自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2004/12/13(月) - 2004/12/17(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ子供のために離婚をあきらめますか?

投票結果 現在の投票結果 y31 n69 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
金野志保
金野志保 弁護士 ヤフー株式会社監査役

本日もたくさんのご意見ありがとうございました。YES、NO、いずれの投稿も、その方の真摯な生きざまや悩みが感じられ、心を痛めたり共感したりしながら拝読させていただきました。センチメンタルな言い方を許し……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

再就職も難しい状況を考えると……(rye・兵庫・パートナー有・43歳)

共働きであったが、夫の転勤により泣く泣く退職、その後徐々にお互いの価値観がずれてきてしまい、現在では修復不可能だと思う。働いていたときは、子どもと3人生きていくくらいなんとでもなると考えていたが、40半ばになると、再就職も難しい現状である。現実問題、これから教育にもお金がかかるし、子持ちで若いころに離婚した友人などはやはり経済的に大変そうである。両親が不仲なら離婚する方が子どものためにもよいといわれるが、経済的安定がなければ無意味だと思う。いまは、夫は金づるで、子どもの父親だと考えることにしている。再就職がかない、生活できるだけの経済的基盤が確立すれば離婚するかもしれないが、現状では難しく、あきらめるしかないと思う。

専業主婦だった母がやっと離婚を決意。応援したい(あいぴょん・パートナー無)

ちょうどいま、私の両親が離婚調停中です。原因は父にあります。私の母は専業主婦でしたので、やはり経済的なことが原因で離婚を決意するまでに何年もの時間を要しました。しかし、本当の自分の幸せを考えたとき、そして、自分が生涯を閉じようとしているときのことを考えたとき、母は、戸籍上、父の「妻」という立場にあることが、とても嫌だと思ったといいます。私は始めから、母自身の幸せを考えて離婚を勧めていましたが、世代の違いも手伝って、母はなかなか離婚に踏み出せずにおりました。離婚という決意するまでに、母には、私には想像もつかないほどの苦悩があったと思います。

母が離婚という結論を出したいま、娘の私は、その決断が正しいものであったということを、調停などすべてが片付いたときに母自身が実感できるよう、母を全面的にサポートし、前へ前へとグングン引っ張って行ってあげたいと思っています。

NO

娘が成人するまで待ちました(夢想花・千葉・41歳)

6年ほど前から「もう一緒にやっていけない」と思っていたものの、「娘が成人するまでは離婚しない」と決めていました。その娘も20歳と19歳になったので、離婚を申し出て、なんとか承諾してもらったところです。

私自身が母から「お前たちのために離婚しなかった」と言われ続けて、とても不愉快でした。ですから、「言い訳に子どもを使うまい」とそれだけは決めてました。娘たちには、私が離婚したい理由、離婚することでの影響など話して、どうするかを自分たちで選んでもらいました。

子どもは確かに大切ですが「自分がよりよく生きるために何が必要か」というところをよく考えた方がいいと思います。親が心から幸せでないと、子どもはそれを感じ取ります。「お母さんは自分のために我慢してるんだ」と子どもが思うようなことがあれば、それは子どもにとって大変不幸なことです。親のお荷物になってる、なんて思ったら自尊心もなくなってしまいます。

子どものためにあきらめた末は熟年離婚(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)

子どものために離婚をあきらめると、子どもが独立したあとの熟年離婚が待っています。でも、子どもにとっては、独立しても両親は両親なわけで、いくつになっても離婚はショッキングなものだと思います。かといって、子どものために離婚をあきらめていて、子どもが独立したあと夫婦2人での生活に耐えられるんだろうか? と疑問です。さらに、夫の介護をしなければならないときも来るかもしれないと思うと、とうてい耐えられないと感じます。

不仲なのに離婚しないのは子どもにとってもストレス(Cpyon・東京・パートナー無・33歳)

