ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第61回 アン・オレアリーさん
授業中、教室を歩き回る子ども、人の話をじっと聞いていることができない子ども……、現在日本の教育現場では、子どもたちのさまざまな問題が表面化してきています。これまで日本では、すべての子どもに平等に教育することが重要視されてきました。しかし、子どもはそれぞれ違う問題を抱え、独自の能力を持っています。そのような子どもたちの問題を解決し、潜在能力を高めるために、教育現場に必要なことは一体どのようなことなのでしょうか。そのヒントを探るべく、アメリカの公立学校で働く学校心理学者に、アメリカの教育現場についてお話をお聞きしました。
アン・オレアリー(アンオレアリー) 学校心理学者ニューヨーク州立大学卒業。心理学学士、教育心理学の修士を取得。その後、学校心理学でCAS(Certificated Advanced Study)を取得。ニューヨークの公立学校にて、14年間幼稚園児から高校生を学校心理学者として担当。現在はニューヨークのフェアポートセントラル学区にて勤務し、幼稚園から小学校2年生までを担当している。教育プログラムの計画サポートや生徒のカウンセリング、学校スタッフや生徒の両親の相談に乗るなどしている。
※プロフィールは対談公開時(2005年10月)のものです。