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サーベイ

2005/6/27(月) - 2005/7/1(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ寄付をしたい団体がありますか?

投票結果 現在の投票結果 y54 n46 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高橋陽子
高橋陽子 日本フィランソロピー協会

みなさん、寄付先はご自分の身近な体験や縁から決めておられるようで、これが顔の見える関係でもあり一番自然だと思います。そして、組織の信頼性を見るには、やはり情報開示がきちんとなされているかどうかがポイン……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

まだ着られる衣料を海外へ(のんちゃんママ・京都・パートナー有・38歳)

数年前、女性の制服が廃止になった時、その制服を集めてある団体を通して海外に寄付してもらいました。それは「日本救援衣料センター」というNPO法人です。事務所への送料と、衣服を海外に送付する手数料を自己負担すれば、海外各国に衣料を送付してくれます。「まだ着られるので、そのまま捨てるにはもったいない」服が出現したら、きれいに洗ってアイロン掛けし、ある程度枚数が溜まったら送るようにしています。なるべくいらない服は買わないようにしていますが、どうしても年に数枚はお蔵入りする服が出てきますので。

無事に出産できたことに感謝しつつ(ありる)

出産経験のある方はご存知かと思いますが「おぎゃー献金」です。上の子を産んだとき、夫と相談して子どもの出生時体重と同じ金額を献金させてもらいました。2人目のときも、3人目のときも。無事に出産できた幸せの大きさに感謝すると共に、私たちとなんら変わらない境遇にありながら、試練を同時に与えられた家族のために。あと、長女・次女が入院・手術した折に、小児科病棟の付添いのつらさも知りましたので、マクドナルドがやっている「ドナルド・マクドナルド・ハウス」にも、わずかずつながら寄付させていただいています。一緒に入院していたお友だちとそのご家族のことを思いながら。

団体のビジョンと活動実績を評価(華鏡・兵庫・パートナー有・37歳)

実は、毎月収入の1割を寄付にまわそうと心に決めているのですが、いざどこに寄付をしようかと考えると、あまりにも不透明な団体が多いのに愕然とします。しかし、今は難病の子どもの夢をかなえるという団体に寄付をしています。少なくとも、団体のビジョンと活動実績がはっきりしていないようなところには寄付をしたくないです。

「寄付したい」と思われる団体とは(richi-nf・愛知・パートナー無・36歳)

私は、NPO活動をしています。皆さん、地域のために本当に頑張っていますが、資金がなく、運営が本当に大変です。どんなふうに資金を確保するか、大きな問題です。私の団体も、「寄付したい」と思われるようになるために、どうすることが良いのかを考えます。「寄付したい」と思っていただくには、寄付してくださった方にどんなメリットを提供できるのかが一番大きいのかもしれません。

信頼できるところに(SA-YA・群馬・パートナー有・32歳)

赤い羽根募金や障害児子育て援助の団体など、他の民間企業(病院など)が協力しているところは、寄付したお金を無駄にしないと思えるので、寄付します。けれど、偽善者を装ってお金を集める人もいるので、個人宅を訪問して寄付をお願いする団体(時には物を買わせるところ)やお金の金額を指定して募金を呼びかける団体の寄付には応じたことはありません。

NO

本当に困っている人の手に渡らない(yukalalala・アメリカ・パートナー有・34歳)

先週、出張先のタイから帰ってきたオーストラリア人の友人に聞いたのですが、「ツナミ」募金で世界中から集まったお金も政治家などにまわっていて、現地で本当に困っている人たちには一銭もまわっていないそうです。別の、アメリカで古着屋を経営している友人はいつも買い付けにタイへ行くので、「なぜタイなのか?」と聞いてみたところ、カンボジアに集まる世界各国からの寄付された洋服が現地の人へ渡る前にタイへ売られて、それがさらに古着の買い付けに来た人たちへ売られているそうです。そんな友人達からの話を聞くと、怒りがこみ上げて来ると同時に、いったい誰を信用していいのかわからなくなり悲しくなります。ボランティアにも寄付にもとても興味はありますが、活動や運営の内側がクリヤーに見えていない団体には不信感がわき、寄付はできません。

遠い国のことで自己満足しないように(ユイマール・北海道・パートナー有・33歳)

特定の団体というよりも、大災害などが発生した際に、信頼できる組織へできる限りの範囲で寄付をしています。ただ、遠い国の寄付やボランティアで自己満足して、もっと地味で身近な地域の問題に目を向ける事を忘れないように気をつけたいです。家庭や近所の青少年など、お金を出すだけでは解決できないことにきちんと取り組んだうえでこそ、遠くの地域への手助けが意味をなす、と思ってます。とはいっても、デパートや街角で制服の中学生、高校生などが絶叫口調で募金を募るシーンを良くみますが、あれは大嫌いです。道をふさぐ勢いなので脅迫的ですし、彼ら自身が自分たちでアルバイトしたお金を寄付するほうがずっと意味があるのでは?? と思ってしまいます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

寄付は直接民主主義のベストプラクティス

みなさん、寄付先はご自分の身近な体験や縁から決めておられるようで、これが顔の見える関係でもあり一番自然だと思います。そして、組織の信頼性を見るには、やはり情報開示がきちんとなされているかどうかがポイントです。

1.理事会などが存在し、役員が明記されていること。

2.年次報告書から、組織の使命や目的、活動状況、管理体制を確認できること。

3.会計監査済みの収支報告書がきちんと作成されていること。

4.全収入の50%以上を事業費へ支出していること。

5.寄付金が募集要項にある事業実施に使われ、その報告が

 きちんとなされていること。

6.小さな団体はまだまだ属人的な側面があるので、代表者の人となりを把握できること。

など、最近はHPに開示されている場合が多いので、それで確認すること、またパンフレット、機関誌などを取り寄せることをお勧めします。

個人寄付の税控除が拡大され寄付文化が根付くことが待たれますが、受ける側の団体もますます説明責任情報開示が求められます。また、非営利団体の財源は寄付や会費、助成金・協賛金、自主事業による収益など三種類の財源のバランスがいいことがよしとされています。前者2つは相手次第、ということがありますので、ある程度収益事業も必要ですが、市場はまだまだ小さいものが多く、また黒字になっているとそれには課税されますので、いずれの団体も、資金確保は頭の痛い問題です。税制改革後は、団体の所得は原則課税になりそうですから、税のかからない寄付による資金確保がますます重要になってきます。

一人ひとりが自分の目と耳で確かめ、自分で判断して信頼できる団体を応援し、育てたいものですね。寄付はまさに直接民主主義のベストプラクティスなのです。

高橋陽子

高橋陽子

日本フィランソロピー協会

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