自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > news &policies > 規制改革メルマガ

news&policies

規制改革メルマガ

これまでのまとめ--投稿を紹介しながら

2001年8月15日(水)配信

4回に分けて、保育園を中心に話をしてきました。
はじめにお話したように、小泉首相に任命され「総合規制改革会議」の委員となり、今の世の中をよくするために、どんな規制をなくしたらよいか、作ったらよいか、具体的に考える機会に恵まれました。

保育園のこと、たちの成長のことは、eWomanメンバーの関心の高いテーマですから、ぜひ、わたしの体験を活用し、みんなで具体的な提案をしよう、というのが、このメルマガとみなさんの意見の交換の目的です。

今回は、いままでいただいた、みなさんからの実に充実したご意見のご紹介しながらちょっと「復習」したいと思います。サイトに掲載できなかった投稿も、いくつかご紹介します。

そして、みなさんに、ほかのメンバーの投稿に対する意見、を送っていただきたいのです。
第1回の分は、すべて、石原のぶてる大臣に直接お渡ししました。9月に会議が再開したら、2回目以降の投稿もすべて、また大臣にお渡しします。

ここでの意見交換が、実際の改革に役立ちますように。みなさんのご意見お待ちしております。

ewoman:規制改革メルマガ編集長
佐々木かをり

今回のテーマと背景

これまでのまとめ−−投稿紹介をしながら

4号までにいただいた投稿を材料に、これまでのディスカッションをふりかえってみます。

Vol.1のご意見テーマ

「保育園の設置について、地方自治体が国の基準より高い、独自基準を設けるのはよいですか?」

ひとこと:この問いについては、ほとんどの方が「賛成」としていました。

YES

子どもを預ける際には基準の厳しいところで質を求めてきた。納得した上で預けたから仕事が続けられた。子どもの待機はゼロにしなければならないけど、高い基準はそのままでもいい。(crazydog)

現時点の公立園の保育水準は、下げないでほしい。国の基準が低いとは思いませんが、それより多少手厚いはずの我が自治体でも、現場のスタッフ(保育士etc)はいっぱいいっぱいで、非常に大変そうです。現場レベルで見れば、決して贅沢とは思えません。(oakiko)

以前、スチュワーデスをしていたので確信しているのだが、サービスの質とは先生の質以前に、設備と、サービス者一人あたりのサービス受益者の数である。(exvoto)

NO

現在、区の保育園に2歳のを預けています。20人のに対し、正規の保育士は3人で、あとはパートなどの方が補助しています。人数的には、十分です。(えむ・えむ)

Vol.2のご意見テーマ

「保育や学童は、今後も福祉としてとらえ、進めるべきでしょうか?」

ひとこと:反響の多いテーマでしたので、3号でも議論を続けました。

YES

未来を担う子どもたちが、親の収入や大人の都合に左右されずに、どの子どもも健全にすこやかに育っていく環境を整備することは、明らかに立派な「福祉」の概念です。(keroyon)

仕事をしたいから、子どもを見ることができない。だから、見てもらう。足りないものを補ってもらっているわけだから、福祉じゃないの?(柚花)

NO

「家庭で足りない部分を補う」という発想では、保育の在り方を誤ってしまうと思います。(stomo)

多くの働くお母さんたちが保育園の拡充を求めているのは、そこで社会に対する「教育」もしてほしいからだと思います。(omame)

保育園にもいろんな保育園があっていいんだし、そのためには、「保育=福祉」という考え方から脱しなければ、ありえないわけなんですよね。幼稚園に延長保育が導入されるように、保育園にも教育を盛り込むことはおかしくないと思う。(オラシオン)

Others

本当に生活のために働かざるをえない人のために、(福祉という面において)収入に応じて、保育料の補助が個人に出てもいいと思います。(パフィー)

Vol.3のご意見テーマ

「保育や学童を、今後も厚生労働省だけに任せることを支持しますか? 」

ひとこと:反響の多いテーマでしたので、3号でも議論を続けました。

YES

保育園の仕事は、コストうんぬんでできるものではありません。いまや、保育園は、家庭を丸ごと抱えています。それを福祉といいませんか?(園長)

NO

2002年、文部科学省の教育方針も改正され完全週休2日制となり、小学校で学ぶ時間も減ってきます。学校だけでは教育を任せておけない時代になってきていると思います。そうなると学童も厚生労働省だけではなく、文部科学省も関与していく必要があると思います。(づみ)

保育園や学童は、子育て支援の場としても、重要な位置にあると思います。かわいそうな子どもを救う福祉の場としてではなく、日本の将来を担う子どもをみんなで育てる場として位置付けるべきだと思います。(Yukos)

Vol.4のご意見テーマ

「保育所の公設民営化、不安はありますか?」

ひとこと:効率化の行きすぎを危惧する声が目立ちました。

YES

民営化を悪いとは思いませんが、景気や市場原理の影響をモロに受けながらの保育サービスは、最も大切な「人間を育てる」理念を見失いがちになると感じます。(しろうさぎ)

公設公営が民営になったとたん、経費が半分になるというのは、あまりにも極端だと思います。目先の経費節減だけではなく、「保育」という事業の持つ社会的な意味、長期スパンで見た影響まで考えない、安易な規制緩和には反対です。(KURO)

公設民営の場合、運用後の施設管理の所在が「公」のままだと、老朽化や制度の変動に対するリニューアルに柔軟に対応できないという危惧があります。 (tomy13)

今回のご意見テーマ

「投稿に対するご意見」

参考サイト

総合規制改革会議
2001年7月24日に提出された中間とりまとめを読むことができます。

最後に

事実と違う! とか、実態を知らないのでは! もっと根が深い!といった意見も、是非お寄せください。
ただ、ご意見をいただく際にお願いしたいのは、「子どもたち」にとって一番よい環境を作るために、いままでの既成概念を捨てて、新しく考えること、そして違う意見にも耳を傾けて、前向きに、建設的に話し合うことです。

このメルマガは毎週水曜日に発行し、同じ週の金曜日に、みなさんからのご意見をewomanサイトで掲載します。それを読んで、また続けてご意見いただければと思います。

サイトへの掲載をするか否か、編集権、2次使用権はewomanに帰属することをお許しください。個人名を書いていただきますが、サイト掲載または2次使用の際は、個人名ではなくewomanニックネームを掲載させていただくことでみなさんのプライバシーを守りたいと思います。いただいたご意見は、サイトに掲載されない分も含めて、すべて佐々木が内閣府に届け、届けたことをサイトにてご報告いたします。批判ではなく、改革。

建設的に、意見を積み上げられたら、と思います。

現在ご覧の「規制改革メルマガ」は、2001年7月18日〜10月24日にメール配信したものです。


e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english