
集めた募金の事後報告を(ATHENIE・福岡・パートナー無・26歳)
結核の複十字シールの活動は、負担額は少ないのですが、「それはないんじゃないか」と思うところがあります。団体が大きすぎるためなのか、集まった寄付金の2/3が団体の運営費に回っているという資料を見てです。その他、集めた募金の事後報告をされない団体、企業があることには、あきれます。本当に必要な人に活動費が効率よく使われるためにも、税金の軽減についても、審査内容を厳しく設けてほしいと考えます。また他に、近頃はインターネットで「クリック募金(検索で出ます)」という、クリックするだけで1円(値段はごくごく小額ですが)募金できるというサイトがあります。しかもクリックする人には一切負担が無く、そのサイトの企業なり団体が募金してくれることとなっています。すごく短時間で手軽にできるため、始業前などにカチカチとやっています。
小規模団体の活動を紹介して(あきんぼ・東京・38歳)
子どもがメンバーになっているので、ささやかですが、現場での運営の手伝いをしている団体があります。年間数千円を出していますが、メインは労働力の提供です。しかし、自分自身が何も運営に関わっていない団体にお金を出すとなると、寄付をしたい(してもいい)団体は、ユニセフのような大規模な組織に限定されます。どの団体が何をしているのかを知らないからです。どこかの自治体で、NPOへの寄付を指定できる税金を取り入れているそうですが、そのような取り組みをすることにより、活動を紹介してもらえるといいですね。
著名人などを起用したPR効果に惑わされず(nonogaki・愛知・パートナー無・44歳)
国連、ユニセフ等、メディアが取り上げる機会が多く、著名人を親善大使に起用しPR効果を挙げている団体や慈善事業については、多くの寄付が集まり、活動も徐々に広まっていると思います。しかし、まだまだ知られていない、草の根の活動をしている機関もたくさんあります。著名人や企業が寄付や活動をしているところではなく、自分が本当に少しでも力を貸すことができればと思うところに寄付をしていきたいです。現在、企画提案した商品の完成後、その売上の一部をあるところに寄付することにしています。次の商品も既にそのつもりで企画しています。私が企画提案した商品を製作・販売する企業にも知っていただき、理解していただいた上で寄付をしていただくことにしています。
街頭募金を評価しない理由(雨・東京・パートナー無・29歳)
小学校に回ってきた赤い羽根募金以外、募金の類は一切したことがありません。でも興味があり、お金を送ろうかと思っている団体はあります。国連世界食糧計画です。きっかけは、政府のテレビCM。まなびたい、でも、たべたい。というナレーションとともに、教科書がごはんに変わり、食べてしまう少年。とても印象的でした。子どもが働き手として期待されているような貧しい家でも、学校に給食や家族に持ち帰るためのお弁当があれば、子どもを学校に行かせるそうです。街頭募金は、土台がしっかりしていそうなものも含めて、今後も評価する気はありません。道端でお金をお願いしなければ救われない社会、であってほしくないからです。
運営費の比重が高すぎるのでは?(小林哲之・東京・パートナー有・39歳)
「国境なき医師団」に寄付しています。実績や行動もさることながら、間接経費の少なさが動機です。某有名団体は立派なビルなぞ建てて喜んでいますが、その時点で寄付を打ち切りました。古い話ですが「We Are The World」のときも実際に現地に届いたのは1/3ほどだったとか。残りは運営費用に消えたようです。何とかならないものでしょうか。