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2005/2/21(月) - 2005/2/25(金)
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4日め

テーマ少子化は世界の経済と社会にとって大きな脅威だと思いますか?

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キャスター
竹田圭吾
竹田圭吾 ニューズウィーク日本版編集長

年金制度の崩壊や労働力不足などから考えれば脅威だけれど、環境に与える負荷が減少するといった面からすればプラスとも考えられる。全体の意見は、大体のところそんな感じに集約されてきたように感じます。ただ、あ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

「脅威」と感じるのは先進国のみでは?(pagi)

「先進国の多くでの少子化」としてこのテーマを考えた場合、「世界の経済と社会」に対して大きな影響があることは間違いないと思います。それが「脅威」かどうかと、「脅威」と感じるのはどのエリアでの問題の場合かによるのではないかと思います。日本の経済・社会にとっては間違いなく「脅威」となるでしょう。今まで描いてきたプランが通用しないのですから。それにフレキシブルに動きうる体力と柔軟性を持つ若い人が比率的に少ないということは、いろいろな面で支障が出てくるでしょう。世界レベルで見たとき、そうして弱った国に出稼ぎ外国人が多く流入したり、ということが当たり前になってくるとすれば、いわゆる発展途上国では歓迎する人もいるかもしれない、一部の富裕層だけかもしれませんが。あるいは工場などの移転によって、仕事が得られる人も増えるかもしれない。そうすると世界レベルの「脅威」ではないかもしれないとも思えます。ただそうした時、南北問題のような構図がより鮮明になってしまい、グローバルな「脅威」が訪れるような気がします。

出生率を増加させるか、移民を受け入れるか(delmar・千葉・パートナー有・34歳)

結婚しない、又はDinksが多くなりました。それが悪いという訳ではありません。ただ、出生率が低下しているならそれなりの対策を国がもっと実行するべきです。子どもを生まない自由はあると思いますので、この際、産んでもいい!ホントは子どもがたくさん欲しいと思っている世帯にもっと産んでもらいましょう。例えば、児童手当。私の地方自治体では月に一人5000円の手当です。「5000円でどうやって子どもを育てるんですかぁぁぁ?」と突っ込みを入れたのは私だけでしょうか?「今、ミルクが1缶いくら?オムツがいくら?か知ってるかぁ?」と。出産費用も何だかんだ含めて60万近く用意が必要です。保険であとから半額は戻って来たとしても、すごい後で戻ってくるんです。若い世帯には容易に立て替えることができる金額ではありません。まず、出産費用とそれに関わる手術費をドイツのように無料にすべきです。そして子ども一人の手当を増額するか、いっそのこと2人目からは学費等の子供代金は全部国で面倒みる。だから、一人目だけは「自力で産んで育ててみて下さい」。そして2人3人目を欲しいと思ったら安心して産んで下さい。国が何とかしましょう。などと。そして大きな問題が保育園。仕事をしている人しか入れません。どこも満員ですから。しかし、じゃあ、どうやって仕事探すんですか?とホント、今の制度には突っ込みどころが満載です。受け入れ制度を整えて頂き、経済的困難が乗り越えられるなら、子ども(家族)はたくさんいた方が楽しいんです。こんな制度を整えるのはまず無理というのであれば、日本は今後減少する労働力と人口を確保する為、真剣に移民の受け入れを考えるべきです。移民を受け入れ、税と人口と労働力を増やすしか方法は無いと思います。

マイナスもプラスも(nyankoro・東京・パートナー無・30歳)

少子化は世界経済と社会にとってプラスでもマイナスでもどちらの意味でも脅威だと思う。少子化が進むと、年金制度が崩壊したり、労働人口の減少による経済の停滞化などが問題になるとされています。たしかにこれは社会にとってマイナスの影響を及ぼしかねません。でも一方で、少子化、つまり人口減少により、地球環境にとってはプラスの影響を与えることも考えられます。人口減少によりCO2排出などの環境破壊の可能性が減るからです。いずれにせよプラスでもマイナスでも、どちらの意味でも世界経済、社会にとってなんらかの大きな影響を及ぼすことはたしかでしょう。

年金問題や犯罪の増加など(Lio・東京・29歳)

いずれ国力が衰退するのでは?まず身近なものとしては、年金問題。世代間扶養が成り立たなくなるのは明確です。それに伴い新たな犯罪も起こるのでは?と思います。また、世界的に少子化が進んだ場合、国を超えた人身売買なども起こるのでは?予期せぬ犯罪が多発すると思います。それよりもっと怖いのは、国民から徴収した税金・年金を好き放題使っていた役人がいることや、そんな人がいても良しとなっている国の体制、国会の席でまるで子どもの喧嘩のような発言のやり取りがあることなのかもしれません。未だに、議員年金云々の話の域を出ないことが、役人は自分たちのことしか考えていない証拠に見えます。本当に少子化が問題だと思うなら、自分たちの老後ではなく、孫の世代までを見る視野が必要ではないでしょうか。

NO

女性の選択(UNITY・福岡)

