・38歳)

「愛」と言われると恥ずかしいのですが、気持ちとか、心とか、思いやりとか、人とのコミュニケーションを大事にすることが「愛」に通じるのかなと思います。普通の会社とは違い、看護職ですので、職員間でのコミュニケーションや、患者さんに対するいたわり、相手の身になっての看護のためにも「愛」は必要だと思います。どんな状況でも、相手の身になれる仕事をしたいのですが、なかなか難しいです。

仕事とは「社会に対する愛情表現」(WhitePeach・埼玉・パートナー無・29歳)

そもそも仕事をするとは何か? たとえば、「他者に付加価値を提供すること」や「他者に奉仕すること」などいろいろな定義があると思います。わたしの理想は、仕事とは「社会に対する愛情表現」という気持ちで、自分の仕事に誇りとやりがいを持って行くことができたら、とても幸せなことだと思います。そうなるには、どうしたらいいか今模索中です。

自分や家族と同じくらいの愛情をもって働く(パレアナ・東京・パートナー有)

仕事に愛情が必要なことをわかっていても、「なぜアンハッピーな職場が多いのか」ということですが、自分や家族のことだけで頭がいっぱい、という人が多いためではないでしょうか? それと同じくらいの愛情をもって働けば、自分も周囲ももっと快適になると思います。

心を込めたものには、それだけの反応が返ってくる(Duck・パートナー無・28歳)

職場は仕事をする場所、と考えると無味乾燥のようですが、実際は多くの人間が一日の多くの時間を費やす「生活の場」なんですよね。何より必要なのは思いやり、気遣いだと思っています。気がついた人がちょっと手を加える、そういう潤滑油がきちんとある職場はやはりいい仕事ができるように思います。お客さんとの関係でも、こちらが心を込めたものには、ちゃんとそれだけの反応が返ってきます。もちろんいつもそうとは限らないけれど、わたしはそういう実感をたくさん得ることができました。それがわたしを支えてくれていると思います。

健全な愛情が大切(しろりむ・三重・パートナー無・35歳)

必要だと思います。愛情を感じることのできない仕事(好きでない仕事)はしていても楽しくないし、楽しくないばかりかストレスが溜まるばかり。ただ、愛情といっても健全な愛情が大切だと思うのです。自分を見失うほどの倒錯した愛情(心理学でいう共依存的な愛)だと、仕事中毒や過労――最悪の場合は過労死などということになります。自分らしく生活することと、仕事を愛することのバランスがとれていて、どちらからも喜びが得られることが理想だと思います。自己を犠牲にしても仕事一筋というのでは、いくら仕事に愛があるといっても、愛情としては歪んでいるのでは。

NO

愛情ではなく、プロフェッショナリティnew(shachik・東京・パートナー無・39歳)

仕事を通じての人間関係への「愛情」と仕事そのものへの「愛情」という意味が不明確です。仕事そのものへは誠心誠意完璧にやり抜くことですが、これは愛情ではなく、プロフェッショナリティと思います。それに関わる人々への愛情は別ですが。

愛のあるものもないものも平等に思いやるnew(トリ・東京・パートナー無)

企画・編集という、いわゆるもの作り的な仕事をしています。しばしば愛情を持つということが大切であるかのような言葉を聞いたり、実際そのような感覚を覚えることはありますが、それが仕事の核心であるとは思いません。より良いもの=高い水準のもの=ニーズに答えるもの、を作る中で、愛情がその過程における価値判断基準にはならないからです。それは愛情というよりは、使命感、義務感に裏打ちされるものであると思います。もし愛という感情を持つとするなら、疑いのない仕事を成し遂げる自分自身、そしてパートナーシップを持つ仕事関係者に対して、ではないかと思います。

いわゆる「体温を感じる仕事」をする人は魅力的だと思いますが、それは愛情というよりは、やはりその人自身の責任意識、社会に対して何かを成し遂げたいと思うからこそだと解釈し、だからこそ尊敬します。仕事をしている以上、好きなものとそうでないものが出てくるのは当然です。すべてを愛さなければいけないというのは、仕事にアイデンティティを直結させなければいけない気がして、苦痛や自責を背負うことにもなりかねません。やはり、愛しているものも、愛していないものも、平等に思いやることができる視点こそがいい仕事を支えるのではないか、と思います。

冷たい人間みたいですが本音(Petite・ニューヨーク)

難しいテーマですね。この「愛情」の定義を「仕事に対する真摯な姿勢」とするのであれば、愛情は必要と断言できるのですが、今の自分は仕事は自己実現の手段と社会奉仕としか考えていないため、愛情という感情とは違うような気がします。会社は株主のためという超アメリカ的経営方針にどっぷり漬かってしまっているからでしょうか、わたしにはどうしても仕事を自分の子どものように「愛する」ことはできないように思います。

