自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/1/24(月) - 2005/1/28(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ性犯罪者の個人情報を公開することに賛成ですか?

投票結果 現在の投票結果 y86 n14 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
藤田正美
藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集長

やはり奈良の小学生誘拐殺人事件の衝撃が大きかったのでしょうか。情報公開すべきだと答えた方が84%にも達したのには、ちょっと驚きました。たしかに子どもをお持ちの方が、切実にそういう情報が欲しいと思う気持……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

警察にだけ、という条件付きで賛成(megpin・東京・パートナー有・33歳)

私はどのような個人情報であれ、公開されるような事態は、本来であれば避けるべきと考えています。

ただし、奈良県での事件を受け、子どもたちを守るため、厳しい手段を講じる必要性を感じます。性犯罪者は再犯率が非常に高いというデータがあることから、過去に性犯罪を犯したことがある人に関する情報について、「警察にだけ公開する」という条件付きで賛成します。この場合は警察による情報管理体制と情報を活用した事件防止策が問われると思います。

欧米では性犯罪者に関する情報を一般にも公開しているようですが、犯罪者が更生する機会を失うことになりかねないため、もっと慎重に議論を重ねて判断すべきと思います。

性犯罪への罰は軽すぎる(ozyan・京都・パートナー有・33歳)

犯罪者の復帰が難しくなるとはいうものの、その分犯罪を犯すことへのブレーキにもなるのではないでしょうか? 性犯罪への罰は軽すぎると思う上、社会復帰まで安易なのは虫がよすぎるでしょう。犯罪を犯せばそれなりにいたたまれなくなる状況があって然りではないでしょうか? しかもそれが再犯率の高い性犯罪ならなおさらです。

受け入れ共生する姿勢を持っての情報公開を(yumitaro・東京・パートナー有・35歳)

性犯罪者だけでなく、重大犯罪者なども合わせて個人情報を公開していくべきだと思います。そのときに注意したいのはただ公開するだけでなく、社会と共に共生する道をきちんと残してあげることです。犯罪者というのは多数います。結局社会というのは犯罪者から逃れることはできません。それならば地域社会が一体となり犯罪者を受け入れ共生すると共にきちんとした監視の目を向けることが大切だと思います。

情報公開と合わせて検討してみてほしいこと(Bise・東京・パートナー無・38歳)

性犯罪は繰り返し同一人物が犯す可能性が高いと聞きます。住民の自衛のために個人情報の公開はおおいに助かりますが、それと同時に、犯人の生物学的、神経医学的な治療ができないものかと思います。たとえば、薬で性欲や興奮を抑えたり、ホルモンバランスを整えるなどを義務付けることです。こうした犯罪を犯す人は、理性より欲望が勝ってしまうのですから、こうした予防策も有効なのではないでしょうか??

必要なことは2つ。どちらが欠けてもダメ(blue-star・山口・パートナー有・34歳)

「行ってきまーす!」と言って元気に家を出た子どもが、ちゃんと家に帰ってくる。残業で遅くなった夜も安心して夜道を歩ける。そんな当たり前のことが当たり前に感じられる世の中になってほしいと思います。そのために必要なことは2つ。

1つは性犯罪者の個人情報を公開して、社会全体で抑止力を働かせること。そしてもう1つは、情報公開をすることで犯罪者を監視し管理するだけでなく、更正しようとする人を支えられる社会や政府のプログラムを機能させる、ということ。

この2つは表裏一体。どちらが欠けてもうまくいかないと思います。

NO

住民による犯罪者排斥につながるのでは……(マリア)

