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2004/6/21(月) - 2004/6/25(金)
2日め

テーマ企業の社会的責任、もっと重視して欲しいですか?

今日のポイント

三菱自動車の一連の事件は、この責任について考えさせられました

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高橋陽子
高橋陽子 日本フィランソロピー協会

三菱自動車の不祥事は、あまりにひどいもので組織という名の下に、こういう傲慢さがまかり通りそれが犯罪につながりました。昨今、企業の社会責任(CSR−Corporate Social Responsibi……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

ささやきを断固と跳ね除けられる人材を(月の猫・神奈川・30代後半)

企業は経済論理によって成り立つものですが、それ以前に、企業としての立つ位置を間違えてはならないと感じました。当社でも「法令順守(コンプライアンス)」「個人情報保護」など、当たり前のように日常会話に出てくるようになりました。わたしはたまたま職場で、こういった不祥事を起こさないための仕組みを提案し、万が一の場合の対応策を策定するような業務をお客さまに対して行っています。今回、三菱がISO9001をはく奪されたことは、たとえどんなに良いお墨付きをもらっていても、運用がついていかなければ何にもならないということを実感させるものでした。企業風土による慢心があったと思いますが、昨今の厳しい経営状況では、悪魔のささやきを聞いてしまいそうになる経営者・責任者というのは、けっして少なくないと感じます。そのような時に、そのささやきを断固と跳ね除けられるような人材づくりも急務だろうと感じます。

思い入れがある分ショックが大きかった(wakano)

「企業の社会的責任」と言っても、それが何なのか、どこまで求めるべきなのか定かにありませんが、「環境への配慮」「誠実な顧客対応」「雇用の創出」「メセナ活動」だとすれば、三菱自動車の一連の事件はそれ以前の問題だととらえています。車を製造するからには安全確保に努めるのは当然のことだと思うので、それがなされていないとは、ありえないことだと思います。また三菱自動車に思い入れがある分ショックが大きかったです。

法を犯してまで守らなければならない会社なんて(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)

三菱自動車のケースは例外中の例外だと思いたいですね。ただどの会社でも、多かれ少なかれ「会社の論理」が世間一般の常識と乖離(かいり)しているのもまた事実ででしょう。それは、会社と個人が一蓮托生みたいな感情を持っている人がいるからでは? 法を犯してまで守らなければならない会社なんてあり得ません。

大企業病と片付けるのはおかしい(Kai・東京・パートナー有・38歳)

三菱ふそう、三菱自動車の問題を、そのまま全企業にもあてはまるというような、拡大解釈するべきかどうかは、少なくとも今の段階では危険だと思います。それよりも、やはり、実際にあったリコール隠し、その結果起こってしまった死亡事故、という事実について、どう受け止め、どう考えるのか、ということが重要かと思います。

三菱の問題点は、「誰も、どこに責任があるかわからない=自分も責任があるとして、どこに責任があって、あのような事故を回避するために自分はどうしたらよかったのかというある種単純なことが明確にならない」ということです。これを大企業病と片付けるのはまったくおかしくて、大企業だろうと小企業だろうと個人事業主だろうと関係ないと思います。

三菱重工の株主のオンブズマンが「なぜ、この状況の三菱自動車に資本注入するのか」という問いに、「800億くらい? だが企業利益に貢献するから」という回答をネットで見ました。このグループはおそらく、将来も同じような、事故を起こす可能性が高いという判断にならざるを得ません。このようなことを是正する力は、物事を正しく理解し、判断をすることができる国民、世界の人々であり、日本でいえば行政なのだと思いますね。

企業の経営に執着した結果(靖・東京・パートナー無・32歳)

企業の基本は、「雇用の場の創出」「社会的貢献」だと思う。しかし、それは理想であり、現実には「経営」という大きな課題がある。三菱ふそう・自動車の一連事件は、企業の経営に執着した結果であり、一般の方が三菱ブランドを信用し選んだものの、実に悲しい事件が多数発生していることに怒りを感じる。また、三菱ふそう・自動車はともに、業界のリーダー的存在であるゆえ、企業として誠実でなければならない。三菱と言えば、パリ・ダカールレースでわれわれを沸かせてくれる企業だったため、余計に残念でならない。車社会の現在となった今、自動車は社会活動のツールである。よって、その安全性に欠陥があるということは、日本の社会活動を破壊するもと考える。社会に対し、多くの責任を背負っていることに対し、企業はもっと自覚すべきと考える。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

トリプルボトムラインを守る

三菱自動車の不祥事は、あまりにひどいもので組織という名の下に、こういう傲慢さがまかり通りそれが犯罪につながりました。昨今、企業の社会責任(CSR−Corporate Social Responsibility)ということに注目が集まり、大手各社には、CSR部門や担当ができてコンプライアンスや企業倫理の策定に忙しいようです。

CSRとは、企業は、従来の経済的側面だけではなく環境的側面、社会的側面にも配慮して経営をするべきであるという、すなわちトリプルボトムラインを守るということです。日本人は、第二次世界大戦後、社会問題はすべて行政に任せ、民間の人は、経済活動一辺倒で企業社会を作り、戦後復興を果たし、経済大国になりました。

経済的発展が国民の幸せにつながり、企業の発展が社員の幸せにつながる、という構図の中で、みんな、ひたすら自分の会社のために働いてきました。また、企業も、終身雇用・企業年金・年功序列という三点セットで、社員を守ってきました。そうした企業社会の中でのもたれあい体質が、今日の各社の不祥事の温床になっているのも事実です。

そうした流れの中で考えると、三菱自動車の例は、ひどすぎるものではありますが、企業の論理が社会一般の常識を凌駕していると勘違いした結果の極端な例でした。いまいくんの「法を犯してまで守らなければならない会社なんて」あり得ないのです。

子どもでもわかるようなことが企業論理の中で埋没したのです。しかしながら、今日の社会では、もう右肩上がりの経済的発展は望めず少子高齢化、経済・環境ともにグローバル化、社会構造そのものも変化し、価値観も多様化しており、20世紀後半に構築した「もたれあいの企業の論理」はまったく通じなくなってきました。

わたしたち自身がそれに気付き、トリプルボトムラインを配慮して生活を創っていくことが求められてきた、ということでもあるようです。

高橋陽子

高橋陽子

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