
まだ着られる衣料を海外へ(のんちゃんママ・京都・パートナー有・38歳)
数年前、女性の制服が廃止になった時、その制服を集めてある団体を通して海外に寄付してもらいました。それは「日本救援衣料センター」というNPO法人です。事務所への送料と、衣服を海外に送付する手数料を自己負担すれば、海外各国に衣料を送付してくれます。「まだ着られるので、そのまま捨てるにはもったいない」服が出現したら、きれいに洗ってアイロン掛けし、ある程度枚数が溜まったら送るようにしています。なるべくいらない服は買わないようにしていますが、どうしても年に数枚はお蔵入りする服が出てきますので。
無事に出産できたことに感謝しつつ(ありる)
出産経験のある方はご存知かと思いますが「おぎゃー献金」です。上の子を産んだとき、夫と相談して子どもの出生時体重と同じ金額を献金させてもらいました。2人目のときも、3人目のときも。無事に出産できた幸せの大きさに感謝すると共に、私たちとなんら変わらない境遇にありながら、試練を同時に与えられた家族のために。あと、長女・次女が入院・手術した折に、小児科病棟の付添いのつらさも知りましたので、マクドナルドがやっている「ドナルド・マクドナルド・ハウス」にも、わずかずつながら寄付させていただいています。一緒に入院していたお友だちとそのご家族のことを思いながら。
団体のビジョンと活動実績を評価(華鏡・兵庫・パートナー有・37歳)
実は、毎月収入の1割を寄付にまわそうと心に決めているのですが、いざどこに寄付をしようかと考えると、あまりにも不透明な団体が多いのに愕然とします。しかし、今は難病の子どもの夢をかなえるという団体に寄付をしています。少なくとも、団体のビジョンと活動実績がはっきりしていないようなところには寄付をしたくないです。
「寄付したい」と思われる団体とは(richi-nf・愛知・パートナー無・36歳)
私は、NPO活動をしています。皆さん、地域のために本当に頑張っていますが、資金がなく、運営が本当に大変です。どんなふうに資金を確保するか、大きな問題です。私の団体も、「寄付したい」と思われるようになるために、どうすることが良いのかを考えます。「寄付したい」と思っていただくには、寄付してくださった方にどんなメリットを提供できるのかが一番大きいのかもしれません。
信頼できるところに(SA-YA・群馬・パートナー有・32歳)
赤い羽根募金や障害児子育て援助の団体など、他の民間企業(病院など)が協力しているところは、寄付したお金を無駄にしないと思えるので、寄付します。けれど、偽善者を装ってお金を集める人もいるので、個人宅を訪問して寄付をお願いする団体(時には物を買わせるところ)やお金の金額を指定して募金を呼びかける団体の寄付には応じたことはありません。

本当に困っている人の手に渡らない(yukalalala・アメリカ・パートナー有・34歳)
先週、出張先のタイから帰ってきたオーストラリア人の友人に聞いたのですが、「ツナミ」募金で世界中から集まったお金も政治家などにまわっていて、現地で本当に困っている人たちには一銭もまわっていないそうです。別の、アメリカで古着屋を経営している友人はいつも買い付けにタイへ行くので、「なぜタイなのか?」と聞いてみたところ、カンボジアに集まる世界各国からの寄付された洋服が現地の人へ渡る前にタイへ売られて、それがさらに古着の買い付けに来た人たちへ売られているそうです。そんな友人達からの話を聞くと、怒りがこみ上げて来ると同時に、いったい誰を信用していいのかわからなくなり悲しくなります。ボランティアにも寄付にもとても興味はありますが、活動や運営の内側がクリヤーに見えていない団体には不信感がわき、寄付はできません。
遠い国のことで自己満足しないように(ユイマール・北海道・パートナー有・33歳)
特定の団体というよりも、大災害などが発生した際に、信頼できる組織へできる限りの範囲で寄付をしています。ただ、遠い国の寄付やボランティアで自己満足して、もっと地味で身近な地域の問題に目を向ける事を忘れないように気をつけたいです。家庭や近所の青少年など、お金を出すだけでは解決できないことにきちんと取り組んだうえでこそ、遠くの地域への手助けが意味をなす、と思ってます。とはいっても、デパートや街角で制服の中学生、高校生などが絶叫口調で募金を募るシーンを良くみますが、あれは大嫌いです。道をふさぐ勢いなので脅迫的ですし、彼ら自身が自分たちでアルバイトしたお金を寄付するほうがずっと意味があるのでは?? と思ってしまいます。