今回は、以前ご紹介させていただいた西京銀行専用ファンド「AIG-SAIKYO日本株式CSRファンド」(愛称 「すいれん」)の組入銘柄であるトヨタ自動車に注目してみましょう。同社は5月31日現在、同ファンドの組入銘柄の第1位になっています。 もともと自動車は、社会発展の一翼を担った一方で、一定の環境負荷を発生させたわけですが、同社は「トヨタ地球環境憲章」と題し以前からグループをあげて環境問題に取り組んできました。ハイブリット車「プリウス」をはじめさまざまな車種で世界トップレベルの環境性能を目指していることは有名です。 社会的責任という観点からみてみると、同社は各方面で交通安全の啓発運動をしています。「トヨタ交通安全キャンペーン」と題して幼児向け交通安全教材の贈呈や、キャンペーンテーマチラシの配布などの活動を行っているようです。 その他にも「リサイクル委員会」を発足し、開発から廃棄に至るライフサイクル全体を考えて積極的に取り組んでいます。リサイクルしやすい材料や、車の部品の取り外しがしやすい設計を開発したり、生産過程においては、各種リサイクル技術の開発・導入を図っています。 文章にあらわすと簡単なように感じますが、実際取り組むためには生産ラインを替えるための設備投資が必要ですし、それにかかる人件費などを考えると、企業側は大きな負担になるはずです。たとえCSR(Corporate Social Responsibility)の必要性を感じて取り組みたいと願っても、企業の財務的な体力が伴わないと不可能なのです。 そのような中でCSRに取り組んでいる同社は、まさに勝ち組であるといえるでしょう。
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