
実際に一緒に働くとなると戸惑うかも(ok)
雇用主の立場からは安い労働力の確保という意味で有利なのでしょうが、弱い立場に陥らないように法的設備が必要だと思います。日本人でも、働きたい人はまだまだいますし。バランスでしょうか? が、実際に一緒に働くことになったらら、戸惑う気がします。
日本語さえできれば大丈夫だけれど……(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)
お隣に日本語があまり上手でないフィリピン人が越してきたら、あいさつからはじめて、身振り手振りでコミュニケーションを……とタテマエでは思うのですが、実際には、あいさつぐらいしかしないのかもしれないな……と思います。わが家の近所には、まさに多国籍な人たちが住んでいるのですが、ほとんどの方が日本語ペラペラなので、あまり抵抗なく接しています。ときおり、どこの国の言葉かわからない言葉での会話を聞くことがあり、こうなると、どうしていいかわからず、なんとなく視線を避けてしまったりする自分がいます。
善人も悪人もいることを認識した上で(クロケット・オランダ・パートナー有・27歳)
最近では、各先進国が外国人の受け入れ態勢を模索していると思います。現在住んでいるオランダでも、外国人のビザ発行に対する法律がしょっちゅう変わります。
基本的に私は賛成ですが、入国する外国個人を政府がどこまで見極められるか、ということが重要だと思います。近ごろ、こちらで宗教関連での事件があり、モスリム系移民に対して厳しい情勢ですが、日本でも在日外国人が事件を起こせばそのような流れになるでしょう。だからといって、すべての外国人をひとまとめに排他的に扱うのは不平等で、結局どこの国の人であっても、真面目で意欲的な人もいれば犯罪者もいる、ということを前提にどこまで門戸を広げるか、ということではないでしょうか。私自身がいま住んでいる国で労働許可を得るのに苦労したのですが、国籍の違いだけで扱いが違うことにフラストレーションを感じました(とはいっても日本人はまだましなほうで、EU外の多くの国出身の人に対しては、もっと厳しいのが現状です)。各政府もそこまで一個人に時間を割いて評価することは難しいでしょうが、だからといって国籍だけで扱いが違うのも納得がいきません。
国際化に耐えられるマインドを育てる必要性(happylime・東京・パートナー有・33歳)
日本の労働市場において、外国人労働者を受け入れることが解決の糸口となる問題は多いと思います。外国人労働者を受け入れることが日本のためになるかどうかは、率直なところわかりません。でも、国際化の流れは止めることができないし、受け入れざるを得ないと思います。その場合、日本人は人種が多様化していくことに耐えられるのでしょうか? 懸念しています。日本人は、多数派意見や権威者の意見に容易に流されるマインドの人が多いように感じます。自分の考えのよりどころを持っていることと、ちゃんと自分の頭で考えること、自分と異なる考えやバックグラウンドの人も認めることなどの素養がない人は、国際化に耐えられないかもしれません。子どもの教育をなんとかする必要があると切に思います。それから、犯罪という面では怖いです。外国人を差別はしたくないのですが、自分とは異なるカルチャーで育っている人に対する不安感は潜在的にあります。