長い期間持つならETFがいいのではないかという考え方もあります。ただ、ETFは最低投資額が投資信託より大きいですし、日経平均に連動して必要投資金額が変わるので、ドルコスト平均法(毎月定額買って積み立てると、安いときに多く、高くなると少し買うようになる投資法)は使えません。
そこで、それぞれのメリットを上手に活用する一例をご紹介します。まず、毎月、日経225ノーロードオープンを1万円などの少額で積み立てます。それが一定の金額(12万など)に達したら、解約してETFを買います。長い期間保有しようと考えているなら、そのくらいの金額ですぐにETFを買い、また次の月から1万円ずつ積み立てて12万になったらETFを買うというふうに繰り返していくうちに、資産がじわじわ増えていきます。
あまり長期間保有しないつもりなら、10万円単位ではなく、30万くらい貯まってからETFを買ってもいいでしょう。何年持つかによっても違うし、証券会社によって売買手数料が違うので、コストを計算して自分に合った投資法を見つけてください。