REITを買うなら、投資対象や立地条件などを、目論見書や銘柄概要であらかじめ調べることが大切です。あまり情報がないので、簡単ではありませんが……。
投資対象で大きく分けると、オフィスビル、ショッピングセンターやモールなどの商業ビル、マンション、複合型となります。純粋にマンションだけを組み入れたREITは、まだありません。マンションを含む複合型は三つぐらいありますが。
個人的には、全部住宅というREITが欲しいと思っています。なぜかというと、わたしのように賃貸住宅に住んで家を所有していない場合、不動産が値上がりしてもリスクヘッジが効きますよね。住宅全体の値段が下がったらREITも下がるけれど、自分の家賃も下がります。
REITの手数料は株と一緒です。また、株の銘柄を買うのと同じように、成行とか指値での注文が可能です。入ってきた賃料の中から投資法人の手数料(管理料など)を差し引いて、配当原資にしています。賃料から手数料を差し引いたらマイナス、という場合は、配当ゼロもあるかもしれませんが、今のところそういう心配はないようです。
株や投信だけでなく、こういった不動産も、運用対象として自分の資産にある程度組み入れておくことをおすすめします。自分の持っている資産の数%から10%程度は、みなさんも持たれてはどうでしょうか。
では、次回までに、今日学んだことをベースとして、ETF、REITの投資を検討してみてください。