
常に意識を高く持って人脈を広げていく(Celina・東京・パートナー有・43歳)
人と人とのつながりにおいて、基本的には必要だと思います。ただし、何でも頼まれたら引き受けるということではなく(それは義理ではなく押しつけ)、信頼関係においても意思表示は必要です。また、同じ仕事を頼むなら、やはり実績のある相手先や、きちんとやってくれる相手先を選びたいのが人情だと思います。ただ、これらは方法論の一つで、本質的にはやはり組織の一員であることを認識した上での行動であることが前提と考えます。常に自分の意識を高く持ち、いろいろな人と関わっていくことで自然と人脈ができて、仕事の幅も広がっている人に人間としての魅力を感じ、自分もそういう人を目標に頑張ろうと思います。
自分に返ってくること(Evert・東京)
私は個人で仕事をしているので小さな小さな世界ですが、義理人情はほぼ自分に返ってきます。個人だからこそ、そこに頼らざるを得ないと言えばそれまでですが、できることは引き受けた方が自分も気持ちがいいですし、少し無理めな時は経験のために挑戦します。しかし、そういった昔気質の人間は出世は望めないのかもしれません。
無神経にならないように(空まめ・東京・パートナー有・42歳)
義理人情は不可欠です。ただ、日々の小さな決断の中で、難しい問題だと思うことがしばしばあります。義理人情だけにとらわれては、それとは別の土俵の現状が見えなくなるし、「人」があってこその企業だし。仕事に限らず、私が常に心がけていることは「無神経でないこと」です。相手がいま何を望んでいるのか、どんな一言を言ってもらいたいのか、私自身が鈍感になったらおしまい! と言い聞かせています。
公私混同は禁物(noriari・千葉・パートナー有・33歳)
個人的には必要なコミュニケーションのひとつだと思っていますし、ある程度重んじて仕事をしています。しかし、義理人情と人に嫌われたくないという個人的感情を混同した指示を出されるととても迷惑なときがあります。たとえば、縁故採用。たとえば、人事異動。義理人情でも公私混同は禁物だと思います。
困難をわかちあうことでハッピーに(harukawhite・東京)
義理はともかくとして、人情は必要だと思います。何か、後々の利益を求めてではなく、困難を分かち合うことで、ハッピーになれる場合もあると思うので。今般の道路公団関連は義理というよりは私欲だと思います。