少子化、すなわち「女性が子どもを産まない」ということが起こっているのは主に「先進国」といわれる地域に関してであって、それが「世界経済にとって脅威」と考えるのは、今まで世界経済を牛耳って甘い汁を吸って来た側の発想ではないでしょうか?自分達の民族が減り、国力が衰退して経済を思うがままに操れなくなると予測すれば、面白くないでしょう。もちろん、そうでない考えを持ち、本質を捉えて真摯に取り組まれている方が大勢いらっしゃることは理解しています。しかし、「理性は下等な本能に決して打ち勝つことはできない」と先人が指摘しているように、「モンキーヘッド」の論理が横行していると感じずにはいられません。人間は自然の一部であり、自然界ではあたりまえのことしか起こらないと私自身は理解しています。ですので、「女性が子どもを産まない」のは極めて自然なことなのだと理解しています。IPウーマンさんがおっしゃるように、本能的に女性が個体数の多さを察知しているのは確かでしょう。また、日本の自殺率は、人口10万人あたりの比率に換算すると世界第10位です。これは日本社会がいかに病み、人間の生存にとって危機的な状況になっているかを反映していると考えます。女性は生殖機能を備えていることも含めてあらゆる側面で自然との繋がりが深く、目に見えないエネルギーの変化に敏感です。「人間であることをやめる」人が大勢いる社会で子どもを産みたいと思うでしょうか。地球上で人間は繁殖しすぎてしまったのだと思います。それが近年の気候変動として現れていると考えます。もし、個体数を減らさずに今後もこの美しい惑星に引き続き住ませて欲しければ、いのちへの敬意を明らかにし、自然と他の生物種と調和する生き方を見つけ出して確実に実行していかなければならないと考えます。

愛情が行き渡る社会へ(もりぴぃ・埼玉・パートナー有・33歳)

今、世界中で少子化が進んでいるということですが、逆に近世は地球に対して人口が増えすぎたのではないか、と思うことがあります。例えば日本では、はるか高くそびえ立つマンション、数十センチしかない隣の家との壁、などを見ると狭い土地にひしめき合ってなんだか地球に無理していると見えてしまいます。もちろん、人が増えその中から素晴らしい知恵を持った人間が現れ、あらゆる人達が協力し合い、車や飛行機、電気、電話、パソコン、便利な流通……等々、数え切れない程人間に便利な暮らしを次々と生み出してくれました。しかしその結果、今まで犠牲にしてきたものから多くのしっぺ返しを受けていると思います。深刻なのは犯罪の増加。先進国ほど今まで無かったような犯罪が起こってびっくりします。そして犯罪者の背景として大抵十分な愛情を受けていない事が多いように思います。男女が働く社会になった事で、家族と過ごす時間は昔より短くなりました。人が増え、労働が増え、一人に向ける時間が少なくなった。よって注ぐ愛情が不足する。すなわち、もっと一人一人に愛情を行き渡せるには、ちょっと人が多すぎるのではないかと。確かに少子化は経済的な面からは脅威です。私自身も、年金はどうなるのだろうと不安です。しかし、無駄な浪費に気づかないのも、便利な暮らしになりすぎた結果なのでしょう。質素な暮らしは窮屈だとは思いません。自然と向き合い、無駄なものをなくし、資源と人を大切にする心を育て合っていけば、人間は十分暮らしていけるのではないかと思います。

変革の恐怖(イスタンブール・30代・関東・パートナー有)

脅威というよりも大きな変革のための「恐怖」が強いのではないでしょうか?従来の子どもや若者中心になっている社会の仕組みを変革していく必要があると思います。スピード化や利便性を求めるのではなく、個別の応対が求められたり、誰しも退職後の第2キャリアの開拓が迫られたり……。また社会通念としても年をとることをポジティブに考える必要があると思います。一方で、望んでいる方が子どもを安心して産み育てる社会づくりも重要でしょう。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

個人の生活の質をどう考えるか

年金制度の崩壊や労働力不足などから考えれば脅威だけれど、環境に与える負荷が減少するといった面からすればプラスとも考えられる。全体の意見は、大体のところそんな感じに集約されてきたように感じます。ただ、あらためて考えておきたいのは、少子化は本当にそれほど悪いことなのかということです。

人口減少を食い止めて年金制度の崩壊や労働力不足を防ぐことは、経済「規模」の劣化を防ぐことにはなりますが、それによって1人ひとりの人間の幸福が約束されるわけではありません。年金制度や労働生産力の維持だけを気にしすぎると、1人ひとりの国民にとってどんな社会保障がベストなのか、雇用の安定や人材の質は保たれるのかといった点がないがしろにされかねません。

そもそも、人口が減っても幸せな社会というものは想像できないのでしょうか。イスタンブールさんが言うように、スピード化や利便性のみを追求するのではなく、年をとることをポジティブに考えられる社会を築くことはむずかしいのでしょうか。もりぴぃさんが指摘しているように、人間の数が減ることで家族など人と人のコミュニケーションの頻度と密度が高まり、結果として思いやりや余裕が生まれることもあるかもしれません。

delmarさんが指摘しているように、国の政策が貧しいゆえに出生率が低下しているのだとすれば、それはとことんまで改善の努力が払われるべきだと思います。しかし「産まない意思」「産まない権利」とでもいうべきものが女性の生き方の選択肢を増やし、個人によっては人生を豊かなものにすることもあるのだとすれば、それは尊重されるべきだという考え方はできないでしょうか。

少子化をただ単純に脅威ととらえることは、そうした個人の生活や人生の「質」をどう考えるかという視点を失わせかねないとも思うのですが、いかがでしょうか。

竹田圭吾

竹田圭吾

ニューズウィーク日本版編集長

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