ホーム > クルマ@ > 変革の旗手たち> 中島敬氏


このプロジェクトがきっかけで中国に行くことが何度かあったんですが、クルマがどんどん身近になっている中国の人たちがこれから乗りたくなるクルマって、どんなものなんだろう、などと考えたりするようになったんですよ。
乗ってくださる人がどういう価値を得るのか、その人たちのライフスタイルを表現するためには何が必要なのか。そういうことを、僕は考え始めるようになったんです。
そのクルマを提供することによってその人のライフスタイルをどのように表現してあげられるのか。立ち寄る場所もね、それなりの品格のあるところで、二人の時間を楽しむことができるような。そんな人たちに選んでもらいたい、という気持ちがあります。
また、僕なんかよりもちょっと若い世代とかで、今まで国産のセダンなんかとてもセンスがいいと思っていない、なんていう人たちがいるわけですよ。そういう人たちが選んでくれたら本当は嬉しいなって。そういう人たちに選ばれるようになったら、日産ブランドも本物だと思いますね。
|
 |
プロダクトチーフデザイナー 中島 敬氏
変革の旗手たち へ
 |