わたしたちはみな何かしら弱さを持っています。しかし、それを弱いとだけ考えていると、その弱さそのものよりも弱いと考えていることそのものが影響して、うまくいかないことが多々あります。

弱さは悪いことなのか？　弱いとか強いに基準があるのでしょうか？　弱さや強さは比較の中から生まれたイメージかもしれません。わたしの近著『弱さを強さに変えるセルフコーチング』は、子ども達のいだくさまざまな弱さに関する質問に答えるうちに、大人自身が強くなって行く、すなわち大人がセルフコーチングされていくという内容のものです。

スポーツ選手の事例をとりあげながら、より自分らしく輝くため、自分の弱さについて知り、それを受け入れていくことなどについて、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。