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2003/7/14(月) - 2003/7/18(金)
4日め

テーマ子どもの予期せぬ行動が心配?

今日のポイント

親の責任、と十把一絡げに片付けてしまうのは危険な兆候

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凡例
キャスター
古荘純一
古荘純一 青山学院大学助教授

今回は親の責任についての意見を多くいただきました。子どもとどのように接するかについては、マニュアルはなく、その子その子で対応は違いますし、その時その時に判断するしかないと思います。

某大臣の失言に代……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

共働きが偏見で見られる(はるたいママ)

2児の母です。上の女の子の時にはなかった悩みが、下の男の子にはあります。甘えん坊で笑顔もかわいいのですが、カッとなると言葉が出ない分、手が出てしまって。いくら怒っても、同じことの繰り返しです。保育園でも少し問題児扱いされているようで。でも、担任の一人の先生が、理解ある方で、根気強く言って聞かせて、と頑張ってくれているので、わたしも普段から、家で忍耐強くしつけるよう頑張っています。「わかった!?」と強く叱っても、心に届かないようなので、今はこういう方法を取っています。

それにしても、こういう悩みを相談すると、「それって保育園に行っていて、親と接する時間が短いからじゃない」と言われることも多く、まだまだ何か悪いことがあると共働きのせいにされてしまうのかな、と悲しくなることもあります。それだったら、保育園児がみな暴力的、ということになりますよね。もちろん、寂しい思いをすることもあるのでしょうが、それがすべての原因にならないよう、日々の接し方で努力しているつもりですが、これだけ共働きが増えても、何かあるとこういう偏見で見られるのだな、と思います。

一生懸命子どもにかかわっているつもりだが(ニャニャ・熊本・既婚・42歳)

2年前に結婚して突如、2児の母になりました。中2と中1、まさに今話題の年齢です。長崎の事件では胸が痛くなりました。被害者の家族はなおのこと、加害者の家族も生きた心地がしないことでしょう。親の責任、育て方がうんぬんと言われると、いたたまれない心地です。

親としては一生懸命子どもにかかわっているつもりなのに、伝わらなかったり、伝えられなかったり。自分の子どもの時を振り返りながら同じに思えたり、想像もできなかったり。うっしーさんのおっしゃるとおり、昔からいろんな事件や事故が起きて、情報の速さに加えてやじ馬的なニュースの掘り下げ方。いっそう深刻かつ自分は違うという変な安心感により、当事者に責任を押し付けているような気がします。なかなか意志が通じない子どもたちに見てるよ!という行動を表現するように気を付けているつもりですが……。つくづく親とはなんと偉大なものかと思うこのごろです。

NO

「親の目・接し方」が大切(mamick)

子どもが小さいうちは、被害から守るために。少し大きくなってからは加害者になってしまわないために。いずれにしろ小さいころからの「親の目・接し方」が大切だと思います。いい面だけの子なんていません。時折、顔を覗かせる「悪い面」を早めに察知して良い方向に促す役割が親にはあります。たとえば、小さな虫などを捕まえてきて、翌日に死んでしまっていたときや、わざと死なせてしまったときにどう接するか? 一緒におもしろがったりしては絶対にいけないと思いますし、叱ってもいけない。一緒に考えて、一緒に泣いて、命の大切さとは時に体を張って教えるものなのです。その子の「サイン」を見逃さないために、親は対応する知識を持つべきだと思います。それは児童心理学などの学問で得るものや、自分の親や近所の年配の方のアドバイスなどでもいい。子育てではかじ取りを絶対に誤ってはいけないシーンがあるにもかかわらず、あまりにもかじ取りをしようとしない親が多いのかもしれません。「放置する」と「見守る」は似て非なるものです。自分自身も毎日のかじ取り、必死です。だけど必死(=真剣)な態度というものは、ちゃんと相手である子どもにも届いていると信じています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

時には年配者のアドバイスも受けて子育てを

今回は親の責任についての意見を多くいただきました。子どもとどのように接するかについては、マニュアルはなく、その子その子で対応は違いますし、その時その時に判断するしかないと思います。

某大臣の失言に代表されるように、今回の事件でも、親の責任を追求する声は少なくありません。ある週刊誌は、父親のタイプと母親の育児姿勢を見て、6年前の神戸の事件と共通点があると報じています。しかし、温厚で無関心に見える父親と、子どもをでき愛するが過干渉な母親は非常に多いと思います。投稿の意見にもありましたが、「親と接する時間が短いから」とうだけの理由であれば、保育園児がみな暴力的になりますし、共働きが悪いという極論につながってしまいます。子育ては育児書の通りにいかないからみんな悩んでいるのです。

少年が引き起こす事件が、そのまま親の責任というのはあまり無謀です。育児にマニュアルがないのと同様、どの事件も詳しく背景を確認すると、一つ一つに相違点がありますし、いくつもの要因が複雑に絡んでいるのが普通です。ただし、投稿にもありましたが、「子育てではかじ取りを絶対に誤ってはいけないシーンがあるにもかかわらず、あまりにもかじ取りをしようとしない親が多いのかもしれません」というのは正論です。子育てについても、時には親を含めた年配の方のアドバイスも受けてみるのもよいでしょう。

また、先日も述べましたが、いくら根気よく育児を行ってもうまくいかないことがあるのも事実です。その時は、できれば医療の専門家に相談されたほうがいいと思います。一方で適切なアドバイスができる専門家が少ないもわが国の実情です。

総論として、医学教育の問題とだけ申し上げておきましょう。繰り返しになりますが、親の責任ということで、十把一絡げに片付けられてしまうことは危険な徴候だと思います。

古荘純一

古荘純一

青山学院大学助教授

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