
美しく古風な日本語が聞こえてくる場所(雨・東京・パートナー無・29歳)
正直に言うと、韓国にはまったく興味がなく、中国にはやや嫌悪感があります。わたしを魅了する国は台湾です。台湾に行くと、必ず元気なご老人が美しい古風な日本語で話しかけてくれるのもうれしいですが、台湾語を聞くのも楽しいです。台湾語はまるっこい、やさしい印象を受けます。相槌をうつときなのか、「ほう、ほう」というような音が聞こえるのが理由だと思います。それから、タイ語もかわいらしい言葉のように聞こえて、興味があります。
近年のテロや紛争に思う(Bise・東京・パートナー無・38歳)
アジアと呼ぶのは正しくないかもしれませんが、アラビア語を学んでみたいです。なぜかというと、イスラム世界のことが知りたいからです。近年の紛争やテロ事件に多くの場合関わっているのは、イスラムの人々という印象があります。テロは絶対に許せないし、理解不可能なことでもあります。でも、知りもしない国のことを一方的に悪者扱いするのではなく、私はそこで何が起こっているのか、テロリストを生み出す背景は何か、人々が何を考えているのかがもっと知りたいです。それには、言語を学ぶのはいいツールだと思います。ただし、アラビックは非常に難しいと聞きましたが……。
パートナーとしての韓国、文化大国としての中国(lovesnow・山口)
なんといってもパートナーとしての韓国語、文化大国としての中国語を学んでみたいですね。すでにコンピューターやアニメの世界では韓国はベストパートナーと言えるのではないでしょうか。また、私的には、孫子の原本を自らの力で読んでみたいですね。能力に余裕があれば、他のアジア諸国の言語も学んでみたいです。外務省や文部科学省ももっとアジアに目を向けるべきでは?
気付けば20年近くも中国語を(みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)
学生時代から中国語を勉強しています。今は通勤の車中で聞き流している程度ですが、書店で新しい教材があるとチェックしています。気付けばもう20年近くになります。20歳の頃中国をバックパッカーで1カ月旅しました。その時、片言でも通じた快感が忘れられないから続いているのかも。中国語を勉強したお陰で中国映画や中国旅行で一味も二味も楽しみが増えているように思います。

もっとアジアの人々と出会う場を(海がめ・東京・パートナー有・35歳)
私の場合、言語を習得したいと思うときは、その言語を話す友達がいて、「一緒に会話をしたい」とか「相手となるべく多くを共有したい」と考えるときです。残念ながらアジアの友達はいないし、いても英語しか話せなかったりするので、「面白いだろうな」とは思いつつも学びたいとまでは思いません。もっとさまざまな人と自然に会う場があれば違うのでしょうね……。
過去に固執してばかりいる国(kumis・神奈川・パートナー無・30歳)
一年半ほど前「いつかアジア経済の拠点は中国になるかもしれない」と思い、中国留学を少し考えました。しかし、今年に入ってからはその考えも変わりつつあります。やはり各地での反日活動には目をつぶれないものがあり、憤りを覚えます。原爆を落とされているのに米国大好きの日本社会もどうかとは思いますが、過去に固執してばかりいる国に未来はない気がします。なので、今はアジアの言語を学びたくありません。今回のアジアは「中国と韓国」に絞った意見とさせていただいています。
アジア諸国と日本との関係を考えると(senjuan・岐阜・パートナー無・37歳)
学ぶのであれば、フランス語やドイツ語がいいなと思います。日本敵視のアジアの人とはあまり付き合いたいと思いません。解り合おうという努力を簡単に覆されるのは悲しいですし、結局は対等に見ようという気持ちすらアジア諸国には感じられません。もちろん日本側にも問題があると思います。本当の意味で相手の気持ちに入ろうという姿勢を政府が示さないのであれば相手が敵視してくるのも仕方がないかもしれませんが……。