
悩んだけれど離婚してよかった(太陽とひまわり・東京・パートナー無・41歳)
自分が幸せでなければ子どもも幸せでない、まさにそのとおりだと思います。事実、私も主人といさかいが多く、子どもの前で主人に殴られたこともありました。子どもたちは大声で泣き、「ママをいじめないで」と叫んでいたことを思い出します。いまから8年前のことです。結局、金銭的にルーズだということも重なって離婚。その2人の子どもも高校生になり、いまは友達のような親子関係です。確かに、離婚を決めるときに、父親のない子どもにしてもいいのか迷いましたが、振り返るといろんな意味で大変でしたが、いまは子どもたちと3人、とっても幸せに暮らしています。あのまま一緒にいても幸せになれたとは思えません。子どもたちが独立した後の自分の幸せを考える時期に来ているようにも思いますが、それはそれ。もうちょっと子どもたちと過ごす時間を楽しみたいと思います。
離婚して子どもも明るくなったような気がする(あきんぼ・東京・37歳)
「不仲な両親のもとにいる方が子どもにとっては不幸」との考えで離婚しました。当時、子どもは5歳。ものがわかり始めた年齢でしたが、二人暮しになった後の方が明るくなったような気がします。私に経済的な基盤があり、父親の育児参加は週末だけだったので、あまり迷わずに、私の方から一方的に別れたような形でした。
離婚しないでいる方が子どもに悪影響を与えそう(もい)
まだ子どもがいないのであくまで想像ですが、あきらめないと思います。夫婦仲の冷え切った環境に子どもをおくことのほうが心配です。ただ、自分自身が納得しているとはいえ、外で「かわいそうな子」として見られてしまうのではないかという不安もあります。
子どもは社会全体で育てると考えて(LUKE・パートナー無・40歳)
今年離婚しました。実家に一時避難している間に、元夫に連れ去り同然で子どもと一緒に転居されてしまい、調停で親権を取られても、離婚を決断しました。いま、親権の変更申し立てを弁護士の協力を得てしようとしています。自分1人でやっていくことを決断し、子どもを取り戻すという行動に出ることができたのは、一旦離婚したからだと思います。それくらい相手から受けた私のダメージは大きかったのです。子どものために、と離婚をあきらめないでほしいです。むしろ、私の場合は離婚しなければ戦う力も生まれなかったから。私の親しい人たちはみな、「離婚できてよかったね。」と言ってくれました。「子どものため」と決断の責任をほかに求めるのではなく、自分自身にとって一番よい選択は何かをまず決断すること、それが、結局は「子どものためによいこと」につながると思います。「親はなくても子は育つ」、昔の人はよく言ったものですね。子どもは社会全体で育てるもの、そう考えれば、子どもに対して過剰な責任感を持つことはなくなると思います。