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2004/7/5(月) - 2004/7/9(金)
4日め

テーマ仕事をしながら子どもを産むのは難しい?

今日のポイント

産まない女性が増加中の今、少子化について考える

投票結果 現在の投票結果 y83 n17 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
早乙女智子
早乙女智子 産婦人科医

妊娠・出産で退職し、復職しない(できない)人が6割という日本で、もはや働きながら子どもを持つことは夢でしかないのでしょうか? みなさんのご意見を読んで気持ちが暗くなりました。妊婦検診で、まだ、どこでど……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

仕事仲間に迷惑をかける心苦しさ(ごまちゃん・神奈川・パートナー有・40歳)

1歳3カ月の息子を保育園に預けて、3月末から仕事に復帰しています。先輩ママたちを見ていて、ある程度想像はできていたものの、育児をしながら仕事をするのはやっぱり大変です。子どもの発熱で保育園から呼び出され早退して病院に連れて行ったり、登園できるようになるまで会社を休まなければならないなど、やはり仕事に支障は出てきます。その度に仕事仲間に迷惑をかけてしまうのが心苦しく、正直なところ、くじけずなんとか乗り切れるのかなと不安です。

計画通りに行かなくて当たり前?(kmasami・新潟・パートナー有・31歳)

仕事は9年目、結婚は4年目を迎えました。子どもはいません。仕事で資格を取ることが必要だったり、マイホームを建てたりしているうちに時間は過ぎてしまいました。そろそろ子どもが欲しいと思いますが、心配な点がいくつかあります。

仕事を続けたいので、小さな子どもを見てもらえるのか、そして、仕事をしない期間があって、復帰する時にスムーズにいくのかなどが挙げられます。いろいろ考えてしまってはきりがないし、子どもを持つ友人は、「心配ばかりしていると本当にできなくなっちゃうよ。計画通りに行かなくて当たり前」と言いますが。わたしも働いている母を見ながら育ってきましたから、いずれは子どもを産み、育てたいと思っています。

キャリアのみ、というのはつまらない(momT・神奈川・パートナー有・44歳)

本人というより体調が第一、そして会社の状況、上司次第ですね。やる気があっても体調が悪ければどうしようもありません。わたしの場合、体調は結構よくて予定日1週間前まで出勤、出産7週間後に復帰しましたが、同じ部署内で左遷のような待遇になりました。

1年間はじっと我慢、2年目にキャリアを評価してもらえそうな部署へ希望異動、その後結果を出して現部署(元々のキャリアの続き)へ異動しました。他部署を経験した事が今の私の強みです。仕事しながら子どもを産むのは難しいですが、その経験をしないでキャリアのみを選択するのはつまらないと思います。

満足いく仕事ができるのか、体力が持つのか(愛食家・パートナー有・27歳)

現在妊娠中です。今まで6年間続けている仕事は環境・内容共に恵まれており、残業も1日3〜4時間程度が当たり前ですが、やりたい仕事をしているので、まったく苦ではありませんでした。でも、妊娠をしてからは、つわりになると仕事に集中することもできず、すぐに疲れてしまうので、体力的にもかなり厳しく、妥協しなくてはいけない面も多くあります。

仕事と子育てを両立していくつもりで出産を決意しましたが、満足のいく仕事をすることもできず、また体力が持つのかどうかが不安です。会社は産休・育休を取れる環境ですが、残業の多い仕事で、育児が可能なのかもわかりません。夜間の保育をしてくれる施設もありますが、親として子どもと接する時間が短いのもいいものなのかどうか。それらを考えると、今は仕事よりも子どもを優先すべき時なのかなと、仕事を続けることをあきらめて、退職しようかとも迷っています。

小規模な会社だから難しいかも(ラブai・千葉・パートナー無・30歳)

今年30歳になります。そろそろ結婚を考えてますが、子どもを産むということには大変消極的です。実際、夜中まで仕事して、時間がないときはごはんを食べることができず、というような生活をしています。これで、妊娠したからといって仕事の量が減るわけでもなく、カバーできる人員もない小さな会社なので、選択肢としては仕事を続けるか、出産するために仕事を辞めるかの、どちらかしかなく、今の仕事をしながら子どもを産むという選択肢がない状況です。大会社なら産みながら仕事を続けるということも可能なのかもしれませんが、小規模な会社に勤めているものほど、難しいのではないのでしょうか? 中小企業が多い昨今、同じような状況で子どもを産まないという選択をしてる女性が多いのではないかと思います。

衝撃の一言に(ぶぅ太郎・東京・パートナー有)

以前の会社では、産休・育休を終えた女性が多くいました。たしかに、戻ってくるのが自然な雰囲気が会社の中にはあります。しかし、やはり女性には大変です。ある女性は会社にまで保育園から急に呼び出しがかかってきたり、子どもの熱で休まなければいけなかったりで、不規則な勤務では仕事が思うようにできず、優秀な女性であるにもかかわらずやりたい仕事がもらえずにいます。

また、別の部の上司が「真っ先に会社から切られるのは子どもを持った女性なんだよ」とポロッとこぼしていて、わたしは頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けてしまいました。頑張ればできないこともないし、子どもがいる人は全員不利、ということでもありませんが、尊敬の念を込めつつ、やはり仕事をしながらの子育ては大変だと思いました。

正社員しか育児休業を取得できないなど弊害も(ericcarmen・北陸・パートナー有・38歳)