自分自身、離婚しました。いろいろと悩みましたし、正直、子どもに対して「父親を奪ったという形になってしまうだろうか?」とか「大きくなって不都合が生じるだろうか?」などと考えるときはあります。しかし、自分の親を通しての経験から思うと、生き生きと自分らしくいれる方が子どもにもよい影響を与えるし、離婚したことに対して後ろめたさがなく前向きであれば、子どもも理解してくれると思っています。

私の親は、家庭内別居状態です。母の手元にはいつでも出せる状態の離婚届があります。しかし、経済的な問題や、60歳を超えて「いまさら」という考えがあるようです。普段は何も干渉しあわないので問題ないのですが、ちょっとしたことで母親は私にグチをこぼします。その話が発展すると過去の話まで持ち出してきて……。「離婚したらいいじゃない」と返すと「経済力もないからしたくてもできない」と言われ、一体私に何を求めているのか、私は悲しみとストレスが溜まる一方です。そのような状況よりは、離婚して子どもにストレスを与えない状況の方がよいと思います。

子どもの高校卒業を待っています(えりなつママ・香川・パートナー有・43歳)

いまは、子どもの成長を待っているのが正直な気持ちです。とりあえず、子どもの高校卒業をめどに……と思っています。老後は、主人とは別々の生活を考えています。それまでに、しなくてはいけない課題をいっぱい山のように抱えていますが、1つ1つクリアしていけばいいと思います。

離婚を考え始めたのは、陣痛が始まってすぐです。もうこの人の子どもはこの子1人でいい、と思い、夫の家の血が混じるのがすごく嫌になりました。価値観、性格すべてが嫌になりました。いままで我慢したのであと6年です。思春期だけは、1人で抱えるのには荷が重すぎるような気がしますが、夫はいてもほとんど子育てには協力してくれないし……。いままでもそうだったようにこれからもそうだろう。親戚づきあいもせず、ご近所づきあいもなく、友達もなく、口から出るのは自分のことだけです。実に情けない、本当に寂しい人生になるような気がします。私1人でココの家族をフォローするのには、かなり限界がきました。早く経済的、精神的自立がかないますように……と思い、いま頑張っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

経験豊富な専門家はノウハウとアドバイスを持っています

本日もたくさんのご意見ありがとうございました。YES、NO、いずれの投稿も、その方の真摯な生きざまや悩みが感じられ、心を痛めたり共感したりしながら拝読させていただきました。センチメンタルな言い方を許していただければ、どの方に対しても、肩を抱いて「頑張ってるね」と激励したい。そんな気持ちになりました。

子どものために離婚をためらうとすれば、その原因は、もっとも大きなものが経済的問題、それに並んで子どもの精神面への悪影響への懸念、そして第3に子どもへの風当たりの強さへの懸念ということになろうかと思います。いずれのお悩みにしても、専門家としては、ちょっと歯がゆい思いです。

別居中の婚姻費用や離婚後の養育費を回収する手段についての法整備も、どんどん進んできています。法律相談にいらした方に教えてあげると、「えっ! そんな方法があるんですか? 知りませんでした」とおっしゃられることが多々あります。経済的な問題については、離婚をためらっていらっしゃる方も、子どもの成長を待っていらっしゃる方も、離婚を既になさった方も、ぜひ一度、専門家の門戸をたたいていただきたいです。

子どもの精神面への悪影響。こればかりは、一概に「大丈夫です」とは言えません。しかし、個々のお子さん次第ではありますが、子どもの強さや柔軟性、ひいては可能性への信頼を持つことも必要なのではないでしょうか。さらに、世間からの風当たりに対する子どもの強さは、母親の生きざまにかかってくるといえるでしょう。

仕事柄、離婚して幸せになっている母子をたくさん見ています。もし、少しでも心の中に迷いがあるようでしたら、離婚カウンセラーや弁護士など、専門家の門戸をたたいてみてください。ノウハウだけでない、離婚当事者をたくさん見てきた人からのなんらかの有益なアドバイスが得られるのではないかと思います。

1週間おつきあいいただき、ありがとうございました。

金野志保

金野志保

弁護士 ヤフー株式会社監査役

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english