奈良での事件はとても悲しい事件です。警察の行動が後手であったがために起こったと言っても過言ではないような気がします。しかしながら、犯罪者の個人情報を一般の私たちが知ってしまったら……と考えると、警察が逐一わかっていればよいのではと思います。と言うのも、もし自分の隣人に犯罪者が住んでいることがわかったと考えてみてください。もちろん恐ろしく、怖いことではあります。「知ったから、気をつけて暮らす」だけに留まればよいのですが、住民運動まで起こしてその人をほかの土地へ追い出す行動を取ってしまわないでしょうか? そしてさまざまな土地でたらい回しになりはしないでしょうか? このことから、情報公開するのは警察どまりがよいと考えるのです。

でも……最近の警察の方も信用できない事件を起こしてますよね。情報が漏れることのリスクも考えなければなりません。しっかりした管理体制を整えて欲しいものです。

いま公開されても対処方法がわからない(大ネコ・千葉・パートナー有・31歳)

現時点で公開することは、現実的でないと思います。情報を提供された私たちが、どう対処したらいいか知るすべがないからです。それよりも、その個人情報は必要な公の機関に適切に情報提供され、性犯罪者に対する再犯防止プログラムの実施、保護監察制度の構築、取締りによる犯罪の未然防止などに有効に活用できるシステムを構築することが先決だと思います。一般への情報提供は、一歩進んだ策として、その後に必要性を再検討するべきものでしょう。

いずれにしろ、現在のように、刑期を終えた性犯罪者がなんの社会的フォーローもなく、単に再び社会に放たれている状況にはピリオドを打たなくてはなりません。

復帰の道を閉ざすことになる(summerstar・沖縄・パートナー無・34歳)

日本は(他の国についてはよくわかりませんが)、法で認められた権利というものを尊重しないところがあると思います(オウムの子弟が教育を受けられないことなどでそう思いました)。そういった国に、こういった情報を公開するのは、前向きに生きていこうという人に対して、復帰の道を閉ざすことになってしまうと思います。警察に知らせるのはともかく、地域に公開することには反対です。

公開する前に、再犯を防ぐための更生教育や、そういった人を外に出さないという仕組みのほうが大切と思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

考えるべき大前提は2つあります

やはり奈良の小学生誘拐殺人事件の衝撃が大きかったのでしょうか。情報公開すべきだと答えた方が84%にも達したのには、ちょっと驚きました。たしかに子どもをお持ちの方が、切実にそういう情報が欲しいと思う気持ちもわからなくはありません。

ただ注意しておかなければならないのは、「性犯罪者の再犯率が高い」というのはどうも誤りではないかということです。テレビなどで41%という数字が広まったようですが、どうもその根拠がわからないのです。性犯罪者のうち前科がある人が41%を占めるというデータはあるのですが、性犯罪者10人のうち4人がまた性犯罪を犯すというデータはないのです。これもいろいろ調べてみると、元データに当たっていないので正確なところは申し上げられないのですが、再犯率は10%をやや越える程度で、ほかの犯罪の場合と変わらないともされています。

性犯罪者の個人情報(氏名と住所、前歴など)を公開したら、犯罪を減らす効果があるのかというのがもう一つの論点です。これについても確たるデータはありません。ミーガン法という法律で性犯罪者の情報が公開されているアメリカの州でも、明確な傾向はありません。少年法は、いま日本でも重刑罰化が進められようとしています。たしかに重犯罪の低年齢化が進んでいるのを見ると「14歳未満だったら何をやっても大丈夫」と言われるような現在の法体系はおかしいとも思えます。しかし重刑罰化は犯罪を犯した少年を刑務所に閉じこめておくものではなく、あくまでも抑止効果を狙うものです。ですから効果がなければいたずらに更正の機会を奪うことにもなりかねません(それでも日本は性犯罪に対する刑罰が甘すぎる気はしますが)。

もし抑止効果が明確にあれば、情報公開も犯罪から社会を守る手段としてあってもいいのかなという気がします。ただその場合も、どの程度の情報を誰に伝えるかという問題は残ります。これは明日また議論したいと思います。

藤田正美

藤田正美

元『ニューズウィーク日本版』編集長

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english