一般に「不動産投資」というと、ワンルームマンションとか、自分の家を買うというのが思い浮かびますよね。一方、REIT(不動産投資信託証券)は、流動性の高い不動産の証券化商品で、20万〜70万円前後で投資できます。
REITは、上場しているのでいつでも売買できますし、投資した人が一番狙っているのはそのインカムゲイン、金利収入です。もともとアメリカで盛り上がっていて、日本でも2年前くらいから少しずつ出てきたREITですが、まだ知らない人も多く、実際に買っている人は少ない。みんなが買い始めると割高になりますので、今のうちに買っておけば、1年後ぐらいにはいい感じに値が上がっているかもしれません。とは言っても、確定利回りとか元本保証の商品ではないので、値下がりリスクもあります。
東証に上場しているREITの一覧を見てみましょう。(表3)
銘柄コードの若いものが、上場した時期が早かったものです。予想利回りというは、今の元本と将来の分配金がどれくらいになるかということから算出したもので、大体4%くらい。もし価格が年間4%下がっても、損はしないという計算になります(手数料を考慮しないとして)。