
やりたいことは未知の分野。現在勉強中(あっぷるみんと・香川・パートナー有・41歳)
まったくこだわりはありませんね。
いま、やりたいことがありますが、まったく知らない世界なので、いま勉強中です。いままでの経験が生かせる部分はあるので、それは最大限発揮できればと考えています。その業界にない発想もできそうなので、新しいものができそうな気もしています。
生活スタイルと仲間の影響が大きい(潤・埼玉・35歳)
起業しましたが、まったく違う業界です。業界よりも、自分の将来の生活スタイルに合わせました。あとは、一緒にやる人の影響が大きいですね。
いままでも業種や職種はバラバラ(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
そもそも起業する気はないのですが(笑)、やるんだったら喫茶店ですかね。カフェではなく、あくまでも喫茶店です。しかも常連客ばかりが長居をして全然もうからない喫茶店が理想です! 元々、大学での専門が化学なのに、最初に就職した会社では自動車の開発に携わり、次の会社でソフト開発や子会社の立ち上げ、販促イベントの企画・運営やオフィスプランニングなどを行い、いまはオフィス家具やインテリアのデザイナーをしているというキャリアなので、業界や業種、職種にはまったくこだわりがありません。
もしかするとリタイヤするまで「本業」が分からないのかも知れませんネ!(笑)
経験に無駄なし。違う分野で生かします(百花繚乱・鹿児島・パートナー有・36歳)
いままでの経験を生かし、違う畑での起業を考えています。「経験に無駄なし」……ですね。また、環境が変わること(結婚など)で、見方の変化を感じます。枝葉をつけ、自分の歩幅で動き出したいと思います。
シンプルに考えれば……(ヒロカ・千葉・パートナー無・31歳)
ものすごくシンプルに考えると、ビジネスって、「何を作ってどう売るか?」なので、まったく違う業界でも、共通項は見い出せると思います。あと、その業界の慣習の外にいるから見えることもあるし、そうじゃないとできないことだってたくさんあります。
私は脚本家を目指してます。でも、自分にもいまのドラマの作り方にも全然納得してません。だから日々ものすごく悔しいです。たとえば、日本と比較して資力のないはずのタイとか、韓国、中国が、めちゃくちゃかっこいい映画を作ってバンバン売ってるのを見ると、「なんで日本じゃこれができないんだよ!」と、ものすごく悔しいです。
何をどうしていいかわかんないけど、今年は地道に英語の勉強をして、シナリオの勉強を続けることにしてます。なんで英語かといえば、高校で留学してたからベースがあるというのと、まったく違う言語をやると、考え方がクリアになったり、より日本語に敏感になったりするからです。それと、別な角度から見る視点が増やせるからです。
正直言ってばかだし、何ができるかもまだわかんないし、そこまで根性があるかもわかんないけど、何もしないで腐るのは嫌だから、もっとあがこうと思ってます。

ビジネスの相手を安心させるためにも業界経験は必要(らいおん・東京・パートナー有・36歳)
いま、社内での起業ともいうべきプロジェクトに取り組んでいます。本当にゼロからの起業といえるような状況の方から見れば甘やかされた環境の中にいるのだと思いますが、ビジネスモデルとビジネスプランがないとそのための資金の獲得ができないという現実は共通しています。その意味では現在の業界との関連性が高いのでNOです。
一方、自分自身のキャリアの面でいえば、現在の業界でのキャリアは数年でしかないので、関係ないという解釈もあるかもしれません。とはいえ、やはりビジネスは相手あってのこと、それが取引相手であっても、あるいはスポンサーであっても、その人を納得させるためには、飛び込もうとする業界のなんらかの経験はあるべきなのでは、と思います。ただし、それはそこのエキスパートでなければならないという意味ではなくて、過去の経験でもいいと思うし、起業を決めたのちの修行と位置付けて、期限を決めて取り組む、もありだと思っています。だから、やっぱりNOですね。
業界より経験が大事だとは思うものの……(ケロリ・東京)
いままでの業界にこだわるかどうかでなく、いままでの経験にこだわるかどうかが大切な気がします。いままでの経験が他業界で生かされることはあると思うのです。その時は業界にはこだわらないでしょう。でも、いままでの業界にこだわった方が自分の強みが発揮できるなら、結果としていままでの業界を選ぶでしょう。
友人がいままでの業界にこだわらず、かついままでの経験にこだわらず、まったく未知の分野で起業しましたが、すごく苦労しています。というのも、臨機応変の「変」が、素地となる基礎知識、能力、経験が少ないために、つまり未知の分野であるため、状況に応じて軌道に乗せていくための変化という点において対応幅が非常に狭いのです。想像以上に大変だった、なめていたというのが本音のようです。ある程度こだわった方がよいかな、という気がします。