
「義理人情」で転職しました(サリーの恋人・埼玉・44歳)
4年程前の夏、勤めていた会社の統合・合併に直面し悩んでいた時まさに「義理人情」で転職しました。ただし、入社後はやはり仕事に対する姿勢や能力を重視されることに内心とてもホッとしています。「義理人情」だけでも「能力」だけでも、仕事は円滑に運びません。一つの組織として上手く機能するためには、バランスよく「人」としての繋がりをベースにクールな対応を心がけることが大切かと思います。
仕事仲間を思いやる気持ち(周)
確かに仕事に義理人情が必要なんてかなり、古臭いと思われるのでしょうが……。それでも必要だと思います。お客様や取引先のことを考え、そして我々も相手から考えてもらっているのだと感じられる時、本当に充実した仕事ができると思います。仕事以外の感情が一切入り込まないというような仕事はかなりクールでカッコいいかもしれません。しかし、義理人情だけでなく、思いやるという心配りができるところが、日本人の美徳です。仕事仲間を思いやれるなんて、とても素晴らしいと思います。義理人情に救われるような体験をした私としては、いつか自分も義理人情というような感情で仕事仲間を支えられるような人間になりたいと思いました。義理人情も大切なものだと思います。心の深さ、人間の器のようなものではないでしょうか? 仕事に義理人情は必要だと思います。
小さな町で商売をしていて(kumiko412・福井・パートナー有・32歳)
必要というより、それで成り立っているのではないでしょうか!? 特に私の場合は小さな町で商売をしているので、持ちつ持たれつの関係が切っても切り離せません。お客様と迎え入れる側の関係もそうですが、仕事上、雇われ主と雇われ側の関係も「義理人情」があってこそいい仕事ができるのだと思います。義理人情の信頼関係があるからこそ成り立つのが仕事なのかもしれないと思っています。
困っているときには助け合う(Orange・神奈川・パートナー無・29歳)
私は、接客販売業で、アルバイトやパートを雇用して仕事をしてもらう、という立場の職業についているので、大げさでない義理人情は絶対に必要です。人間同士のつながりがなければ皆気持ちよく働くことはできません。ほんの小さなことでも、助けてもらったら次に相手が困っているときに手を差し伸べようと思うし、そうやって相手を思いやることがお客様に対する態度にも自然に表れてきます。その思いをみなで高めあって仕事もレベルアップして欲しいと思っています。そのためには管理者である私がそのような姿勢を見せなければいけないと常々感じています。
商売に関係のない声を聞いて(SA-YA・群馬・パートナー有・32歳)
形式的な義理はいらないけれど、基本は義理人情なしに商売はできないでしょう。以前造り酒屋でレストランや売店も併設しているところに勤めていました。商品が売れるために頑張ったときよりも、「造り酒屋のお水がほしいなあ」と言った商売に関係ない声を聞いて水を汲んであげたりすると、高額商品が売れたり、リピーターになってくださったり……。反対にどこかの店に自分が客となったときに感じ悪く思えば二度と行きませんし、仕事にもこの人嫌だ〜という気持ちがなんとなく出るものです。義理人情の厚い人であれば結局仕事にもつながると思ってます。
時には誠意を持って自分をさらけ出すこと(aotuka・大阪・パートナー有・59歳)
基本的に、義理人情は必要だと思います。理論や、成績といった形に表せない、評価できない曖昧な何かが、仕事や人間関係には常につきまといます。仕事の上で意見が違っても、上下隔てなく付き合ってくれる上司や、先生に恵まれてきました。私は口べたで人付き合いがうまくなく、よくケンカをしてきましたが、結局、義理人情で収めてくれた諸先輩に感謝しております。しかしその場合でも、こちらが誠意をもって、理解してもらえるように筋を通して対応することが大切だと思います。あきらめないで、ある場合には自分をさらけ出すことも必要だと思います。
育ててくれた人には(micke・埼玉・パートナー無・33歳)
自分の仕事の能力は自分一人で獲得したのではなく、人に育てられてる部分が大きいと考えています。やはり育ててくれた人が苦境に立たされていれば、自分ができる範囲で助けようと考えます。