現在フルタイムで2人の子どもを育てながら働いています。この間育児休業を2年取得しました。企業にはさまざまな制度があり、取得するもしないも自由ですが、それを取得することは勇気も必要で、何より周りの理解を得るのが大変でした。いいよ取ってなんて気軽に職場の人は言いますが、1年も取るの?とかまた取るの?などと言われました。結局企業にはエンゼルプランに伴っての制度が充実しましたが、男性社会中心の中にどれだけわたしたち女性がアピールし理解させていくかが大切だと思います。

でもその根底には日本社会の景気低迷が横たわっており、“No work is no pay”がまだまだ意識としてあると思います。会社の雇用形態も複雑で正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パートなどさまざまな人がいろんな職場で働いており、正社員しか育児休業を取得できないなど弊害も多いのが実情です。そういう中で子どもを産み育てることは、一部の人の特権のようなもので、即退社を意味するのです。悲しいかな地方の現状です。でもこの社会を変えていくのは女性であり、女性を含め男性の意識も変えていかなくてはいけないと思います。

NO

どれだけ自分の味方につけるか(かりんこ・神奈川・33歳)

現在、育児休業中の二児の母です。就職、結婚そして出産、どれも人生の通過点だと考えてきました。それ相応の労力が必要ですが、どれをなくしても「わたし」ではなくなってしまいます。あまり力まずに、できることをできる範囲でやっていければ、いつの間にかキャリアは積まれている、そんな気もします。周囲の理解と協力も必要不可欠ですが、どれだけ自分の味方につけることができるか、そのための努力も必要だと思います。

せめて性別・年齢・出産などによる差別を違法に(Alley G・北米・パートナー有)

アメリカでは妊娠や出産のみが理由で、評価を下げたり、解雇したり、不採用を決定したりするのが違法行為であることや、より多くの上司たちがそれを人生の一部とみなしているため、日本に比べて肩身の狭い思いをする女性はかなり少ないとは思います。

現在の雇用主(非日本企業)を含めて、より多くの企業が多くの違った人種、そして最大のマイノリティーである女性を上手に活用することによって、かえってビジネスにはプラスであると考えて福利厚生などでそういった人たちにアピールするようになってきています。

しかし在米の日本人管理職はそんなことおかまいなしであることを体験しているため、ましてや日本国内ではいかに家庭と仕事の両立が大変か理解できます。法律ですべてがうまくいくわけではありませんが、せめて性別・年齢・妊娠・出産による差別を違法とし、それに抵触する可能性のある行為を告発する場を確立して結果をだしていくべきでしょう。それには各婦人団体からの議員たちへの圧力も必要だと思いますが。

派遣社員と正社員の違い(ladybird・東京・パートナー有・30代)

ただ今、第二子妊娠中です。1回めの妊娠では、派遣社員だったので、産前に一度辞め、産後に改めて職探し、預け先探しをしたので大変でした。正社員になった今回は、正社員の出産がとても優遇されていることに驚くばかりです。第一子の育児のことを言えば、仕事をしながらの育児は忙しいですけど、忙しすぎて煮詰まることも少ないように思います(悩む暇があったら少しでも睡眠をとる、という感じです)。保育園でプロの保育士さんたちのアドバイスを受けられることも、慣れないわたしには、とてもありがたいことだと思っています。

難しく考えずに産んでみてほしい(ぶなのもり・東京・パートナー有・30代)

難しいと思えば難しいのですが、考え方次第だと思います。先々のことを考えてしまうとますます難しくなると思います。しかし、どうか、難しく考えずにエイヤって産んでみてほしいと思います。本当にすばらしい世界が広がっています。育児って、仕事ではなかなか感じることのできない温かい手応えがあるのです。そのすばらしさや充実感を知らないで一生を終えてしまうのは、本当にもったいないと思うのです。たしかに現実には困難なことは、山ほどあるに違いありませんが、母とはそれをなんとか乗り越えてしまうほど、強い存在なのです。そして、強い存在でありたいと自分自身に対して思っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

何のための人生か、何のための仕事か

妊娠・出産で退職し、復職しない(できない)人が6割という日本で、もはや働きながら子どもを持つことは夢でしかないのでしょうか? みなさんのご意見を読んで気持ちが暗くなりました。妊婦検診で、まだ、どこでどのように産むかも決めていないうちから、退職の日取りだけはさっさと決まってしまう女性を見るともったいない、と一人つぶやいています。「辞めるか、産まないか」の選択肢をとる人が多い限り、職場の慣習は変わらないでしょう。

また、すでに働き方の問題を抱えており、妊娠・出産どころか体を壊してしまうような働き方を強いられている女性には、月経トラブルなどの健康上の問題が気になります。子どもが産める、というのは心身ともに健康的で、ある程度の余力が必要です。毎日が目一杯の生活では、子どもが欲しくてもその前に不妊治療というステップが待っているのかもしれません。

何のための人生か、何のための仕事か、いったん、仕事から離れることになっても、子どもを持つことも社会にとって大事な、仕事以上の仕事だと、当事者たちも周囲も認識できるといいですね。仕事を辞めるのは最後でいいから、可能な限り妊娠しても辞めないで、という気持ちですし、また、現実に、悪質な妊婦いじめも知っています。法的にもっと厳しい整備が必要なのかもしれません。

これから、数年後には実際の人口減少が始まるでしょう。そのころに企業サイドで慌てても遅いよ、と思います。まだ産み時のカップルには、生活を壊してまで産めとは言えませんが、10年後、20年後を考えて、子どもと暮らす充実感をあきらめないで、と応援したいです。子どもは、家庭にとっても、国にとっても宝だと思います。

早乙女智子

早乙女智子

産婦人科医

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