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昨年「ニート」という言葉が急速に広まりました。「ニート」というのは、就職も就業もしていない若者たちのこと。もちろん、不況で就職口がないのが一番大きな原因なのですが、「人間関係」を築くのが苦手な若者が増えていることも指摘されています。それが極端になると「ひきこもり」になってしまうわけですね。
若者に限らず、不登校になる子どもたち、育児に悩んで子どもを虐待してしまう主婦、ひとりで悩みを抱えたまま自殺してしまう中高年の男性、死後何日もたって発見される老人……など、世間のニュースを見ていると、日本には孤独な人がとても多いように感じます。実際はどうなのでしょう。
2001年3月、サーベイで同じテーマを取り上げたことがあるそうです(リクルートエイブリックの毛利芳江さんが問いかける「人付き合い、得意ですか?」) 。そのときの結果は、YESが26%だったとか。つまり、4人に3人は人付き合いが苦手だと感じていたようです。
今月発売のロゼッタストーン本誌でも、「人間関係」をテーマにさまざまな人たちのお話をうかがいました。その結果をふまえ、今回はみなさんと一緒に「人間関係」について、考えてみたいと思います。
あなたは人付き合いが得意ですか?