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「ニート」と呼ばれる仕事をしない若者たちの存在が問題になっています。また、フリーターの数の増加、高齢化を憂慮する声も聞かれます。働こうにも仕事がない、という現実もありますが、「どうせなら、好きな仕事を見つけたい」と、本当に好きなことが見つかるまで過渡期的にフリーター生活を選ぶ人も多いようです。
厚生労働省の調査によれば、フリーター人口は約200万人、内閣府によれば、約400万人だそうです。定義の仕方によって、人数は大きく違っていますが、いずれの統計でも10年間で倍増しているそうです。ニートの人口は、52万人(平成16年労働白書)といわれていましたが、最近の内閣府の調査では85万人という数字が出ています。(この調査では、家事手伝いも「ニート」に加えたそうです)
みなさんは、いまやっている仕事が好きですか? それとも、お金のためにと割り切って働いていますか? あるいは、好きで始めた仕事でなくても、そのなかでやりがいを見つけて頑張っているのでしょうか。
「好きなことを仕事にする」というのは、理想的なことなんでしょうか。それとも、現実を知らない甘えた考えなんでしょうか。今回は、仕事の選び方について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。