仕事は好きでやっていることですが、やはりドライに割り切りますし、駆け引きもします。利益を上げた分の報酬は獲得する姿勢や、たとえば、「今会社が苦しいから」という理由でそれに応えられない会社に忠誠を尽くすこともわたしにはないと思います。ただ、引退後自分がやりたいと思っているライフワークに関しては損得関係なく愛情が注げるような気がしています。ただし、それも経済的基盤があってのこと。自分や家族を愛するように仕事を愛することはできません。冷たい人間みたいですが本音です。

百害あって一利なし(お江戸で小猿、トム吉!・東京・パートナー有・47歳)

不必要だと思います。むしろ百害あって一利なしではないでしょうか? 仕事に対して情熱は必要だと思いますが、愛情を傾けるべきは家族であったり、もっとプライベートな部分だと思います。そうでないと本当に客観的に見ていい仕事もできないし、仕事を退いた後には何も残らない、価値のない人間になってしまいます。

情けや同情がその人を甘やかすことにも(miujan)

まったく必要ないとは思わないけれど、情けや同情がその人を甘やかすことになるのはナアナアの関係を作ってしまうのではないかと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

まずは「自分への愛情」が基本

今回のテーマは、昨年の8月ぐらいから考えていたことですが、それから今までの7〜8カ月の間に、自分を取り巻く仕事や会社の環境が大きく変化しました。いろいろな出来事、出会いや別れがあり、深く考えさせられることが多かったです。まだその動きの中にいて、落ち込んだり、励まされたりしています。

昨日、「自分という存在がいまここにいることには何らかの意味があり、いま自分が行なっている仕事、目の前の身近な人たちも、何らかの縁があって巡り合っているのかもしれません」と書きました。が、たとえそうであっても、みんなに「愛情」をもって接すること、継続的に「愛情」を注ぐことは、実際にはなかなか難しいですよね。

クライアントや上司、部下、同僚、外部の協力者など、仕事で大きく関わり、連携をとる必要がある場合でも、自分とまったく価値観が違い、理解し合えない人とは、かみ合わず、空しさや怒りを感じたりします。たとえば、男尊女卑の人や、否定的で後ろ向きな考えの人、すぐ切れる人など。さらに、こちらの思いが伝わらず、逆に悪意で返す人、妨害工作を行ったり、誹謗中傷したりするケース。

自分が変わって、相手のわかる言葉で語らないかぎり伝わらないとは思っても、つい「そうじゃなくって」と、相手を非難することを「自分の言葉」で言ってしまう。「もういい」と投げ出したくなります。「この人の『良心』に訴えよう」と、努力を続けても、思い通りにいかないこともあり、それでも、ある意味「許そう」と心から思えるまでにはなかなか至りません。

自分が愛情を注ぐことのできる範囲は、精神的なキャパシティ(受容力、包容力)と関係していて、自分自身が成長し、視野が広がって、精神的なゆとりができないと、相容れない他人の存在も認められるようにはなりません。まずは「自分への愛情」が基本で、情けない自分であっても、自分の中のパワーを信じて、逃げないで、勇気を出して行動に移そう、とよく思います。

ところで、最初の日に書いた「ビジネスの成功も人生の成功も、キーワードは『愛』」ではないか、ということに関して、端的に書きます。

ビジネスの目的は、利潤の追求ですが、利益をあげるにはどうしたらいいか、ということを考えたとき、「顧客満足」はもちろん、「社員の満足」「取引先の満足」など、関わるすべての人の「Win-Win」の実現というところに行き着きます。そのためには、より良い仕組みづくりや、テクニカルなことが必要ですが、ベースに「Win-Win」を望む気持ち、実現する原動力が必要で、それは「愛」なのではないか、と思うのです。

「愛」とは何だったか、昨日、自分で書いた、わたしの考えとしては「愛は主体的なもので、感謝の気持ちが発端。相手の存在自体、出会った縁への感謝。相手が自分に何かを返してくれるのが目的ではなく、相手がハッピーになったり、成長することを望む気持ちから、何かをしてあげること」で、自分のなかのパワーを信じることが基本。

「愛」を継続したり、拡大するには、努力や自分の成長が必要です。そして、自分や相手の「ハッピー」や「成長」を考えると、どうしても、「自分にとっての、この人たちにとっての、未来はどうあるべきなのか」とか、そもそも「自分の使命は何なのか」など、いろいろ考える必要が出てきます。ビジネスだけでなく、人生全体、生き方にも関わってくるのです。

このテーマは大きく、真面目に考えれば考えるほど、「思い」「理想」と「行動」「現実」とのギャップを認識すると思います。しかし、一昨日書いたように、「あまり大それたものではない、ちょっとした思いやり」から始めて、徐々に、自分の愛情の範囲を広げていけばいいと思います。わたしも、少しでも「夢」と「勇気」と「パワー」を与えられる仕事ができるよう頑張りたいと思います。5日間、お付き合いいただき、ありがとうございました。

川嵜昌子

川嵜昌子

オンラインマガジン編集長

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