ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第48回 古荘純一さん
小児科医、小児精神神経科医、小児神経科医の古荘純一さん。医者として確立された分野での研究ではなく、患者と向き合い、自ら探求することを選択、子どもたちの精神面の問題に取り組んでいらっしゃいます。病気だけを見る医者も多くいるなか、人と向き合うことを大切にされていることがわかります。だからこそ見える、いま子ども、親、学校、そして日本が抱えている不安や問題をお話ししていただきました。
古荘純一(フルショウジュンイチ) 青山学院大学文学部教育学科助教授84年、昭和大学医学部、88年同大学医学部大学院卒業。90年医学博士取得。97年昭和大学医学部小児科講師を経て、2002年より現職。小児科医、小児精神神経科医、小児神経科医として、発達障害、トラウマケア、虐待、抑うつ、てんかん、少年犯罪などの臨床と研究を続けている。現在は大学生のみならず、教職・保育職など子どもに関わる職種の人に、子どもの精神面の問題について広く講演、啓蒙活動を行っている。就学相談・教育相談の指導と、厚生労働省の学校における心の問題に関する相談モデルの構築に関する研究も行い、子どもの支援のみならず、家族や学校との協働連携にとり組んでいる。 「教職・保育現場で役に立つ 小児精神神経学」 (日本小児医事出版社) 「ともしび号外 おちつきのない子とてんかん」 (社団法人日本てんかん協会東京都支部)
※プロフィールは対談公開時(2005年03月)のものです。