

違う会社と合併したことによって(Usa・パートナー有・41歳)
会社合併を経験しましたが、想像以上のカルチャーショックを受けました。同地域の同職種の合併だったので、会社の規模が大きくなるくらいかな、と考えていたのですが、社内用語から慶弔事における決め事まで、本当に何から何まで「文化」が違うのです。戸惑うことが多いですし、違う会社出身者のやり方に違和感を感じてしまうことも。会社サイドもそれに気付いていて、新しい企業文化をつくろうとしているようですが。
2年の香港生活の後(ゆりぼたる・岩手・パートナー有・51歳)
小学校3年の時に父の海外勤務に伴って、香港に移り住むことになりました。洋式トイレ(昭和35年のことです)やクリネックスのティッシュに強烈なカルチャーショックを受けましたが、もっと大きなショックを受けたのは、2年後に北海道の小さな町に戻ってきたときでした。日本人でありながら日本語が下手な変な子どもになっていました。なんとか目立たずに生活しようと息をひそめて暮らした日々を思い出します。
誰でも違う文化をもっている?(ふろすと・兵庫・パートナー有・42歳)
違う環境に飛び込めば、すぐカルチャーショックを受けます。大学でも職場でも結婚生活でも、今までと違う環境に戸惑いましたが、わたしの場合、異文化に興味を持ち、何でもおもしろがる性格なので、ストレスはほかの人よりは少ないようです。生まれたからずっと一緒に暮らしてきた家族以外は、誰でも違う文化を持っていると感じます。以前職場で「コロッケに何をつけて食べるか」で、大激論になったこともありました。しょうゆ、ソース、ケチャップなどさまざまで、みんな「わが家の流儀が正しい食べ方だ」と主張していました(わたしはケチャップで少数派だった)。
会社内での配転で(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
研究開発部門から、支店配属となると、クライアントからのダイレクト電話が掛かってきます。契約のために、時としてルール違反をする営業のフォローもしなければなりません。一瞬で事態への対処を要求される前線は、引っ込み思案のわたしにはキツかったのです。けれど、ある時期から開き直りました。支障のない範囲で、「わからないことは、わからない」と表に出すようにしました。こういうのは、関西人は得意みたいですけれど。
共通の価値観を大切にしていきたい(veronique・フランス・パートナー無・30歳)
デパートやスーパーの店員の愛想が悪いこと、ストが頻繁に起こって日常生活に差し障りが出ること、会合で発言しなければその場にいる者として扱われない場合があること、など違いはさまざまにあります。しかしながらそういった細かな違いとは別に、やはり、礼儀正しく親切な人、コツコツと丁寧に仕事を積み上げていく人が評価されるのは、日本でもフランスでも同じことであり、そういう共通の価値観を大切にしていきたいと思っています。
顔を合わせた時の笑顔(みちこ・神奈川・25歳)
小学生のとき、初めてアメリカに行ったとき、大人の人たちがわたしと顔を合わせたときに、にこっと笑顔を返してくれるのに、驚きました。行く前は、アメリカは危ない国、と言われていて、怖い人がいっぱいいるんだ、と思い込んでいたのですが、実際は危ない目に遭ううこともなく、わたしにとってはすごくいい印象でした。日本に帰ると、大人と目を合わせても、ニコッとされることはなく、なんか違う文化なんだ、と子ども心に思いました。普段の生活でも、目を合わせて話すと、不思議そうな顔をする人が多くて、なんとなく寂しいな、と思ってしまいます。

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