ホーム > クルマ@ > 変革の旗手たち> 中島敬氏


実際にお見せするとおもしろいと思うんで、見てください。
この「富士山ビデオ」っていうのは、デザインの考え方をビジュアライズしたものなんですよ。富士山の持つ形や意味、記号性みたいなものを、このデザインコンセプトにダブらせたんです。
今回のプロジェクトがスタートして最初にデザインのキックオフという場面があったんです。そこでコンセプトを発表するわけですね。
ちょうど日産の中もどんどん変わっている時期で、今までのプリゼンテーション形式だとかあまり意識しなくてもいいというか、新しい提案方法も受け入れてもらえる、そんな状態だったんです。
僕はいきなりそこで「富士山ビデオ」っていうのをやっちゃたんですよ。
インテリア中心のクルマの改革をしたい、っていう提案。それを見せて「こういうことをやりたい」って。それも、ちょっと恥ずかしいですけど「凛」と「間」という漢字を画面にドカンとそのまま出したんです。
今までクルマのキーワードは、スポーティーとかモダンとかラグジュアリーとかっていうのだったんですけど、それに対して、あえて漢字でね。
|
 |
プロダクトチーフデザイナー 中島 敬氏
変革の旗手たち へ
 |