

倫理なき企業行動などあり得ないはず(A6M2・愛知・パートナー有・47歳)
片手に算盤、片手に論語ではありませんが、倫理なき企業行動などあり得ないのではないでしょうか。しかし、そのあり得ないことが次々と明るみに出ていることが問題だと思います。企業といっても、結局は人間の集団ですから、個々の人間力が落ちているという面もあると思います。問題は不祥事が繰り返された結果、法律で企業の社会的責任が強制されるという事態です。法律は最低限の倫理・道徳だと思いますが、法律で倫理面を規制される社会は、市場経済にとって不幸なことだと思います。特効薬はないと思いますが、企業が消費者相談窓口や広報部門を充実させ、社会との接点を幅広く取ることが必要ではないでしょうか。
SRIファンドが注目されていますが、所詮は利益が目的です。米国では、反SRIファンドのほうが(少なくとも短期的な)利回りが高いという事実もあるようです。利益に傾きすぎたという反省の下に、利益の前提条件となる公正な企業活動に目を向けてバランスをとる時代にあるという気がします。
甘過ぎると感じた(Hannah・東京・パートナー有)
今回の事件については当事者ではないわたしでも腹がたちました。もっと企業は社会的責任を考えてほしいです。社内でも処分が言い渡されたようですが、甘過ぎると感じました。
責任転嫁が目立つ(のほっち・山口・パートナー有・33歳)
社会の中に存在する以上、個人・企業団体に問わず、責任は認識すべきだと思います。しかし特に最近の企業における認識は甘くなってきているように思います。責任転嫁が目立ちます。
社内外への改革を行ってこそ(shachik・東京・パートナー無・39歳)
トップマネジメントが退任するというのは最も安易な責任逃れのような気がします。その後の対策、社内外への改革を行ってこそ初めて「責任を負う」ことになるのでは。

現場の苦しみ(shiho・埼玉・パートナー有・34歳)
企業の社会的責任……というより、むしろ上層部に社会的責任を感じてほしいと思うのはおかしいでしょうか。先日の三菱ふそうの件では、当時の上層部が逮捕されるに至りましたが、今までのケースだとなかなか難しく、また今回成立した法案では、さらに内部告発が難しくなるようです。直接お客さまから責任を問われる現場の方々の苦しみは更に深くなるのではと考えさせられます。結局は上層部の考え方、モラル次第なのでは。三菱ふそうトラックの謝罪会見を見ながら、当時の関係者が一人もいないことに、もしあの体制のまま今を迎えていたら、果たしてこの会見は行われていたのだろうかと思ってしまいました。

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