
本当にやりたいことは年を取ってからでも遅くない(amberale・東京・パートナー有・29歳)
へこんだり退屈になったり、あこがれられない人とばかり接触することが続くと、「こんなもんなのかなあ」という気分になることもありますが、本屋さんやインターネットで、それまで知っている世界を簡単にしのいでしまうようなステキな情報に出会ったとき、すべてを捨てて新しい世界に飛び込んでいきたいほどの興奮を覚えます。
若いときは、たいして手に入れているものもなかったので、新しい方向を即決してとにかく一歩進んでみる、ということを繰り返していました。そのため、いくつものことが複数同時進行でコストがかかりすぎたり、一つの物事が深まらなかったりということもよくありました。いまは、腰をすえて集中したいことが絞れてきたように思います。旺盛すぎる好奇心が衝動につながらないよう、自分をコントロールするようになりました。
いますぐ何もかもやらなくても、本当にやりたいことは、少し年を取ってからでも遅くないということが信じられるようになったのかもしれません。
男児と女児、好奇心のタイプに違いがある(IPウーマン・35歳)
男児と女児を育てていて感じるのは、女の子はいろいろなことに興味を持ち、対象もくるくる変わるのに対し、男の子は1つのことに集中して取り組む傾向にある、ということ。男女差なのか、個人差なのかは不明だが、この違いは顕著で、非常に興味深く見守っているところ。自分自身は、完全に「女の子型」であり、新しもの好きで常にいろいろな事物に興味がある。この性格のおかげで、夫には「本当に何でもよく知ってるよね〜」と褒められる(=あきれられる)が、そろそろひとつのことに集中して取り組むタイプになりたいという願望がある。
内面からの好奇心を大切にしていきたい(holmeswat・福岡・パートナー有・39歳)
4日目に投稿が掲載された佐々木さんのおっしゃるように、「いま体験していること」をすばらしいと感じ、それを心ゆくまで実感することが必要だと思います。最近、いままでの自分は「頭で考えて、心と体と別々だった」と反省しています。自分の好奇心をあおられるのではなく、内面からの好奇心を大切にして、実感を伴った自分の体験にしていきたいです。また、好奇心をそそられたときに、必ずネガティブな情報もチェックするようにしています。総合的に情報を判断して、行動に移すようにしています。
好奇心を行動に移すにはスピードと直感(maggiemaggie・神奈川・パートナー有・36歳)
行動に移すには何よりスピード感、そして直感です。旺盛な好奇心は時間とともに、あれやこれや心配、不安に蝕まれてしぼんでしまうのです(私の場合)。とにかく、「○○したくてたまらない」状態を少しでも持続させて、そのための情報収集を一刻も早く! して行動に移します。ひとつのことにはまっていくと、そこから芋づる式に知りたいこと、やりたいこと、会いたい人……止まらなくなります。
好奇心をいかに制御するかが今後の課題(ありる)
自他共に認める、好奇心だけを推進力に生きている人間です。本当は、好奇心が人生のスパイスになる、程度のバランスが理想なのですが、実際にはまだ、好奇心を目の前にぶら下げて全力疾走しているといった状況。あふれる好奇心が自分の人生をどこへ引っ張っていってくれるのか見てみたい! というのもまた好奇心……。
振り回されず、いかに制御するかを学ぶのが、30代の課題です。
今後は何かひとつの分野を極めたい(MIYAさん・東京・パートナー有・31歳)
私の場合、忙しくていろいろなことに手を回せそうにないときほど、いろいろなことに好奇心が出てきて、「いつかやってみたい」という気持ちになります。ですので、そういうときに覚えておいたり書き留めておくようにして、忙しくなくなって手持ち無沙汰になったときに、それをやってみようとしています。
私の場合、学生時代いろいろなところに好奇心がありすぎて(というと聞こえはいいのですが神経が散漫だったのかも)趣味は増えたのですが、一貫して極めたことがないことに大人になって気づきました。ですので、これからは何かひとつ、自分が集中して高める分野をもって、それを楽しみつつ自分を高めていけるような生活を送るのが、これからの夢であり達成したい目標でもあります。