さらに、手数料をもっと下げたいという場合、為替の保証金取引というのがあるのを知っていますか? 為替の保証金取引は、オンライン証券の多くが扱っており、マネックスでは「マネックスFX」と呼んでいます。
マネックスFXは、インターネット上で専用の口座が簡単に開けます。ログインすると、リアルタイムの取引レートがチェックできます。たとえば、マネックスFXで1万ドルを買うとします。1ドル110円で1万ドルを買うには、110万円が必要ですよね。ところが、これは保証金取引なので、「10万円を保証金に入れて1万ドル買う」ことができます。その場合も1万ドル買ったのと同じリスクが取れるんです。ちょっと難しいですね。
1ドル110円で買って、次の瞬間に111円、つまり1円ドル高になったとすると、1万ドルのリスクを取ってるわけですから、1万円もうかりますよね。最初に10万円だけ入れたとすると、10万円で1万ドルと同じリスクを取って、1円ドル高になったら11万円になるわけです。つまり、10万円の投資で110万円の投資と同じだけリスクを取る。11倍のリスクがある反面、上手くいけば11倍もうかるという仕組みです。
次に為替の保証金取引の特長を見ていきましょう。